Wikipedia:井戸端/subj/コメントアイコンテンプレートはウィキペディアにとって害では?
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コメントアイコンテンプレートはウィキペディアにとって害では?
編集今日、日本語版ウィキペディアの議論の場では見かけないほうが珍しい程にコメントアイコンテンプレートが浸透し、使用されています(井戸端然り)。しかし日本語版の場合、その「使い方」に大いに問題があるように思います。例えば英語版(en:Template:Agreeなど)ではテンプレート文書の冒頭に必ず次のような記述があります:
This template should not be used as a way to express agreement in consensus-seeking discussions, as this encourages voting.
合意を形成するための議論の場で投票を促し、また合意/同意を表す方法としてこのテンプレートを使用すべきではありません。(意訳)
要するに英語版では、合意形成のための議論の場でアイコンテンプレートを使用するなと明確に書かれているわけです。一方日本語版ではテンプレートが独り歩きし、見境無くどの場においても使用されています。更に、議論の場でアイコンテンプレートで賛成/反対の意思のみの表示をする本末転倒な投稿をみかけることも少なくなくなりました。安易に賛成/反対という可視化された表示が行われるようになったことで、議論の場において「票」を数える動きも以前に比べて断然増えたように思います。Wikipedia:合意形成というウィキペディアが掲げる指針からして、現状は改められるべきだと思いますし、アイコンを使用出来るその線引を明確に定めるべきではないでしょうか。--Gohki(会話) 2013年5月6日 (月) 13:39 (UTC)
- コメント 確認ですが、このアイコンのことですよね?逆に質問しますが、何を思って害だと感じられましたか?--ミラー・ハイト(会話) 2013年5月6日 (月) 13:55 (UTC)
- (コメント)Wikipedia:削除依頼#依頼への投票・コメント方法を見ると「*(削除)/(特定版削除)/(存続)等に続いて投票理由。」と投票方法を書いてあるその前に「投票にアイコンを用いることができます」って書かれてTemplate:AFDへのリンクが置いてあるので、こっちを使う人が増えるのは容易に想像がつきますわな。私がカッコ書きで投票したのをわざわざアイコンに置き換える人まで居るくらいなので(数回経験した)。
そもそもこのアイコンが使われるのを見て疑問に思ってたことがあるのですが、システムへの負荷はどうなんでしょう? 国旗アイコンで負荷問題が取り沙汰されたことがあったような記憶が・・・--KAMUI(会話) 2013年5月6日 (月) 14:01 (UTC)- (コメント)今、過去に関わった削除依頼を調べた限りでは、2009年半ば頃からアイコンが使われるのが散見されるようになってますね。それ以前は管理者の対処アイコンくらいで投票はみんなカッコでした。--KAMUI(会話) 2013年5月6日 (月) 14:31 (UTC)
- コメント 特に問題ないでしょう。合意形成であれ投票であれ、各自がその立場を明確にすることは大事ですし、もしこれに問題があるというのなら賛否を表明すること自体が駄目ということでしょうか。このアイコン以前であれば普通に(賛成)とか(削除)とか書いていた訳ですが、それが良くて 賛成 や 削除が駄目というのは単なる好き嫌いに過ぎません。--氷鷺(会話) 2013年5月6日 (月) 14:40 (UTC)
- コメント 「コメントアイコンテンプレート」と言っても色々な種類がありますので、全てに共通した話題でなければ特定された方が良いと思います。問題にされているのは 賛成 と 反対 だけでよいでしょうか?例えばWikidataのProject chat(日本語版Wikipediaの井戸端に相当)などではよく使われています。あるいは削除依頼やブロック依頼なども含みますか?そして「議論の場において「票」を数える動きも以前に比べて断然増えたように思います」とのことですが、私はあまりそういう印象は受けていません。そのように感じられるということはそのような事例が実際にあったのだと思いますが、具体的な事例をいくつか挙げてご説明頂くことは可能でしょうか。個人的には道具の使い方の問題なのかなと想像しています。それからシステムへの負荷ですが、同じ画像を同一ページ内で何度も表示しても通常はブラウザがキャッシュを利用しますし、またテンプレートも単純で自己完結していますので、問題になることはないと思います。--Penn Station (talk) 2013年5月6日 (月) 14:59 (UTC)
