YU-M エンターテインメント
YU-Mエンターテインメント株式会社(ヤムエンターテインメント[1]、英: YU-M Entertainment)は、日本の芸能プロダクション。代表は山田昌治。2016年設立。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒102-0076 東京都千代田区五番町5-1 第8田中ビル5F |
本店所在地 |
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目20番2号M&YPLAZA |
設立 | 2016年6月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 5010401124210 |
事業内容 | 音楽制作・タレントプロデュース等 |
代表者 | 代表取締役 山田昌治 |
外部リンク | https://yum-e.jp/ |
沿革
編集2016年(平成28年)6月、アップフロントグループでアップアップガールズ(仮)(アプガ)、吉川友のマネージメントを担当していた山田昌治が独立[2]。
2017年(平成29年)2月、アプガの妹グループとしてアップアップガールズ(2)結成[3]。また、同年5月にはDDTプロレスリングとタッグを組んで「アップアップガールズ(プロレス)」を結成することを発表[4]、8月27日の@JAM EXPO 2017で初ステージ[5]、2018年1月4日には東京女子プロレスの後楽園ホール大会でデビュー戦を行った[6]。
2019年(令和元年)8月1日、元アンジュルムの和田彩花が芸能活動を再開するにあたり当社に所属[7]。ちなみに、山田はスマイレージとしてメジャーデビューした当時のマネージャーである[8]。
2019年(令和元年)9月、山田がmichitomo、劔樹人と共にYouTubeチャンネル「Around 40 Japanese Guyz」を立ち上げ。配信のゲストにサクライケンタを迎えたことをきっかけとして、同年12月、アップアップガールズ(2)とサクライが代表を務めるekoms所属のクマリデパートによる期間限定コラボユニット「クマニキ」を結成[9]。
2020年(令和2年)3月13日から14日にかけて、ニコニコ生放送で「25時間半テレビ 〜アイドルと未来へ向かう場所〜 #愛で山田を救ってくれ」を配信[10][11]。女性タレントが多く所属し、長時間のライブやプロレスなど激しい運動を伴う事務所柄、女性が自分らしく活躍できる社会を目指すプロジェクト「#NoBagForMe」に和田彩花が参加したことをきっかけに所属タレントのヘルスケアに力を入れる。その一環として、所属アイドルやマネージャー全員がユニ・チャーム株式会社の生理用品ブランド「ソフィ」による企業向け研修プログラムに参加し、全社を挙げて生理への理解を深める[12]。
所属タレント・ユニット
編集辻希美はアップフロントクリエイトと提携している[13]。以前は多くのタレントがアップフロントグループと提携していたが、2023年1月からは辻のみ提携に変更されている[14]。
- ※ 事務所ホームページの表記順(2024年8月現在)
過去の所属タレント・ユニット
編集代表取締役・山田昌治
編集マナセプロダクション代表取締役・曲直瀬道枝の長男[15]。渡辺プロダクションの渡邊美佐は伯母にあたる。
山田昌治 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2019年9月26日 - |
登録者数 | 1,440人 |
総再生回数 | 146,459 回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年4月20日時点。 |
- 略歴
芸能に関する仕事をしたいと思ったが、親の会社に入ったら逃げ出せなくなると思い、縁もゆかりもないアップフロントに入社。モーニング娘。、後藤真希、松浦亜弥などを担当した。その後、テレビ局の営業部署に異動し、里田まいや矢口真里を担当し、マネジメントの部署に戻ってスマイレージを担当[16][17]。
2011年(平成23年)2月、ハロプロエッグ(現在のハロプロ研修生)を解雇されたメンバーを集めて「アップアップガールズ(仮)」を立ち上げる。結成当初は、ほぼ誰にも注目されずにいたが、富士山登頂ライブ、ホノルル駅伝ライブ、自衛隊体験入隊ライブ、2時間踊りっぱなしのノンストップライブなど、山田独自の独創的な戦略が彼女たちを再生させ、ブレイクさせた。さらにセールス・興行・サプライズ告知にレーベルの嶺脇育夫社長、ダンスに竹中夏海、音楽にmichitomoやPandaboY、ヴォイトレに杉浦良美と、複数人のトロイカ体制が敷かれ、マネージャー役の山田昌治が精神的支柱となった。時には心を鬼とする姿から「鬼軍曹」と呼ばれることもある[18][19]。
母親が高齢になってきてこともあり、仕事を手伝うことも視野に入ってきたのでサラリーマンを続けるのではなく、独立することを決めた。その理由を含めてオーナーの山崎直樹に相談したところアップアップガールズ(仮)や吉川友を連れて自分で会社を始めたら良いって言ってくれ、会社を設立した。山田は今でもアップフロントには頭が上がらず、友好関係を保っている[17]。
2016年(平成28年)8月、ネットのAbemaTVにアプガの番組『アイドルアップデート』が放映。『アイドルが武道館借りてみた、けど...』という特番で「YU-Mエンターテインメント」が出来た過程を紹介。山田を社長に3人で会社を立ち上げ、独立。アプガや吉川友がアップフロントクリエイトからYU-Mに移籍したという。会社と山田のヒストリーを知ってもらう。その後、武道館ライブのためにクラウドファンディングを仕掛け、多くの人から支持を受け、目標資金は達成した[20][21]。
TOKYO IDOL FESTIVALや@JAMやアイドル横丁やSEKIGAHARA IDOL WARS 〜関ケ原唄姫合戦〜など毎年参加し、アイドル合同フェスの中心的なポジションとなっている。特に夏場は大きなフェスに積極的な参加をしており、山田の元で育つユニットはフィジカルが強い傾向にある。休みなく日に2~3会場もざら。このフットワークの軽さはハロプロや他の今までのアイドルにはなかった[22]。
