Wikipedia:井戸端/subj/一般利用者以上、削除人以下の確認専用利用者グループ創設可能性について

一般利用者以上、削除人以下の確認専用利用者グループ創設可能性について

編集

2019年1月にWikipedia‐ノート:進行中の荒らし行為/長期/分類方法#ところで。にて別議論の合間に飛び出た与太話が発端なんですが。

つまり、管理者数の微減傾向が続く現状、各種管理作業がじわじわと目に見えて滞っている傾向があるように思われるのですけども、この昔から続く「極度に管理者総数が少ない日本語版」の現状に於いて管理者に求められる作業の補助を行う専用の、【1】何も特別な権限を有しない、【2】ただコミュニティに信任されているだけの、【3】一般利用者権限の中で行える作業を代行する利用者グループ、というのは創設可能性はあるんでしょうか。

前議論では削除依頼の最終確認や削除タグの除去処理、en:WP:SPI上での作業前合意確認作業者などを想定しましたが、削除依頼の削除確認には削除者以上の削除履歴内容確認権限が必須ですけども、その後作業、削除タグ剥がしや削除依頼の終了処理などは一般利用者でも信任があれば代行可能なのではないかな、などと思いましたのがきっかけです。

削除依頼に限らず、こういった確認作業については一般利用者権限のままで特に新たに権限付与を行わずとも可能なものがありましょうし、ソックパペットとして無期限ブロックされたアカウントに於いてもその利用者ページに{{Sockpuppet}}を貼付するにはそれなりの知識が必要であり初心者が軽々にぺたぺたとそれを貼り付けて回る行為が「それを行った自分自身のブロック」を招く虞もあったりしてベテランが専任で行うべき作業とされるものでありましょうし、そういう判断の難しい管理案件をいっそそれなりの経験・知識を有するとコミュニティに認められた利用者群に任せた方が管理者の実務負担軽減に繋がりはしないか、と思いました。

──当方がこの提案を実施・推進するものではなく「こういう仕組みも有りなんじゃない?」といった与太話の域を超えるものではないですし、実際の信任に際してはWP:RfAの手順を取るであろうことからそれならば最初から削除者以上の権限に立候補すれば良い、といったそもそも論が出ることも想定のうちですけども、他言語版より極端にRfAに関する敷居の高い日本語版に於いて、権限を持たないがある程度の信任を得ている利用者として段階を踏んで管理行為に関する実績を積み上げた上でいずれ管理者に至る、といった道筋があっても良いのではないかな、などと思っている次第です。

先日現役管理者さんからWikipedia‐ノート:進行中の荒らし行為/長期#余談/管理者権限取得のおすすめといった談話もありましたけど、現役管理者観点でも管理者作業の分担は急務になっているのかな、とも思料しました。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月2日 (土) 22:10 (UTC)[返信]

  追記 現状でWP:ROLLBACKの利用者グループが創設されていることをころっと忘れていたのですけども、上の話は権限付与フェーズのない、巻き戻し者以下のグループ(または特に利用者グループを分けず、ただ既存の投票フェーズを経て信任された記録を持つだけの利用者)といった想定をしています。援用できる既存方針としてはWP:DEALかなあ、とも。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月2日 (土) 22:10 (UTC)[返信]

  コメント ソックパペットのテンプレートを貼る人員を精度面の問題で絞りたいということだったら、そういうプロジェクトを作って自主的に監視と指導をしあって人員を絞る方が手っ取り早いんじゃないですかね。そのために権限を設置するのと立候補選出プロセスを経るなんて、並みの管理者立候補よりもはるかに大変なパワーが必要だし。--126.247.8.188 2019年3月3日 (日) 00:05 (UTC)[返信]

  既に削除されたリダイレクトの削除依頼のクローズとか、システム的に権限不要であるものは「普通の利用者」がやっても良いのではないかと、以前より思っていました。ただ、その「普通の利用者」は期間と編集回数で自動的に承認されるのか(これをやると、多分私は自動承認されてしまう)、立候補や推薦のようなシステムになるのか、選別方法を考慮する必要があります。余談ですが、最近白紙化荒らしを結構目にするので、「明確な荒らしだけをブロックする」権限が欲しいですね(目的外利用者とか方針無理解とかパペットとかそういうのじゃなく、小1が見ても判断つくような荒らしで、私が「荒らしです」と断言して報告するようなケース)。--JapaneseA会話2019年3月3日 (日) 05:58 (UTC)[返信]