- コメント - アイコンの使用について規定が特にない(それが問題かどうかは別)のは事実ですが、 アイコンか(括弧)かは任意≒アイコンだからって特別なことは無い≒アイコンはただのツール、って私は解釈しているので、規定とか特に要らないんじゃないかなと思います。というか、Gohkiさんの仰る問題の本質は別にあって、アイコンだから問題ということではないと思います。
- 賛成/反対の意思のみの表示をする本末転倒な投稿については「 賛成 --利用者:ある利用者」のような例を指しているのだと思いますが、これはアイコンじゃなくても、例えば「賛成です。--利用者:ある利用者」のような書かれ方をされたら同じですよね? こういう中身が無くて困る賛否票は参加当時(2007年くらい)からある所にはありましたし、その頻度は(賛成)だろうが 賛成 だろうが変わった感じはしないです。
- 議論の場において「票」を数える動きも同じです。改名とか分割とか提案系の議題では基本的に賛否を表明せざるを得ないのですが、こういう時に票を数えてしまう原因は「賛成/反対という可視化」が原因ではなくて、数える人が「多数決」だと勘違いしていることが原因です。WP:NOTDEMOCRACYを認識しているかどうかでしょう。ゆえに、アイコン導入前から提案の場で多数決で決めてしまう事例(大抵は間違いとして戻される)もそこそこ見かけました。なお、決定のために集計するのは駄目だとしても、状況把握等のために勝手に個人的に集計するのは別に気にしなくていいかと思います。集計自体は悪いことではないかと。
- 結局は両方ともそういうことをする人の認識が問題(→適宜案内、注意する)であって、ツールの問題ではないです。--ButuCC+Mtp 2013年5月6日 (月) 15:53 (UTC)
- コメント 私はこの「 コメント」はノート等で意図的に使っています。特に長文、箇条書き、段落分けなどを使われる方がいる場合など(更には署名なし、インデント崩れなど)は、「ここからは別の人の発言だよ」と一見でき、相互の誤読も減ると思うからです。なお、無闇に多用すると見苦しいのは記事中の強調と同様で、個人差はありますがセンスの問題かと思います。--Rabit gti(会話) 2013年5月8日 (水) 14:14 (UTC)
- コメント 色彩の影響についてもう少し配慮があってもいいのではないでしょうか。赤や橙のアイコンは強い印象を受けますし、大量のアイコンの中で括弧書きで賛否を書いても埋もれてしまうと懸念し、アイコンテンプレートを使わざるを得ない部分もあると思います。もうひとつ皆さんがアイコンを使いやすい理由は、括弧書きが通常テキストであるためだと思います。英語版を見てみた所、賛否等は太字になっており個々の発言の判別もつきやすくなっていました。賛否等は括弧書きではなく、色彩の影響もなく個々の判別も付きやすい太字にすることを考えてもいいのではないでしょうか。(実際の使用イメージとして太字にしてみました)--Resubew(会話) 2013年5月8日 (水) 16:56 (UTC)
- (コメント)ウィキメディアプロジェクトによってアイコンの意味が違うケースもあるのも問題です。ファイル:Symbol recycling vote.svg1つとってもウィキメディアプロジェクトによっては全く意味が違うものになります。ファイル:Symbol unrelated.svgも同様です。--hyolee2/H.L.LEE 2013年5月8日 (水) 21:03 (UTC)
- コメント それは「問題にはならない」でしょう。言語による記号の意味の違いということであれば、それは当然のことであって共通の意味を持たせることなど無茶な話ですし、そもそもアイコン画像だけで表現するようなテンプレではなく、そこにある文字が読めれば理解できるはずなのですから。--氷鷺(会話) 2013年5月11日 (土) 04:25 (UTC)
