YOICHI WATANABE
日本の音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、ワールドミュージック研究家
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Yoichi Watanabe(渡辺 洋一、わたなべ よういち、1959年1月20日 - )は 、日本の音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、ワールドミュージック研究家。慶應義塾大学卒業。東京都渋谷区出身。
渡辺 洋一/Yoichi Watanabe | |
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生誕 | 1959年1月20日(65歳) |
出身地 | 日本 東京都渋谷区 |
学歴 | 慶應義塾大学 |
ジャンル | |
職業 | |
活動期間 | 1984年 - |
公式サイト | Yoichi Watanabe works |
トリニダード・トバゴ国立大学講師(The University of Trinidad and Tobago, The Academy for the Performing Arts)[1]。
経歴
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- 在学中から音楽雑誌、ブルース、後のブラック・ミュージック・リヴューを経てマガジンハウス編集部に在籍、ライターとして活動[2]。
- 1983年 モーター、オートバイ用インターコムを企画・製品化、ヒット、海外でも発売[3]。
- 1984年・85年、フィリピンのマニラ市のトンドスラムに居住DJとしてボランティア活動[4][5]。
- 1986年、ニューヨークに移住[1][4][6]。
- 1987年、ブルックリン区にFUNKY SLICE STUDIOS開設、ヒップホップの創世記に関わる[7][8]。Azie Faisonと交流[9]。
- 1998年、ブルックリンでカーニバルを初体験。
- 1990年、トリニダード・トバゴのカーニバルに参加、同年スタジオで録音されたアルバムがハイチで大ヒット、ワールドミュージックの録音の急増に貢献。
- 1994年・95年、移動式レコーディングシステムをデザイン、ボブ・マーリーのプロデューサー、クリス・ブラックウェルの全米ツアーに参加。
- 1996年、ブルックリン・カーニバルのライブサウンド・ミキシングを開始。
- 1999年、スタジオを売却してフリーランスになる。
- 2000年、ビクターエンタテインメントと契約、自身のアルバム『dRum and love』[10]をプロデュース。
- 2001年、アメリカ同時多発テロ事件に遭遇し、トリニダード・トバゴで生まれた、世界で一番新しいアコースティック楽器であるスティールパンの録音を決意する。
- 2002年 - 2005年、トリニダード・トバゴでSTEEL LOVEシリーズを録音、ビクターエンタテインメントから4枚のアルバムを発売。
- 2005年、イクマあきらと共同プロデュースしたD-51の楽曲「NO MORE CRY」が大ヒット。その後も「ALWAYS」と「BRAND NEW WORLD」も手掛ける。日本とトリニダード・トバゴを往復。
- 2007年、MINMIのシングル「シャナナ☆」を本人と共同プロデュース[11]、カーニバルの代表的イベントであるソカモナークファイナルに日本人アーティストとして初出場、9位入賞。
- 2010年、今井克哉とトリニダード・トバゴでアーカイブ・レコーディングを本格化する。
- 2011年、東日本大震災後、トリニダード・トバゴの音楽家とトリビュート・アルバムを制作、売上を日本赤十字に寄付。
- 2014年、トリニダード・トバゴ・カーニバル親善使節の音響監督としてアフリカをツアーで廻る。ジンバブエのカーニバルに出場。エクソダス・スティール・オーケストラ日本公演で21都市を廻る[12]。
- 2017年以降、カーニバルのスティールバンドのライブ音響を担当。ドキュメントドラマ「スティールパンの惑星」[13][14]の録音をプロデュース[15]。
- 2018年、トリニダード・トバゴのトップアーティストであるマシェル・モンタノと日本ツアー開催・高知県よさこい祭りに参加。
- 2019年、オリンピックホストタウンイベントで、UTTスティールバンドと日本ツアー開催。
- 2020年、NHK 4K・8K「世界の祭り」のスティールパン・パノラマの録音・ミキシングを担当[16]。
脚注
編集- ^ a b c “Yoichi Watanabe”. the University of Trinidad and Tobago. 2023年4月18日閲覧。
- ^ 椎根和『popoye物語』(新潮社、2008年)233-238頁、「ポパイ」1981年2-10日号12-16頁
- ^ https://magazine.cycleworld.com/article/1987/8/1/nady-pmc-2-motorcycle-intercom NADY PMC-2 MOTORCYCLE INTERCOM
- ^ a b “Yoichi Watanabe|Discography”. Discogs. 2023年4月18日閲覧。
- ^ 椎根和『popoye物語』(新潮社、2008年)233-238頁、「ポパイ」1981年2-10日号12-16頁
- ^ 椎根和『popoye物語』(新潮社、2008年)233-238頁
- ^ “トリニダード・トバゴ版『ロッカーズ』!"天国の音"誕生の秘密『スティールパンの惑星』”. webDICE. アップリンク (2017年9月22日). 2023年4月18日閲覧。
- ^ “Funky Slice Studios Label|Releases”. Discogs. 2023年4月18日閲覧。
- ^ Azie Faison, Game Over: The Rise and Transformation of a Harlem Hustler (2008)
- ^ “dRUM & LOVE(ドラム・アンド・ラヴ)の情報まとめ”. OKMusic. 2023年4月18日閲覧。
- ^ https://record-day.jp/item/nks-706/
- ^ “エクソダス スティール・オーケストラ”. 民主音楽協会. 2023年4月18日閲覧。[出典無効]
- ^ “INTRODUCTION – スティールパンの惑星”. 2023年6月6日閲覧。
- ^ “トリニダード・トバゴ版『ロッカーズ』!"天国の音"誕生の秘密『スティールパンの惑星』”. webDICE. 2023年6月6日閲覧。
- ^ http://pan-wakusei.com/cast-staff/
- ^ “世界の祭り「トリニダード・トバゴのカーニバル」”. NHK BS8K (2020年4月2日). 2023年4月18日閲覧。[出典無効]