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著作権のある画像の添付について

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(編集初心者です。)画像の添付は、Wikipediaでは、どこまで許されているのでしょうか?例えば、日本のWikipediaでは、漫画(例えばドラえもん)をはじめ、画像のないページが多く存在しています。但し、英語版などのWikipediaでは異なり、画像が存在しています。これは、国の法律の違いにより生じることなのでしょうか?(逆に、英語版などのWikipediaでは、許可をとったりなどして画像を添付しているのでしょうか?)

私だけの考えかもしれませんが、極力画像を多くすることにより見やすくするべきだと考えています。但し、どうしても法律やWikipediaのルールの問題があるので悩まされていました。"ヘルプ"や"よくある回答"でもわかりやすい回答が得られませんでしたので宜しくお願いします。--Shoxp 2006年8月12日 (土) 08:32 (UTC)[返信]

簡単に云いますと、「著作権のある画像」は原則、日本語版では一切使えません。例外は、貴方自身が著作権を持っている画像を、GFDL か PD で提供する場合だけです。もう一つ、著作権を持っている人に、GFDL または PD で提供してもらうよう許可を得ることです。それ以外はすべて禁止です。日本語版では、「著作権の切れている画像」か「著作権のない画像」、右に述べたように、誰かが、ウィキペディアに、GFDLPD で提供した画像しか使用できません。英語版やコモンズなどでは、「フェア・ユース」という使用があります。著作権はあるが、公益に適う場合は、例外的に使用できるという法律があるのです。その結果、日本語版では、使用できないアニメの画像などが使われています。もっと時間をかけて調べられると、段々細かい事情が分かってきます。--Maris stella 2006年8月12日 (土) 08:46 (UTC)[返信]

Template‐ノート:Infobox animanga#他国版Infoboxの画像についてでも同じ質問がありました。なんかズルイですよね。日本の作品なのに。許すまじは日本の著作権法か…。ホントにホントになんとかしてほしいです。法の改正をお願いしたいです。--ライトノベル文学 2006年8月12日 (土) 11:41 (UTC)[返信]
日本語版にも「フェア・ユース」を求む!--ライトノベル文学 2006年8月12日 (土) 12:38 (UTC)[返信]
皆さん、回答有難う御座いました。サーバーが国内ではないから大丈夫なんじゃないかなと以前は考えてましたが、やはり日本の法律に準拠するのですね。私も、日本の作品なのに外国語版だけしか画像が使えないのは本当にズルいと思いますし、「フェア・ユース」が日本に出来ればいいと思います。英語版などでは許されているということで、将来、法などの改正が行われることを強く期待しています。 --Shoxp 2006年8月13日 (日) 00:21 (UTC)[返信]
フェアユースを誤解している人がいるようですが、著作物を自由に使うための法理ではありません。フェアユースに該当するかどうかは、著作物の使用目的・性格、著作物の性質、使用された部分の量や重要性、著作物の市場・価値・使用の及ぼす影響を比較考量してフェアユースに該当するかどうかを判断するのであって、非常に曖昧な法理です。そのため、フェアユースに該当するかどうかは、裁判をやってみないと分からないことが多く、日本法では著作権侵害にならないような事案であっても米国法でフェアユースの法理によって著作権侵害にならないのかはっきりしないこともあります。はっきり言ってしまうとウィキペディア英語版のフェアユースに関する運用は、このような要素を本当に比較考量してフェアユースだと主張しているのかどうか疑わしいものがかなりあります。最終的には裁判で決着することも辞さないような米国の国民性もあるから曖昧な法理の導入も問題ないのであって、裁判になることを躊躇するような日本の土壌でフェアユースを導入しますか? トラブルが増大することが必至だと思います。--Awo 2006年8月13日 (日) 01:00 (UTC)[返信]
英語でいう「フェア」の概念が日本にはないのかもしれないと思うことがあります。フェア=アメリカの利益、のような気がしてしまうこともありますし。あと、コモンズではフェアユースは使えません。--125.2.129.211 2006年8月13日 (日) 01:23 (UTC)[返信]
ちなみにインターネットを介した公衆送信の問題につき、どこの法域の著作権法が適用になるかはいろいろと問題があります。日本語版ウィキペディアでは日本法として運用しているようですが、専門家の間でも決着がついていない問題なので、このような現在の運用について将来問題が生じる可能性は否定できません。この問題に関しては著作権の準拠法に大まかな解説がありますが。--Awo 2006年8月13日 (日) 07:43 (UTC)[返信]