2019年(令和元年)にYouTubeチャンネルを開設、3人組ユニット「Around 40 Japanese Guyz」を立ち上げる。事務所社長が発信することで注目を集める[23]。2020年(令和2年)にニコニコ生放送で「25時間半テレビ 〜アイドルと未来へ向かう場所〜 #愛で山田を救ってくれ」を配信[24]。さらに人気YouTube番組「街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜」に出演し[25]、今後のビジョンを語った。常に時代の半歩先を歩き、新たなタレント像を模索している[26]。
ラジオ
編集- YU-M エンターテインメントのヤムヤムヤミー(2019年12月11日 - 、南海放送)[27] ※社名冠
- 「痛快!杉作J太郎のどっきりナイト7→痛快!杉作J太郎のどっきりナイト3」水曜日内で放送
脚注
編集- ^ “YU-Mエンターテインメント”. YU-Mエンターテインメント. 2023年9月20日閲覧。
- ^ “YU-Mエンターテインメント、クラウドファンティングを立ち上げ!!”. YU-M エンターテインメント (2020年3月14日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “アプガ(仮)の妹グループ「アップアップガールズ(2)」メンバー決定”. 音楽ナタリー (2017年2月27日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “「プロレスラーとしても武道館、アイドルとしても武道館」アプガ×DDTの新プロジェクト発足”. BARKS (2017年5月30日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “【イベントレポート】アップアップガールズ(プロレス)、<@ JAM EXPO 2017>で「アッパーキック」初お披露目”. BARKS (2017年8月27日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “アプガ(プロレス)4人がデビュー戦「夢かなった」”. 日刊スポーツ (2018年1月4日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “和田彩花 25歳の誕生日8・1に活動再開 公式SNSも開設「楽しんでいただけたら嬉しい」”. スポニチ Sponichi Annex (2019年8月1日). 2020年8月1日閲覧。
- ^ “8/9 vs山田昌治さん(スマイレージ) 真夜中のハーリー&レイス”. 真夜中のハーリーレイス (2011年8月12日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “クマリとアプガ(2)でクマニキ結成、サクライケンタとmichitomoの共作曲発売”. 音楽ナタリー (2019年12月28日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “愛で山田を救ってくれ!吉川友、アプガ、和田彩花らYU-Mタレント総出演の25時間半ニコ生”. 音楽ナタリー (2020年3月13日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ “コロナ禍の今、アイドルにできることは? アプガ、吉川友ら所属事務所代表に聞く、危機的状況を突破する“秘策””. Real Sound (2020年4月19日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ タレント事務所・YU-Mが生理研修から学んだこと
- ^ “所属タレント一覧”. アップフロントクリエイト. 2024年8月1日閲覧。
- ^ “アーティスト一覧”. アップフロントグループ. 2023年1月1日閲覧。
- ^ “西田ひかるのバースデーケーキセレモニーで日本芸能界の源流を見た/芸能ショナイ業務話”. サンスポ (2023年8月10日). 2023年8月29日閲覧。
- ^ 私たちの生理の乗り越え方と、新時代の根性論
- ^ a b タレントは“晒し”にどう立ち向かう? FIREBUG佐藤詳悟とYU-M エンターテインメント山田昌治の“SNS時代のマネジメント”
- ^ アップアップガールズ(仮)全メンバーのプロフィールを紹介!性格や特徴も
- ^ アイドルが考える、健康な心と体 (後編) 私たちの生理の乗り越え方と、新時代の根性論
- ^ アプガ、武道館に向け体当たりプレゼン&クラウドファンディング開始
- ^ アプガ、武道館公演決定。「私たちなりのスタイルで絶対成功させたい」
- ^ アイドルに捧げた青春~アップアップガールズ(仮)の真実~73ページ/著者: 小野田衛
- ^ アラフォーの男性3人組ユニット・Around Forty Japanese Guyzが ぱいぱいでか美主催イベント『でか美祭 2020 ~8月8日はぱいぱいの日~』でステージデビュー!
- ^ アプガ山田社長が「ウィズコロナ時代」のアイドル活動を語る
- ^ パチプロからモーニング娘。マネージャーへ/独立後、3000万赤字武道館ライブの重圧で記憶障害に
- ^ YU-M エンターテインメントの山田昌治社長によるクロストークを実施
- ^ “南海放送「痛快!杉作J太郎のどっきりナイト7」内にて、新番組「ヤムヤムヤミー」スタート!”. YU-M エンターテインメント (2019年12月8日). 2020年5月21日閲覧。
関連項目
編集- アップフロントグループ
- アップフロントクリエイト
- アップフロントプロモーション
- SATOYAMA movement - 代表の山田昌治が運営事務局担当
- マナセプロダクション
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- Around 40 Japanese Guyz - YouTubeチャンネル
- YUMでスタッフ (@yum_de_staff) - X(旧Twitter)
- 山田社長(ヤムエンターテインメント) (@YUMYamada) - X(旧Twitter)
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