WZ-8 (航空機)
概要
編集2015年に初飛行を行い[3]、2019年10月1日に中華人民共和国建国70周年記念の軍事パレードで公開され[4]、シリアル番号から中国人民解放軍空軍東部戦区空軍第10爆撃機師団第30航空連隊に配備されているとされる[2]。
機体はステルス性のある全面黒色塗装で形状はデルタ翼で主翼端にはウィングレット状の垂直尾翼が配置され[5][6]、上部に2つのフックがあることから戦略爆撃機のH-6Nに懸吊で機外搭載して空中発射するとされる[6]。
類似するアメリカ合衆国の高速無人偵察機のD-21と異なり、エアインテークがなくロケットエンジンあるいは複合サイクルエンジンを動力としてマッハ3以上まで加速して高度4万メートルを飛行して滑空しながらデータを収集して引き込み式のランディング・ギヤ(着陸装置)で地上に帰還する能力があるとされる[7]。
要目
編集脚注
編集- ^ “無人偵察機「無偵8」”. 時事通信 (2019年10月1日). 2019年10月12日閲覧。
- ^ a b “Images suggest WZ-8 UAV in service with China’s Eastern Theatre Command”. ジェーン・ディフェンス・ウィークリー (2019年10月4日). 2019年10月12日閲覧。
- ^ “中国空军无侦8性能能有多高?”. 新浪網 (2019年9月16日). 2019年10月13日閲覧。
- ^ “China unveils new high-altitude, high-speed reconnaissance drone WZ-8”. 環球時報 (2019年10月1日). 2019年10月12日閲覧。
- ^ “說清楚 無偵8和轟-6N到底什麼關係”. 中時電子報 (2019年10月2日). 2019年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e “利劍出鞘系列之無人作戰\黑色閃電 無偵-8\縱深萬里金睛火眼 透視敵陣領航導彈”. 大公報 (2019年10月10日). 2019年11月17日閲覧。
- ^ “China's High-Speed Drone Is Rocket-Powered And All About Doing What Satellites Can't”. The Drive (2019年10月1日). 2019年10月13日閲覧。