  •   コメント 技術的に権限を使わずに対処可能なもの(ご指摘の「既に削除されたリダイレクトの削除依頼のクローズ」のほか、削除依頼の即時存続クローズ(依頼者取り下げ、ソックパペットとしてブロック済みの利用者による依頼など、解釈の余地のないものに限る)、依頼者取り下げ意向のある保護依頼クローズ(現状の運用上は管理者による終了宣言または自動失効が要求されます)あたりは管理者の負担軽減にもつながるかもしれないようには思いました。ただ、誰でもやって良いとするとソックパペットにより荒らされるおそれもありますから、RfAの投票有資格者に準ずる(「候補者立候補から」→「依頼から」に置き換える)などとしたらどうだろうかと思ったのですが、やはり自力だけでは持てない権限(および申請・審議期間)があるからこそトラブルを予防できるところもあるでしょうし、基準はさらに引き上げないといけないのかなと思ったりはします(RfAでもたまにソックパペットが投票しているので)。ただ、仮に審査をかけるなら最初から削除者に立候補すれば良い話になりそうな気はします。とはいえ一般利用者に認めたとしても、権限保持者とは異なり「よほど明らかな場合」に限られるでしょうし、クローズ有資格者から異論があった場合は対応すべきでしょうし、また各種依頼系ページは見ている人も多いでしょうから、不適切な操作が放置される可能性は低そうには思います。// Nami-jaさんのコメントよりはJapaneseAさんのコメントにつながりますが、管理者の権限のうち、巻き戻し、保護ページ編集、削除については下位権限として巻き戻し者インターフェース編集者削除者がいますが、投稿ブロック、ページの保護設定については下位権限の利用者グループがありません。確かに直近でもLTA:SASHOによる歌詞転載荒らし(ケースB案件の明白な荒らし)が深刻化しており、私自身も投稿ブロックの権限があったらすぐに沈静化できるだろうのにと思ったりはします。現状としてjawpの管理者は、荒らし対処なり、著作権なり特筆性判断なり、システム関する知識なり、記事執筆能力なり、万能性がかなり求められているように思われます。一つでも不完全なところがあったらjawpコミュニティ全体として管理者として信任しにくいところはあるのではないかと思ったりはします。多数ある権限でも1つだけ、2つだけでも確実にできるというのがあるなら下位権限という形で細分化して付与しても良いのかなと思ったりはしますし、「段階を踏んで管理行為に関する実績を積み上げた上でいずれ管理者に至る、といった道筋」(Nami-jaさんの最初のコメントより)を増やすことにもつながるのではないでしょうか。// 例えば私の場合(数ヶ月以内とか、すぐに管理者や現行の下位権限に立候補するつもりはありませんが)。コミュニティの皆さんのご意見と私の推測が一致しているとは限らないでしょうが、おそらく芸能人記事の特筆性案件での削除依頼の対処を私に期待したくないでしょう。ただ、私が以前から通報や{{即時版指定削除}}付与などをしたことがある明白な荒らし(例えばLTA:IKELTA:203LTA:SASHOあたりを考えています)に対する投稿ブロックというなら、仮に権限申請をしたとして現行の削除者よりは信任を得やすいのではないか?と思ったりはします。--郊外生活会話2019年3月3日 (日) 13:00 (UTC)[返信]
  •   返信 (お三方宛) 休日の与太話に過ぎませんこのようなネタ議論にお付き合い頂きまして、先ずは感謝を申し上げます。割と長文屋のきらいがある当方、お三方宛の返信もいつものように以下略ですもので、ツリーを作るのではなく、この下にまとめさせて頂きます。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月3日 (日) 20:55 (UTC)[返信]
  • IPさん宛】IPさんの仰る「それ専門のプロジェクトを立ち上げる」というのは青天の霹靂で、目からウロコでした。運営に注意すべき点は多数あれども、試験的に立てる/行動内容を限定する・違反すれば除名、などの合意を得る機会はあるかもしれませんね。ただ、他の方が指摘されていらっしゃるように「誰でも参加できる状態だと当然のように荒らしが紛れ込む」という大きな障害がありますので、投票による公正な信任手順は(通常の管理者投票よりは簡略化されたものになろうとも)必須ではないか、そして所謂寝かせアカウントを弾く目的での編集回数とアカウント作成からの経過年月についても盛り込まざるを得ない、という結論は動かないのではないかな、とも懸念致しました。
──そして、かつてのWikipedia:削除依頼/Wikipedia:バーンスター騎士団にある通り、自由参加ではプロジェクトの暴走が発生しやすかった前例も踏まえて考える必要性があるのでしょうね。ここら辺についてはプロジェクトの枠内では難しい(元々の「記事の内容に限定して改善・統一化を目指す」プロジェクトページの使い方を逸脱してしまう)といった問題もあろうかと思えます。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月3日 (日) 20:55 (UTC)[返信]
  • JapaneseAさん宛】「明確な荒らしだけをブロックする」権限、はありませんが「明確な荒らしの所業をなかったことにしてしまう」権限、がWP:ROLLBACKですね。これは実行による版の増加が最近の更新などに載らない機能を合わせ持っています。LTA:SASHOなどが動いた際に付属するのが一般利用者との間の編集合戦ですが、巻き戻し者が専任で巻き戻しを実施するとウォッチリストにすら載りません。個人的にはWP:AN/S上で活発に活動する皆さんは皆持つことを目指して良い権限なのではないか、とも思います(実際に似たようなことをやってるんですから)。