- コメント 最初にGohkiさんが示している英語版のテンプレートの注意書きは、訳の意味がずれていませんか? 「合意を形成するための議論においてこのテンプレートを使って賛否を表明すると、投票を促してしまうことになるので、使わないでください」ではないでしょうか。まだ広く議論して合意へ向けて収束していこうという段階で、投票を始めてしまうような行為をするな、と言うことだと思います。まあ言われてみると、まだ議論の段階で早々と賛否表明を始めるのはどうかなという気もしないでもないですが、今のところこのテンプレートを使うからと言って議論が阻害されているような感じを私は受けていないので、深く心配する必要はないのではないかと思います。--Tam0031(会話) 2013年5月9日 (木) 15:22 (UTC)
- 濫用は害だと思います。生産的な協議の場においては、重要ではない「賛否」に無用に目を奪わせるものだと思います。まず、「合意形成」という単語がいろいろ誤解を招いているような気がします。ウィキペディアでいう合意形成は、コミュニティとしての意思の確定という意味ではなく、コミュニティのうち理性ある参加者全員が承諾できる意思案の模索という意味でしょう。Gohkiさんがお示しの原文には「consensus-seeking discussions」とあります。これは「合意の決を取る議論」という意味ではなくて「合意案を探る協議」という意味だと思います。第1案の問題点や提案理由を抽出・共有して、理性ある人全員が承諾できるような第2案や第3案を試作していく初期段階の話だと思います。最終的に理性ある参加者全員が承諾できているか確認するために、このテンプレートを用いるのは構わないでしょう。第1案に対して最初から賛否の立場を表明するのが通例化してしまえば、賛否にばかり目が奪われて対立的な感情が無用に励起され、本来協議されるべき課題の本質や代案形成に注意が向かない傾向になるでしょう。それでも、第1案を変える気がない人は、最初から使ってもいいんじゃないでしょうか。ただ、その意見が的はずれであれば、essentiallyにrationalでないpeople[1](野蛮人ということかな?)としてコミュニティから無視されても仕方ないと思いますね。逆に的を射ていれば、例えばB1やB2での確信を持った削除依頼をかける場合は、最初から合意案を探る段階ではないとしてこのテンプレートを用いてもよいのではないかと思います。要は、賛否の立場を最初から明確にする場合は、野蛮人扱いされることを覚悟しろ、ということですね。自分の意見がコミュニティの合意となる確信がある場合以外は使わない方がいい。ウィキペディアで協議を生産的に保つための初期議論のマナーとして、特にベテランであればわきまえるべき注意点として共有しておいた方がいいと思います。テンプレートの解説文において、提案に対する初期段階での使用について、この点明記しておくのが、コミュニティの環境醸成にとって益となると考えます。--Akaniji(会話) 2013年5月11日 (土) 04:19 (UTC)
- Akanijiさんの仰る点は納得できる部分もあるし、アイコンの方がより視覚的に目立つということも考えるべきかもしれませんが、Akanijiさんのご指摘は基本的に「賛否」の意思表明そのものについて述べているものであり、アイコン・括弧書き・本文でも同じことが言えることだと思います。「賛否にばかり目が奪われて対立的な感情が無用に励起され」とありますが、実際はアイコンの意思表示が原因でというよりは、その後の本文の文章が挑発的だったりすることが感情的な対立に発展する原因ではないでしょうか。 反対 とか(反対)を見ただけでケンカ腰になる人はちょっと短気すぎるでしょう。もし、Akanijiさんの指摘点を方針等に反映させるとするなら、テンプレートに明記するにとどまる程度では何も変わらないかと思います。--ButuCC+Mtp 2013年5月11日 (土) 10:03 (UTC)
皆様、ご意見をいただきありがとうございます。誤訳についてはen-1なのでごめんなさい。賛否の表明が顕著になったといった提起もあくまで私自身が感じた感覚ですし各々だとも思いますのでそれを肯定したり否定する気はありません。共存するのならばよいと思いますが、一方でこのようにコメントアイコンを強いるような現在の風潮については改めて頂きたいです。削除依頼の場等で少なからず見られる傾向があります。--Gohki(会話) 2013年5月16日 (木) 20:36 (UTC)