The Ultimate Fighter 1 Finale
The Ultimate Fighter 1 Finale(ジ・アルティメット・ファイター・ワン・フィナーレ、別名The Ultimate Fighter: Team Couture vs. Team Liddell Finale)は、アメリカ合衆国の総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。本大会はリアリティ番組「The Ultimate Fighter」シーズン1のフィナーレとして、2005年4月9日、ネバダ州ラスベガスのコックス・パビリオンで開催された。
The Ultimate Fighter 1 Finale | ||
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イベント詳細 | ||
シリーズ | UFC(TUF Finale) | |
主催 | ズッファ | |
開催年月日 | 2005年4月9日 | |
開催地 | アメリカ合衆国 ネバダ州ラスベガス | |
会場 | コックス・パビリオン | |
開始時刻 | 午後9時(ET / PT) | |
試合数 | 全9試合 | |
放送局 | Spike TV | |
イベント時系列 | ||
UFC 51: Super Saturday | The Ultimate Fighter 1 Finale | UFC 52: Couture vs. Liddell 2 |
大会概要
編集The Ultimate Fighter 1のトーナメント決勝戦が行われ、ミドル級はディエゴ・サンチェス、ライトヘビー級はフォレスト・グリフィンが優勝を果たし、UFCとの契約を獲得した。
メインイベントではリッチ・フランクリンがケン・シャムロックをTKOで降した。
ディエゴ・サンチェス、クリス・リーベンがUFCに初出場した。
The Ultimate Fighterの成功
編集本大会はUFCで初めてPPVではなく無料放送された大会(一部無料放送はUFC 37.5であり)となったが、高視聴率を獲得し、The Ultimate Fighter 1のコーチ対決、ランディ・クートゥアとチャック・リデルの対戦が組まれたUFC 52ではPPVを28万件、その再戦が組まれたUFC 57ではPPVを40万件売り上げるなど、その後UFCが急躍進する原動力となった。
UFC代表デイナ・ホワイトも、ライトヘビー級トーナメントの決勝戦として行なわれ激闘となったフォレスト・グリフィン対ステファン・ボナーを、UFCが成功する原動力になったと繰り返し称賛している。なお、フォレスト・グリフィン対ステファン・ボナーの試合は2013年にUFC殿堂の試合部門で殿堂入りを果たした。
試合結果
編集プレリミナリィカード
編集- 第1試合 ミドル級 5分3R
- ○ アレックス・カラレクシス vs. ジョシュ・ラファーティ ×
- 1R 1:40 TKO(レフェリーストップ)
- 第2試合 ライトヘビー級 5分3R
- ○ マイク・スウィック vs. アレックス・ショーナウアー ×
- 1R 0:20 KO(パンチ)
- 第3試合 ミドル級 5分3R
- ○ ネイサン・クォーリー vs. ロデューン・シンケイド ×
- 1R 3:17 TKO(レフェリーストップ)
- 第4試合 ミドル級 5分3R
- ○ ジョシュ・コスチェック vs. クリス・サンフォード ×
- 1R 4:21 KO(パンチ)
- 第5試合 ミドル級 5分3R
- ○ クリス・リーベン vs. ジェイソン・タッカー ×
- 1R 1:35 TKO(レフェリーストップ)
- 第6試合 ライトヘビー級 5分3R
- ○ サム・ホーガー vs. ボビー・サウスワース ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、29-28、30-28)
メインカード
編集- 第7試合 TUF 1ミドル級トーナメント 決勝戦 5分3R
- ○ ディエゴ・サンチェス vs. ケニー・フロリアン ×
- 1R 2:49 TKO(レフェリーストップ:マウントパンチ)
- ※サンチェスがトーナメント優勝
- 第8試合 TUF 1ライトヘビー級トーナメント 決勝戦 5分3R
- ○ フォレスト・グリフィン vs. ステファン・ボナー ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
- ※グリフィンがトーナメント優勝
- 第9試合 ライトヘビー級 5分3R
- ○ リッチ・フランクリン vs. ケン・シャムロック ×
- 1R 2:42 TKO(レフェリーストップ:パウンド)