始めましてここでちょうどその話をしていたので来ました。こちらで出た解決方法は、屋外に展示されっぱなしの美術品の個人撮影して写真を貼るのはOK?となりました(屋外展示という事は自分の会社はこんなものを作っています。注意書きない場合に自由撮影どうぞって事だろう)、もしこれが駄目でもたしかコミックス(本)の表紙に関しては著作権ないはずです。確か宣伝になる為だったと思います(ネット販売する場合も表紙が分からなきゃ売れないので(販売する場合に限るってのはたしかなかったと思う)これをwiki専門に写真をどなたか撮ってくだされば(流石に他サイト・webより転載は駄目!)全解決かな?どなたか詳しい方お願いします。芸能人系の本場合肖像権とか絡まってどうなるかな?直接儲けになる本の宣伝になるので反対はされないと思うんだが(うるさい&たいへんですのでやりませんが)Micchi 2006年8月13日 (日) 16:31 (UTC)[返信]

こちらでは初めまして、Template‐ノート:Infobox animanga#他国版Infoboxの画像についてから来ました。著作権法は自分に必要な範囲での独学なので、間違い等ありましたら指摘してください。 さて、

  • 公共の場所への展示物については、著作権法46条により利用できると思いますが、「恒常的に」展示されている必要があるので、一時的に貼り出したポスターなどは避けた方がよいかと(ただし、公共の場所で他の被写体を撮ったときに偶然著作物が写り込んだ場合で、これが従であると明確に判る構図および利用方法であれば問題はないです)。また撮影禁止等明記されている場合は係争になるかもしれないので避けるのが無難かもしれません。そして某○゛ィ○゛ニーのような典型的な所など、係争を避けるために遠慮するのが無難なものもあると思います。
  • 表紙については微妙かしらと。通販サイトなどでの表示は慣例的なもので、おそらく明確な法規はなかったと思います。また Wikipedia は販売目的ではないので、その慣習法なり何なりを当てはめる事はできないだろうと。

個人的には、業界主導で動きがちな文化庁に働きかけて利用者の声を届けるような市民団体等が現れるか、または権利者側に宣伝用画像などを CC などで公開してもらうことを普及させる、のいずれかが近道かしら、とは思っているのですが。いや、正直いずれも近道ではないけれど、他に方法は無いよなぁ、と。

現状の法規には良い点もあれば悪い点もあり、正直不満もいろいろあるんですが、しかしこんなモノが国会を通っても文句ひとつ出てこないほど無関心な世論にも問題があって、このような現状では文句を言うよりも出来るところから動いていくしかないのかな、という気もしていたり。--cory 2006年8月13日 (日) 19:51 (UTC)[返信]

一応、、、表紙には著作権があります。書評や販売サイトなどでの引用はは慣習上OKになっているだけで、法規定はないです(慣習法として成立しているかも微妙)。wikipediaでの利用は、(宣伝という意味で)権利者の利益になるかもしれませんが、それが目的ではないのでcoryさんの言う通り微妙ということで、著作権があるかないかは疑問の余地はありません。ちなみに、芸能人・・・はさらに面倒でしょうね。Fuji 3 2006年8月14日 (月) 02:44 (UTC)[返信]

書評は引用扱い、販売サイトは版元と契約しているはず。(でなければ黙認です。お金が版元にはいりますから)芸能人に関しては、あなたが個人的に撮影した写真でも、事務所の許可が必要です。ウィキペディアが〈無料〉のサイトであることは、権利所有者サイドにたてば、無断で使われると困るということにつながるからです。 --ねこぱんだ 2006年8月14日 (月) 08:51 (UTC)[返信]

なんかめんどくさいんで無しでいいですね・・・それにしてもいい加減な法律だなこの国。219.105.86.87 2006年8月14日 (月) 16:26 (UTC) 追記:上の同じく私です。ログインし忘れました。芸能人は私が最初言ったとおり面倒なので無視(加工・商用しなければご自由にお使いくさいという画像を用意しているサイトがあれば別?(ぽつんぽつんとあると、形式に損なうかもしれないのでなくてもいいです(許可されてない人も貼ってしまう人が続々出るかもしれない)公共の場所におきっぱなしで注意書きなし。期間限定でも無し・金銭取らない物なら個人撮影でなら貼ってよしですね(上の文を読むとといい加減法律で、微妙???グレーっぽいですが)あとはwikiで画像という情報にそこまでの価値があるかどうかになるな・・・任せます。Micchi 2006年8月16日 (水) 14:21 (UTC)[返信]

