Unboundは、オランダのNLnet Labsの開発しているオープンソースのDNSキャッシュサーバ[2]である。 スウェーデンKirei社、英Nominet英語版社、米VeriSign社、英EP.net社がJavaベースで作成したプロトタイプをベースに、NLnet LabsがC言語で組み直し、UnboundとしてBSDライセンスでリリースしている。

Unbound
開発元 オランダの旗 オランダ NLnet Labs
初版 Version1.0.0 / 2008年5月 (16年前) (2008-05)
最新版 1.22.0[1] ウィキデータを編集 - 17 10月 2024 [±]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C言語
対応OS Unix系Windows
サポート状況 開発中
種別 DNSサーバ
ライセンス BSDライセンス
公式サイト www.nlnetlabs.nl/projects/unbound/
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特徴

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DNSキャッシュサーバとして特化しており、シンプルな設計となっていることから、比較的設定が容易かつ高速で動作する。1つの設定ファイル(unbound.conf)のみで全ての設定が可能というのも特徴的である。

セキュリティ

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DNSキャッシュ汚染に強く、DNSSECに対応している。Unbound 1.6.2からはDNSCryptにも対応した[3]

脚注

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出典

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  1. ^ Release Unbound 1.22.0 · NLnetLabs/unbound” (英語). 20 10月 2024閲覧。
  2. ^ 岩崎登 (2008年10月17日). “DNSリゾルバのニューフェイス「Unbound」”. ITmedia Inc.. 2012年1月18日閲覧。
  3. ^ https://www.nlnetlabs.nl/projects/unbound/download/ (変更履歴の記述あり)

関連項目

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外部リンク

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