SPYSEE
概要
編集内容は人物に関する事柄を調べることを目的とした検索エンジンであり、ウェブ上で公開されている有名人などのデータを自動的に収集、整理し一つのページとして作り上げている。Cogoro(小五郎)の後継サービスである。
歴史
編集2008年7月に試験運用が始められた[1]。
2009年7月27日からは登録する個人へのチャリティサービスサービスを開始した[2][3]。
2010年1月7日から同サービスではバンクーバーパラリンピックのクロスカントリースキー競技、日本選手団監督の荒井秀樹に対する、日本障害者クロスカントリースキー協会との共同キャンペーンも行われた[4]。
2016年8月17日には新バージョンとなる「あのひと検索SPYSEE2」を公開した。[5]
2020年1月以降、SPYSEE2および運営会社のオーム、どちらのサイトも接続できない状態となっているが、この件に関する公式発表はされていない[6]。
登録された情報量
編集2009年5月20日時点で約350,000人の情報[7]、2010年2月4日時点で688,632人の情報を収集、人間関係の抽出を実施している[8][9]。その後、2016年8月時点ではキーワードは約100万件、人物は約600万人まで増えている。[5]
多数の個人情報を扱う事から、運営者は個人情報取扱事業者に該当する。個人情報取扱事業者は個人情報の訂正等に応じる義務があるが、「ウェブ上の情報を自動的に収集・整理しているため、個別のデータを追加・修正することはいたしかねます」としている。ただし、データに問題ある場合には削除要請を受け付けている。
脚注
編集- ^ “人物検索サービス「SPYSEE」運営会社オーマ セマンテックウェブ技術が生み出すビジネスの可能性”. CNET Japan (2008年7月16日). 2012年3月3日閲覧。
- ^ “話題の「あの人」のウェブ上での情報を一括表示--人物専門の検索サービス「SPYSEE」”. CNET Japan (2009年7月28日). 2010年11月27日閲覧。
- ^ “ネット寄付で個人を応援「チアスパ!」人物検索「SPYSEE」連動”. ITmedia (2009年7月27日). 2010年11月27日閲覧。
- ^ “2010年1月7日(木)より「チアスパ!障害者クロスカントリースキー日本代表チーム応援キャンペーン」を開始いたします。”. バリュープレス (2009年12月24日). 2010年11月27日閲覧。
- ^ a b “有名人の人間関係が丸分かり!? AI搭載の人物検索「あのひと検索SPYSEE2」公開”. ITmedia (2016年8月17日). 2019年9月7日閲覧。
- ^ “人物相関図を表示するサービス「あのひと検索 SPYSEE」がアクセス不可に、閉鎖か”. やじうまWatch (2020年1月22日). 2022年2月13日閲覧。
- ^ “人物検索サービス「SPYSEE」運営会社オーマ セマンテックウェブ技術が生み出すビジネスの可能性”. CodeZine (2009年6月10日). 2010年11月27日閲覧。
- ^ “オーマ、「あのひと検索スパイシー」にプロフィール比較機能「くらべて年表」を追加”. CNET Japan (2010年2月5日). 2010年11月27日閲覧。
- ^ “オーマ、「SPYSEE」にてプロフィールを年表形式で並べ比較する機能”. Venture Now (2010年2月5日). 2010年11月27日閲覧。