芸能人の写真は、個人が撮影したものであっても自由に配布すると問題になる可能性が非常に高いです(肖像権&パブリシティー権)。これは商用かどうかに関係ありません。
また、サイトでご自由にお使いくださいとあっても「加工・商用しなければ」の但し書きがあるとこれまたアウトの可能性が高いです。wikipediaの画像は改変可能を許可して提供されなければならないので。Fuji 3 2006年8月17日 (木) 00:39 (UTC)[返信]
法律で認められていないにもかかわらず韓国語版のようにフェア・ユースの提案をしているところがありますが。(報道画像も対象になっている)(導入根拠:(大韓民国著作権法25条)公表された著作物は報道・批評・教育・研究などのためには正当な範囲内で公正な慣行に合致するようにこれを引用することができる。翻訳:hyolee2

使用の根拠を挙げると

  • 大韓民国の著作権法上写真のフェアユースは可能である。

->嘘。日本同様大韓民国著作権法25条にはそのような概念がない。

  • 写真引用時は著作権者の許可は不要

->嘘。無断使用を禁止しているサイトが多い。

  • ほかの国でも引用は合法的なため大きな問題にならない。

->日本の場合は文章のみ引用が可能。(ただし条件がある)

  • ウィキペディアではフェアユースを禁止している指針がない。

->? あまりにも荒唐無稽な内容だったので反対票を入れておきましたが。--hyolee2 2006年8月18日 (金) 03:45 (UTC)[返信]

回答・議論有難うございます。今読み返してみたのですが、1.展示物を撮影したものは添付(掲示)できる。 2.加工・商用許可の配布画像の添付(掲示)はできる。芸能人など人の写真は難しいかもしれませんが、議論中の"表紙"はやはり微妙なのでしょうか。また、その他の画像を掲示(添付)する際、許可が取れれば掲示可能でしょうか?
この問題について、Wikipediaでは公式の見解とかはないのでしょうか? また、英語版などのサイトでは有名人などの写真が多く見られます。これも"フェアユース"に該当するのでしょうか。ご教授ください。 --Shoxp 2006年8月18日 (金) 13:39 (UTC)[返信]

日本語版の方針としては、Wikipedia:画像利用の方針などが参考になりそうですね。Wikipedia:画像からリンクを辿ってみるとよさそうです(といっても、私も全てに目を通しているわけではないので申し訳ないですが、過不足ありましたらご指摘ください)。 ついでに蛇足ですが、

  1. 展示物については、公共の場所から撮影できないもの(たとえば展示会々場や野外博物館など)、ポスターなどの一時的な掲示物、については要注意です。
  2. 転載許可されている場合は、
    1. 再配布に制限がある場合(たとえば商業誌などに載せるのは構わんけどそこから再度コピーしちゃダメだよ、など)は不可になります。
    2. 再配布時に著作権表示のみが求められている場合は Wikipedia 日本語版に置くことはできないが Wikimedia Commons に掲載できる場合があります。→クリエイティブ・コモンズ
  3. (著作権から離れますが)芸能人に限らず有名人、一般人でも本人の許可がない写真は避けるよう(顔が写り込んだ場合には、ぼかしを入れるなど)気をつけておいた方がよいと。
  4. 書誌の表紙についても、Fuji 3 さんが先に補足してくださったように、一般に著作権があると思うべきです。たとえば描き下ろした絵や写真、キャッチコピー(雑誌やオビなど)や背景デザイン等があれば当然各々に著作権が発生しています(強いて言えば、文章になっていない文字の羅列のみの表紙ならば或いは法的に問題にならないのかもしれませんが、これも最終的に判断するのは裁判所なので何ともいえないです)。先のような理由で画像の引用ができない現時点では載せる方法はないと思います(表紙について論じたい場合など、どうしても必要な場合には、出版社のホームページにリンクを張るなどで補完するしかないと)
韓国語版やタイ語版などはすごいですね、両者とも読めないし現地の法律や判例等も知らんのでよくわからんけど……後から問題にならなきゃいいんですけど。

--cory 2006年8月18日 (金) 20:51 (UTC)[返信]