UFC 69
UFC 69: Shootout(ユーエフシー・シックスティナイン:シュートアウト)は、アメリカ合衆国の総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2007年4月7日、テキサス州ヒューストンのトヨタセンターで開催された。
UFC 69: Shootout | ||
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イベント詳細 | ||
シリーズ | UFC(PPV) | |
主催 | ズッファ | |
開催年月日 | 2007年4月7日 | |
開催地 | アメリカ合衆国 テキサス州ヒューストン | |
会場 | トヨタセンター | |
開始時刻 | 午後9時(CT) | |
試合数 | 全9試合 | |
入場者数 | 15,269人[1] | |
入場収益 | 2,817,200USドル[1] | |
PPV購入数 | 400,000件[2] | |
イベント時系列 | ||
UFC Fight Night: Stevenson vs. Guillard | UFC 69: Shootout | UFC 70: Nations Collide |
本大会はUFC初のテキサス州興行であり、メインイベントではジョルジュ・サンピエール対マット・セラのウェルター級タイトルマッチが行われた。
大会概要
編集メインイベントのウェルター級タイトルマッチでは、The Ultimate Fighterシーズン4ウェルター級トーナメントを勝ち残り王座挑戦権を獲得したベテランのマット・セラが下馬評を覆し、王者ジョルジュ・サンピエールをTKOで下し第7代世界ウェルター級王者となった。
プロデビュー以来17連勝中であったディエゴ・サンチェスは、ジョシュ・コスチェックに0-3の判定負けでキャリア初黒星を喫した。
また、日本の岡見勇信は地元出身のマイク・スウィックを判定で破り、UFC4連勝を果たした。
試合間のインターバル中に元PRIDEヘビー級王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラがオクタゴンに登場し、UFC参戦を正式に表明した[3]。
カード変更
編集当初ロジャー・ウエルタと対戦予定であったアルヴィン・ロビンソンが欠場し、替わってレオナルド・ガルシアが出場した[4]。
試合結果
編集プレリミナリィカード
編集- 第1試合 ウェルター級 5分3R
- ○ ルーク・クモ vs. ジョシュ・ヘインズ ×
- 2R 2:45 KO(右フック)
- 第2試合 ウェルター級 5分3R
- ○ マーカス・デイヴィス vs. ピート・スプラット ×
- 2R 2:57 アキレス腱固め
- 第3試合 ミドル級 5分3R
- ○ ターレス・レイチ vs. ピート・セル ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
- 第4試合 ヘビー級 5分3R
- ○ ヒース・ヒーリング vs. ブラッド・アイムス ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
メインカード
編集- 第5試合 ミドル級 5分3R
- ○ ケンドール・グローブ vs. アラン・ベルチャー ×
- 2R 4:22 ダースチョーク
- 第6試合 ミドル級 5分3R
- ○ 岡見勇信 vs. マイク・スウィック ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、29-28、30-27)
- 第7試合 ライト級 5分3R
- ○ ロジャー・ウエルタ vs. レオナルド・ガルシア ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
- 第8試合 ウェルター級 5分3R
- ○ ジョシュ・コスチェック vs. ディエゴ・サンチェス ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
- 第9試合 UFC世界ウェルター級タイトルマッチ 5分5R
- ○ マット・セラ vs. ジョルジュ・サンピエール ×
- 1R 3:25 TKO(レフェリーストップ:右フック→パウンド)
- ※セラが王座獲得に成功。
各賞
編集- ファイト・オブ・ザ・ナイト: ロジャー・ウエルタ vs. レオナルド・ガルシア
- ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: マット・セラ
- サブミッション・オブ・ザ・ナイト: ケンドール・グローブ
- 各選手にはボーナスとして30,000ドルが支給された。
脚注
編集- ^ a b LIVE GATE INFO FOR UFC 70, UFC 69, & UFN 9 MMAWEEKLY 2007年5月7日
- ^ Pay-per-view MMAPayout
- ^ ノゲイラ、UFCと契約。試合は未定。DSE榊原代表は困惑 バウトレビュー 2007年4月9日
- ^ Reign of Terror: Serra Stuns GSP SHERDOG 2007年4月8日