Wikipedia:定期削除の方針

この文書はウィキペディア日本語版のコミュニティにより採用を見送られた方針またはガイドラインの草案です。現在更新はされておらず主に記録のために残されています。この草案を復活させたい場合には、井戸端、コメント依頼、もしくはウィキプロジェクトプロジェクト関連文書などの適切な場所で提案・審議をしてください。

この草案は2006年1月に提案され同年2月から試行されましたが、Wikipedia‐ノート:定期削除で「運用停止および抜本的見直し」が提案・議論され、8月に「種々の問題」があきらかになったとして「試行停止」されました。

定期削除は、長期間放置されている記事で、発展の見込みも存在意義も薄いページを期限を定めて削除するものです。

要件1：存在意義が著しく乏しいこと

著しく中立性を欠いている、オリジナルな研究の発表になっている、などの理由からプロジェクトの方針に合っていない記事
- 差別、偏見、そのほか公序良俗に反する面が強調され過ぎている旨の指摘がある記事を含む
著しく内容に乏しい記事
- 大半が日本語以外の言語で、日本語や画像などによる内容が著しく乏しい記事を含む
- 語の様々な定義を列挙しただけで、曖昧さ回避にもなりえない記事を含む
- 辞書的な定義のみで、他に特記すべき事項がなさそうなものも含む。

（#基本的には加筆修正という形で活かせるかも知れないものを全て対象に考えます。）

要件2：発展の見込みが薄いこと

発展の見込みが薄いこと。具体的には、以下の全ての要件を満たすもの。
- その分野で最近執筆投稿をしている参加者が記事を充実させるとは考えられないこと
- 定期削除依頼が出されて4ヶ月以上、何も編集がないこと
- 定期削除依頼が出されて4ヶ月以上、ノートで加筆などのための議論も進行していないこと

除外1：他の記事との関係で意義を持つもの

内容に乏しく、発展の見込みが薄い記事であっても、他の複数の記事との関連で存在意義を持つ場合があります。

そのような記事については、どれかひとつの関連記事中に統合することも適当ではないかも知れません。そこで、他の記事との関係で意義を持つのであれば、上記2つの要件を満たしていても、削除しません。

この場合、文頭にコメントアウトで存在意義を書いておくと削除タグを貼られずにすむかもしれません。

除外2：他の削除依頼にふさわしいもの

法的な問題などを含む可能性がある場合は、通常の削除依頼にかけて下さい。

即時削除の方針によって削除できるものは、即時削除に回して下さい。定期削除タグは悪戯に対する即時削除を妨げるものではありません。

手続き

※定期削除は、まだ日本語版には導入されていません。

定期削除の手続きは、依頼、一定以上の期間の経過、削除という3つのステップを辿ります。以下、その順に解説します。

依頼

依頼は誰でも行うことができます。定期削除の対象に加えるには対象となる項目の一番上にタグを貼ってください。

テンプレート: （substはつけないで下さい。チルダ5つで、最新編集のあった日付に更新されます）

{{定期削除|（理由）|~~~~~}} -> Template:定期削除
{{Deletiontimer|~~~~~}} -> Template:Deletiontimer
{{加筆修正待ち|理由=(改善を要する点)|~~~~~}} -> Template:加筆修正待ち

これらどれか一つのタグを貼ることで依頼に代えます。理由部分では、改善を要する点を具体的に指摘して下さい。

また、もし何か提案などがあればノートページに加筆修正案を提案することも奨励されます。（ただしこれは依頼者の義務ではありません。）

依頼の除去

依頼の除去は誰でも行うことができます。加筆修正などを行って上記の要件のいずれかが満たされなくなった場合に、依頼を除去します。

削除

タグが貼られたまま4ヶ月以上編集が無い場合、その翌月1日以降に定期削除の対象となります。管理者は、タグが貼られていることのみを確認します。

例

~~[[Category:定期削除 2006年2月]] にカテゴライズされている項目、つまり~~最終編集が2006年2月末日までのものは2006年4月1日以降に定期削除の対象となります。
最初 [[Category:定期削除 2006年2月]] にカテゴライズされても、3月中に編集があればカテゴリは [[Category:定期削除 2006年3月]] に自動変更される。その後、編集が無ければその項目は2006年5月1日以降に定期削除の対象となります。
~~定期削除依頼後の最終編集が4月の場合、6月1日以降に削除します~~
~~定期削除依頼後の最終編集が5月の場合、7月1日以降に削除します~~
定期削除依頼1月‐4月 9月1日以降に削除します
定期削除依頼5月‐8月 1月1日以降に削除します
定期削除依頼9月‐12月 5月1日以降に削除します

加筆修正のための議論がノートページで進行している場合には、定期削除する必要はありませんが、ノートページで議論をしている方々がタグを貼ったままにしておいた場合には、それをもって「定期削除の対象から外すほどの議論ではない」という関係者の判断があたっとみなします。

（これは管理者の削除作業を単純化するための工夫でもあります）

仕組み

{{定期削除}}タグが貼られると、その項目は保存された時の年・月にカテゴライズされます。（substはつけないで下さい。チルダ5つで日付を入れます）
- 例：2006年1月にタグを貼られると [[Category:定期削除 2006年1月]] のカテゴリとなります。
~~タグが貼られていても、次の編集があればカテゴリの年・月は最新編集保存時のものに自動更新されます。~~

~~注: この仕組みはMediaWikiソフトウェアのドキュメント外の仕様に依存しています。将来この仕組みが使えなくなる可能性もあります。~~

<→仕様変更により自動更新は使えなくなりました。>