Wikipedia:二重リダイレクト

リダイレクトページ（転送ページ）とはある記事へリンクしたときに、別のページに転送するページのことですが、二重リダイレクトは転送先もリダイレクトであるリダイレクトページを指します。現在、ウィキペディア日本語版ではMediaWikiソフトウェアの設定で二重に転送せず1回しか転送しないよう設定しているため、二重リダイレクトは修正の必要があります。MediaWikiでは二重に転送する設定もありますが、バグがあるため有効化されていません。二重リダイレクトは利用者の閲覧を遅延させて不便をもたらし、サーバーのリソースを浪費します。

ページの移動では移動前のページへの転送ページが自動で修正されないため、移動直後はこれらの転送ページが二重リダイレクトになります。二重リダイレクトは一般的には数日内にボットによって修正されますが、編集者は自分が作成した二重リダイレクトを放置すべきではありません。

二重リダイレクトを修正する方法

• ページAがページBへの転送ページで、ページBがページCへの転送ページとします。
• ページAへのリンクをたどると、下記のように表示されます。
  • ページタイトルがBになっていて、Cへのリンクが大きな文字で表示されます。
  • 小さな文字で「Aから転送」と表示されます。
• 「Aから転送」のAがリンクになっているので、それをクリックします。すると、下記のように表示されます。
  • ページタイトルがAになっていて、Bへのリンクが大きな文字で表示されます。
• 「ソースを編集」または「編集」をクリックして、BをCに変更します。

二重リダイレクトとボット

二重リダイレクトはボットで簡単に修正でき、ほとんどの場合は数日内に解消されます。そのため、編集者は自動化できないことに集中すべきです。しかし、二重リダイレクトのページが全保護された場合はボットによる修正はできません。

二重リダイレクトの一覧

• 特別:二重リダイレクト、または1000件まで表示

特定ページへの二重リダイレクトを探す

特定のページ（仮にCとします）への二重リダイレクトを探したいとします。まず、ページCで左側にある「リンク元」（「ツール」の下にあります）をクリックします。下記の2条件を両方とも満たしたページが二重リダイレクトとなります：

• リンク元の1個目よりインデントの階層が深い、かつ
• (転送ページ)というラベルがつけられている。

ページCを移動した直後にリンク元を閲覧した場合、一番上のページだけがインデントされていない場合もあります。

全ての二重リダイレクトが解消された後、リンク元は下記の3種類しかなくなります：

1. 一般ページからの直接リンク（インデントされておらず、転送ページのラベルがない場合）
2. 転送ページからの直接リンク（インデントされておらず、転送ページのラベルがある場合）
3. 一般ページからの間接リンク（1階層のインデントがされており、転送ページのラベルがない場合）

なお、上記3種類はいずれも修正を必要としません。

MediaWikiが転送ページで転送を行わない場合

MediaWikiでは下記の場合に転送を行いません。

• 二重リダイレクトの場合
• 特別ページへの転送の場合
• 存在しないページ（赤リンク）への転送の場合
• 姉妹プロジェクトのページへの転送の場合

関連項目

• Help:自己リンク
• 特別:迷子のリダイレクト
• 特別:二重リダイレクト