Wikipedia:記事どうしをつなぐ
この文書はウィキペディア日本語版のガイドラインです。多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。必要に応じて編集することは可能ですが、大きな変更を加える場合は、先にノートページで提案してください。 |
この文書の要旨: 内容に関係のある項目や作成に値する項目へとリンクしましょう。意味のないリンクを増やしても役に立ちません。 |
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ウィキペディアの記事同士をリンクでつなぎましょう。そうしたウィキリンク(内部リンク)について説明します。リンクを張ることで、言葉から言葉へ、出来事から出来事へとさまざまな知識をつなげていくことができます。せっかくの記事を孤立させてはいけません。
しかしながら、多すぎるリンクや意味のないリンクも読者の役に立ちにくいため、登場する単語に対して無差別にリンクするのではなく、その内容に関係のある項目や作成に値する項目にリンクします。作成されていない項目へリンクをするかどうかは、独立記事作成の目安を参照してください。ウィキペディアの外部のサイトへのリンクは本文には挿入しないようにし、その選択基準については、外部リンクの選び方を参照してください。
リンクの作成方法
編集新しい記事から他の記事へリンクする
編集記事を書いたら、キーワードを [[リンク]]
のように記述して、ウィキペディア内の他の記事へリンクしてください。リンクすべきキーワードがわからない時は、まずカテゴリツリーの上流方向へリンクしましょう。例えば、サクラはバラ科の植物であり、なまはげは男鹿市に出現し、源氏物語は平安時代の物語です。次に、関連する記事へもリンクしましょう。例えば、陽子に対する電子、香川県に対する徳島県・愛媛県・高知県がこれにあたります。
記事本文中にキーワードが登場しない場合は、「関連項目」の節を設けることもできます。また、記事の内容にふさわしいカテゴリを貼りましょう。他言語版のウィキペディアに同じ主題の記事があると判っている場合は言語間リンクも貼ってください。
ただし、多すぎるリンクや意味のないリンクはかえって読者に不親切です。#内容に関連するリンクだけを作成を参照してください。
他の記事から新しい記事へリンクする
編集すでにある他の記事から、投稿した新しい記事へリンクしましょう。他の記事から新しい記事へ少なくとも1つのリンクを張り、記事を孤立させないようにしてください。そうしないと、せっかくの記事が気付かれないままになってしまいます。
どの記事からリンクすべきか判らない時は、まずカテゴリツリーの上流方向の記事の本文中に、新しい記事をキーワードとして組み込めないか検討しましょう。次に、関連する記事からもリンクしましょう。それらの記事の本文中にキーワードが登場しない場合は、「関連項目」の節を設けることもできます。
ある記事が他のどんな記事からリンクされているかは、ツールボックスの「リンク元」機能を使うとわかります。
リンク作成の注意点
編集内容に関連するリンクだけを作成
編集内容に関連するリンクだけを作成しましょう。リンクできる単語を全てリンクしても、役に立ちません。項目の前後関係に関連する単語のみリンクしてください。
リンクすべきもの
編集- 生年月日、死亡年月日。
- 項目の主題と主に関わっているもの(例:B.B.キングであればブルース、ギター、歌手)。
- 項目の主題が属する単語、項目などカテゴリ的なもの(例:徳川家康であれば将軍、徳川氏。三毛猫であれば猫)。
- 年代。1960年代、17世紀など。
- 記事内で言及されている重要な名称。ここでの重要とは、項目をつくるのに値する人々や出来事のことです。ある記事がローリング・ストーンズに言及しているならば、たとえローリング・ストーンズについての項目が存在しなくとも、リンクするに値します。しかし、B.B.キングのベース奏者は、彼に関する項目が出来上がるまではリンクすべきではありません。