──ただ、自動承認に関しては当方はやや否定的で、「一般的な記事の」編集経験の長さと方針ガイドラインの理解度が正比例しないことは、WP:VIP案件上で長く活動している皆さんにはすぐに理解できる経験則かと思います。10年以上の活動経験がありながら(むしろ在るからこそ)『当初方針ガイドラインではなく無視しても問題とならなかったものが、後からコミュニティ合意され方針化された三大方針』を遵守すべきものと捉えていない利用者、そもそも改訂された事実に気づいていない古参利用者というのは結構数多いと思われ(お知らせも井戸端も一切見ない利用者の方が多数派、故に気づかない)、これらが自動承認されてしまうと余計な混乱をもたらす、と感じます。故に、やはり信任フェーズは必須となりましょうね。
……考えれば考える程、じゃあ素直に管理者立候補すれば、という結論に近づく気がしました。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月3日 (日) 20:55 (UTC)[返信]
  • 郊外生活さん宛:1】審議、審査、最初から削除者になれ、などいろいろあると思いますが、例えばWP:AN/S以下の関連作業に限定して、または限定的に実施できる作業内容を細かく詰める、といった信任後の作業内容の許諾範囲を予め狭めた上で、その信任者が信任前提で行える作業内容が一般利用者の権限上で行える事柄ながら、実施に際し予めの信任によりコミュニティに認められた作業実施と成り得る、という発想を元にしていました。
──先日WP:AN/S上の関連作業にてブロックされた利用者の利用者ページへの{{SockpuppetC}}の貼付に際し「一般利用者が管理者のブロック記録に依らず、先入観に基づく独断・独善の考えを迂闊に反映させ既成事実化しようとした」という問題が発生しましたが、これも突き詰めると「作業実施当事者の方針ガイドライン理解度が未熟な点に帰結するものであり、自身の判断と作業実施者たる管理者の判断を同一視してしまった判断ミス」に掛かるもので、このような「結果的に底質となってしまう」管理業務、についても一般管理業務信任者(仮称)がその専任業務に於いて信任者としてコミュニティに許諾された範囲と可能な作業内容の中で実施した方が最終的に適切な作業の連続に繋がるのではないか、と。
◆現状でWP:AN以下の使い方、慣例をまとめたWP:AN/IUGがありますが、これを更に拡充または管理業務専用に単独サブページ化した上で「一般利用者が代行でき得る業務内容とその必要理由、そして禁止される行動、その行動の実施により実施者が負うリスク」をまとめて迂闊な管理業務を戒める方向でも良いかもしれませんね。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月3日 (日) 20:55 (UTC)[返信]
  • 郊外生活さん宛:2】こちらは提案というよりも個人的な思料がメインとなりますので読み飛ばして頂いても結構ですが、上の方にもあります現役管理者さんによる談話の通り、実際としてはLTA関連案件にさほど詳しくない管理者(そもそも信任時にそちらで動くことを期待されていない管理者)が、人数不足の煽りを食ってそちらの作業を分担せざるを得なくなってしまっている、といった実態があり、元々専門外の作業に従事していることで本来専門分野外の判断を求められてミスが混じることもあり、現時点で長期に渡ってLTA対処経験を蓄積した、そちら方面で実績が積み重なった対処専任者、と言えるレベルの一般利用者に対し管理者立候補を求める気持ちは強く理解できるものです。
──その上で、お話の中にあります通り【管理者は万能でなければならぬ】という発想自体が個人的には【JAWPが「新規」管理者に求める『才能』はブラック企業の其れと同じ】であり、成長可能性や相互監視性を立候補時の最初から全否定している根本というのが『それを行う余力がない、常に作業に追われている、管理者の人数が常に不足している、故に成長可能性のある、自身の「現時点の」能力に基づきその可能な範囲内でのみ作業実施する新人も要らず、全作業に満遍なく経験を有する成長しきったベテラン「だけ」が欲しい、必要とする側のみに都合のいい願望の反映』であり、増員が急務であることを全員が理解しているのに、その増員を全員が一様に妨げる、という悪循環かな、とも思っています。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月3日 (日) 20:55 (UTC)[返信]
  コメント 権限が不要な作業の分担なら、プロジェクトを立ち上げるのが一番現実的かなと思います。参加資格は「編集回数500回以上で、初編集から1年以上の登録利用者」とか。管理者の不足に関しては、削除者などの下位権限の保持者が増えれば、管理者が削除権限などを行使する必要が減ることで、管理者の負担軽減につながるのではないでしょうか?--aki42006会話2019年3月4日 (月) 07:53 (UTC)[返信]
  返信 IPさん宛の返信内容とやや重複しますが、プロジェクトで制御するか、または巻き戻し者・削除者など下位権限保持者が増えるのがやはり「変なルールを今から捏ねくり回す」よりも早道なんですかねえ? 私論レベルでそこら辺、少々考察してみようかと思いました。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月5日 (火) 21:23 (UTC)[返信]

  皆様宛 与太話を長々と週をまたいで引きずるのもなんですからここら辺で終わりとさせて頂こうかと思いますが、休日の暇潰しレベルの素朴な疑問点に関し皆様編集時間を割いて様々な角度から考察して頂きましたこと、この場に添えて感謝を申し上げます。ありがとうございました。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年3月5日 (火) 21:23 (UTC)[返信]