VIENNA
VIENNA(ヴィエナ)は日本のプログレッシブ・ロックバンド。1988年から1989年にかけて、キングレコードの社内レーベル「クライム」からスタジオ・アルバム2作とライブ・アルバム1作を発表。既にキャリアのあるメンバーが集まって結成されたことから「プログレ・スーパー・グループ」と呼ばれた[1]。
VIENNA | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | プログレッシブ・ロック |
活動期間 |
1987年 - 1989年 1998年 |
レーベル | キングレコード |
旧メンバー |
藤村幸宏 塚本周成 永井敏己 西田竜一 菅沼孝三 |
来歴
編集GERARDの藤村幸宏(ボーカル、ギター)、アウター・リミッツの塚本周成(キーボード)、元ノヴェラの西田竜一(ドラムス)により結成され、当初はアウター・リミッツの荒巻隆(ベース)がサポート・メンバーとして参加[2]。デビュー・アルバムのレコーディング直前、アフレイタス等のバンドに参加していた永井敏己が正式メンバーとして加入しラインナップが固まる[3]。
デビューに先立ち、『ロッキンf』第151号(1988年5月号)付録のシート・レコードで「FOLLOW YOU」の別ヴァージョンを発表[3]。続いて、1988年5月21日にデビュー・アルバムを発表した[4]。
VIENNAは1989年1月に解散し、ラスト・ライヴの音源はアルバム『プログレス-ラスト・ライヴ』として発表された[5]。バンド解散後、藤村と永井はGERARDやデッド・チャップリンで活動を共にした。
後に、西田の代わりに菅沼孝三を迎えた編成で再編され[6]、1998年1月にアルバム『Unknown』をインディーズからリリースした[7]。
キング時代のスタジオ・アルバム2作は1994年、2002年、2011年にリイシューされており、ライブ・アルバム『Progress』は1998年と2013年にリイシューされた[8]。
ディスコグラフィ
編集- オーヴァーチュア=序章 - Overture(1988年)
- ステップ・イントゥ・ヴィエナ - Step into… Vienna(1988年)
- プログレス-ラスト・ライヴ- - Progress(1989年)
- Unknown(1998年)
脚注
編集- ^ “ヴィエナ / オーヴァーチュア=序章 (紙ジャケット仕様) (限定)”. CDJournal. 2014年6月7日閲覧。
- ^ 「VIENNA スペシャル・インタビュウ」『Marquee』第28号、マーキームーン、1988年5月、05-07頁。
- ^ a b 『ロッキンf』第151号、立東社、1988年5月、52-54頁。
- ^ 『Marquee』第28号4頁広告
- ^ “ヴィエナ / プログレス-ラスト・ライヴ (再発) (廃盤) - CDJournal.com”. CDJournal. 2014年6月7日閲覧。
- ^ “Toshimi Nagai's Harlequin's Island /Discography”. 永井敏己. 2014年6月7日閲覧。
- ^ “登録情報”. Amazon.co.jp. 2014年6月7日閲覧。
- ^ “ヴィエナ”. CDJournal. 2014年6月7日閲覧。