- 専門用語や業界用語。記事の主題や分野に馴染みがない人の理解を助けるためです。リンクに加えて簡潔な説明を添えるのも適当でしょう。ウィキペディア内に適切な記事がなくウィクショナリーに項目がある場合は、ウィキ間リンクでウィクショナリーへリンクすることもできます。
- それに関する記事が、存在すべきだと思われるもの全て。多くの記事からリンクされれば、執筆が待望されている記事のリストに入るでしょう。
- まだ作成されていない項目へとリンクをするかどうかは、独立記事作成の目安を考慮します。記事名の付け方に従って項目名を定めてください。リンク名が赤色であれば、未執筆だということがわかります。執筆されれば自動的にその記事へとリンクされます。
リンクすべきでないもの
編集- 単なる日本語の単語(ただし、リンクすべきものと競合しない場合。ネコは一般的日本語ですので通常リンクすべきではありませんが、三毛猫からの猫はリンクすべきものととなります)。
- 結婚した年月日、本を出版した年月日、その年月日と何らかの重要な関係がない限り重大な二つの年月日の間にある年月日。例えば、1961年にボブ・ディランがニューヨーク市に到着したというのは、その時代精神を示すので重要です。「その出来事がその年月日で年表に登場したことはあっただろうか?」と自分で考えてみてください。
- 個別に記事を用意して詳しく説明している場合を除いた、個々のアルバム、曲、本、短編小説など。
リンクの冗長・繰返し
編集同一語に対してへのリンクは、すぐ近くでは複数回繰り返さず、最初に出てくる場合のみにしてください。
連続した単語へのリンクは避ける
編集リンクを張られた単語が文中で連続していると、読者は短い単語のリンクがいくつか並んでいるとは思わず、長い1つの単語へのリンクであると誤解してしまいます。これが青リンクであれば、カーソルを合わせた際の下線などで判別できるとしても、クリックして移動した時に失望を招くことにもなります。こういったことを避けるために、長い1つの単語ではリンク先が存在しないからといって、いくつかの短い単語に分割して、短い単語へのリンクを並べることは避けてください。以下に例を示します。
上記の例でも分かるように、文中に登場した「科学技術」という単語をより詳しく知りたいと思った読者を記事間のリンクによって別ページへ案内するには、科学のページでも技術のページでもなく、テクノロジーのページが適しています。同様に、「普通免許」は普通でも免許でもなく、運転免許#普通自動車であるべきです。
上記の例では長めの1つの単語に直接リンクが張られていますが、例えば「都市間交通」にリンクを貼りたいケースでは、都市間交通という記事は存在せず該当する別の記事も存在しないので(リンク先が存在しない)赤リンクにする方法しかなさそうです。ただ、どうしても青リンクを張りたい場合は、都市間交通([[都市]][[間]][[交通]]
)とせずに、都市間交通か都市間交通とすべきです。
外部リンクの使い方は慎重に
編集ウィキペディア内部へのリンクを作るべきところに、リンク のような外部リンクを貼らないでください。例えば、ルネ・デカルトの記事を書こうとしていて、合理主義哲学に関するインターネット上のサイトを知っていても、記事本文中の「合理主義哲学」という語をそのサイトへのリンクとはしないでください。合理主義哲学という記事への内部リンクを作ってください。もしここに外部リンクが貼られていると、ウィキペディア内部の記事へのリンクが生まれません。さらに、読者には、リンク先のサイトがウィキペディアと関連するサイトであるかのような誤解を与えることにもなります。
外部のサイトに有用な情報がある場合には、記事の最後に「外部リンク」の節を設けて、一覧にしてください。外部のサイトを選ぶ基準についてはWikipedia:外部リンクのガイドラインを参照してください。
関連項目
編集- Wikipedia:スタイルマニュアル (レイアウト) - 関連項目や言語間リンクについてのガイドライン。
- Help:リンク - Help:言語間リンク(ウィキ間リンクもこちらに記載されています)
- Help:パイプ付きリンク
- 特別:孤立しているページ
- Wikipedia:ウォールド・ガーデン
- Wikipedia:リンクのしすぎで危機状態