Wikipedia:秀逸な記事の選考/松江騒擾事件 20080824
(ノート) 賛成/条件付賛成/保留/反対 4/0/0/0 この項目の選考は賛成のみ3票以上を満たしています。2008年10月28日 (火) 14:45 (UTC)(2008年10月28日 (火) 23:45 (JST))までに反対意見がなければ、この項目は秀逸な記事となります。
既存の資料に基づき、Wikpediaの各種方針を守ってまとめたつもりです。しかしながら各種方針には様々な解釈がありますので精査願いたく、申請致します。自己の判断は以下の通りですので、参考になさってください。
- 百科事典において必ず説明されるべきことが全て説明されているか:最低限、既存の『国史大辞典』や『島根県大百科事典』レベルにかかれていることはまちがいなくカバーしました。
- 詳しくない読者にもわかる:記述の表現は、「高校で日本史を履修済みの成人」なら追いついていけるような表記にしました。そのためすでに専門知識をお持ちの方にはやや冗長な表現・記述等もあるかもしれませんが、百科事典閲覧者の知的水準は一様ではないためご理解いただきたく思います。
- 逆に記述の必要性・不必要性の判断基準については、大きな事柄については「この事件を記述の中心としている情報源(もしくは特定の節)に書かれていること」かどうかという点から判断し、細かな点については、そこから順序よく説明できる範囲かどうか、で判断しています(たとえば、首謀者の所属していた尊攘同志会がどのような組織か、といったようなことは、この事件に関する情報源で詳述していないことから、このページでも詳述していません)。これは、読み手の知識・知的関心に差異がある以上、個々の個人的理由「のみ」に基づいて必要性・不必要性を論じた場合、その基準を同一にできないことによります。
- 内容が充実している:国公立の図書館にあるような本からの情報は、ほとんど絞り出したと思います。「近代」「現代」の棚にある関係しそうな本は片っ端から開きましたし、岩波や講談社などの通史類ももちろん眼を通しました。唯一気になるのは、岡崎功『回想録』という資料で、これはいくつかの他の資料で引用されているのですが、日本国内の国公立の図書館の検索などには一切見あたりません。古書店にも全く見あたらなかったことから、岡崎氏の自筆私蔵本の類ではないか、と推測しております。もし「この本の情報も使えるのではないか?」というようなものがありましたらぜひ教えてください。
- 観点の中立性が保たれている:「資料を論文に限るべき」という御意見もあるかもしれません。これについては、ノート:松江騒擾事件#出典にドキュメントを使用していることについてをご覧ください。
また、この事件を調べていくにあたって、Wikipediaでは掲載できないような情報も得ることができました。ノート:松江騒擾事件#「独自の研究」ですが参考用メモに記載しました。(信じるか信じないかは別として)投票の際には本文とともに、ノートもご一読いただければと思います。--ZERO 2008年8月24日 (日) 14:55 (UTC)
- (賛成)記事GARNET CROWを秀逸な記事に入れたZEROさんの渾身の記事だと思います。Wikipedia:執筆コンテスト/第四回執筆コンテストでは選外だったのが不思議だったくらいですが、中立性の問題をうまく処理している近現代史の記事の模範といえると思います。細微な修正として、脚注がやや冗長かと。今、私が、加筆中のイギリス領インド帝国を参考に、修正していただければと思います。--Tantal 2008年9月22日 (月) 22:44 (UTC)
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条件付賛成賛成)(ノートページも含め)大変、興味深く拝読致しました。各種方針は十分にクリアされていると思います。ただ、「後世の評価」節の記述内容が、一介の元新聞記者による心情の吐露を取り上げるに留まっている点が気になりました。「後世の評価」の看板を掲げるのならば、やはりある程度の「社会的な」評価を記述することが求められるのではないでしょうか。この点にやや関係するところで、「事件発生から事件直後まで」節における「世間の反応・報道管制」において、「具体的な」世間の評価・反応が示されているとよいとも思いました。結論的に申し上げれば、当事件の社会的な位置づけ(どの程度の重要性を持つものであるのか)がやや見えずらい。とはいえ、この点は、私の知識不足に由縁することであるのかもしれません。以上、思いつくままに述べてみましたが、少なくとも第一点についてご対処いただければ、私としては、秀逸な記事として十二分に認められるものと思います。失礼がありましたら、お許しください。--Clem 2008年10月4日 (土) 08:30 (UTC)- 以上の愚見のすべてに対して、ZEROさんにご対応いただきましたので(詳細は、ノート:松江騒擾事件#「後世の評価」について)、賛成に票を転じます。--Clem 2008年10月21日 (火) 14:45 (UTC)
- (賛成)おそらく資料が乏しいであろう中、関係資料を丁寧に読み込んでおられ、それを分かりやすくまとめておられる点で非常に素晴らしい記事だと思います。後世の評価については、「地元の山陰地方でさえ忘れ去られている」というのが実際だとすれば、後世の評価が形となった文献を求めるのはやや酷かなと思い、賛成票を投じさせていただきます。もちろん、評論家等がこの事件に対する位置付けについて言及しているものがあれば、それを補充していただくと更によいとは思いますが。--ゴーヤーズ 2008年10月6日 (月) 23:04 (UTC)
- (賛成)ノートの「独自研究」も含め、完璧。--Los688 2008年10月11日 (土) 10:29 (UTC)
- (秀逸)Clem さんの賛成票から1週間を経過し、異論がないため、本記事は選考を通過し、秀逸な記事となりました。--Wushi 2008年10月29日 (水) 13:01 (UTC)