SMPlayer

クロスプラットフォームで動作するメディアプレイヤー

SMPlayerは、MPlayerおよびその派生メディアプレーヤーであるmpvなどのフロントエンド[5]クロスプラットフォームで動作するフリーでオープンソースメディアプレイヤーであり、GNU General Public Licenseで公開されている[4]。 なお内蔵されているプレイヤーのバージョンは古いのでユーザーが手動で更新する必要がある。

SMPlayer
PCのデスクトップ上で起動中のSMPlayer
開発元 リカルド・ビジャルバ[1]
初版 2006年12月11日 (2006-12-11)
最新版 23.12.0 - 2023年12月16日 (11か月前) (2023-12-16)[2] [±]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C++ (Qt)[3]
対応OS クロスプラットフォーム
対応言語 多言語
種別 メディアプレイヤー
ライセンス GNU GPL[4]
公式サイト smplayer.sourceforge.net
テンプレートを表示
SMPlayer 0.6.7のVista上でのスクリーンショット

主な機能

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  • ファイルごとに設定や再生位置を記憶する機能
  • 多くのオーディオ英語版とビデオフィルタ、やイコライザー (音響機器)機能
  • 再生スピード変更機能
  • プレイリスト再生
  • 字幕対応。インターネットからデータを取得可能。
  • ラジオ
  • TV[6]
  • YouTubeブラウザー機能
  • スキン対応
  • 30言語以上へのローカライズ[7]

パッケージ

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公式サイトでは、Windowsパッケージに加えて、Ubuntu対応のバイナリパッケージが提供されている。また多くのディストリビューションでも各リポジトリごとにパッケージを提供している。

Windows

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バージョン0.6.7以降のインストーラはNSIS(以前はInno Setup)で生成されている。インストーラはMPlayerの最新版やコーデックパックをダウンロードしインストールするが、MPlayerをオフラインでインストールするインストーラも用意してある[8][9]。  

Unix系

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各種Linuxディストリビューションでバイナリが提供されている。

しかし、MPlayerもQtも既に多くのオペレーティングシステムに対応しており、SMPlayerがMPlayerをベースとしてQtで構築されて以降、非常にポータブルになっているので、例えSMPlayerに対応していないオペレーティングシステムでも、別のUnixまたはLinuxのバイナリコンパチビリティ英語版機能で利用することが可能。

FreeBSDで使用する時はポーツ・ツリー経由でのソースかほとんどの主なFreeBSDのバージョンに対応するバイナリパッケージでインストールすることができる。

OpenBSDにもポートコレクション英語版で利用可能なバイナリパッケージが提供されている。

しかし、NetBSDDragonFly BSDではバイナリフォーマット形式でもpkgsrc形式でも利用可能になっていない。ただ、NetBSDではFreeBSD用バイナリを使えば表立った不具合も無く使用出来る[要出典]

 
SMPlayer Version 19.1

フォーク

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  • UMPlayer[リンク切れ]: SMPlayerの機能に加えて、SHOUTcastストリーミング機能やmacOS対応が追加されていたが[10][11][12]、2011年11月以降、公式プロジェクトは停止し[13]2023年現在、公式サイトにはアクセスできなくなっている。
  • SMPlayer2[リンク切れ]: mplayer2ユーザー向けで、mplayer2が新たなIPCメカニズムを実装するまでのテンポラリフォーク。

脚注

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  1. ^ SMPlayer – License Information, http://sourceforge.net/apps/mediawiki/smplayer/index.php?title=License_Information 2012年1月7日閲覧。 
  2. ^ SMPlayer - Browse”. SourceForge.net (2020年6月19日). 2024年5月1日閲覧。
  3. ^ “SMPlayer”, Analysis Summary (Ohloh), http://www.ohloh.net/p/smplayer 2012年1月8日閲覧。 
  4. ^ a b SMPlayer homepage, http://smplayer.sourceforge.net/, "SMPlayer is under the GPL license." 
  5. ^ “SMPlayer Review”, Softpedia, http://www.softpedia.com/reviews/linux/SMPlayer-Review-53740.shtml 2011年1月8日閲覧。 
  6. ^ “Versatile music player works SMPlayer”, VNExpress, https://translate.google.com/translate?hl=en&sl=auto&tl=en&u=http%3A%2F%2Fvnexpress.net%2FGL%2FVi-tinh%2FKinh-nghiem%2F2009%2F10%2F3BA14BB0%2F 2012年1月1日閲覧。 
  7. ^ Rosenblatt, Seth (2007-12-18), “SMPlayer is subtle but strong”, CNET, http://download.cnet.com/8301-2007_4-9835464-12.html 2010年1月16日閲覧。 
  8. ^ SMPlayer - Downloads, Berlios.de, http://smplayer.berlios.de/downloads.php?tr_lang=en 2012年1月8日閲覧。 
  9. ^ インストール時にGNU GPLと「Google Terms of Services「 B. Youtube Terms of Services, Google, https://www.google.com/accounts/TOS 2012年2月17日閲覧。 」へ同意を求められる。」
  10. ^ UMPlayer, MPlayer fork with interesting features, Ghacks.net, (2011-03-31), http://www.ghacks.net/2011/03/31/umplayer-mplayer-fork-with-interesting-features/ 16-08-2011閲覧。 
  11. ^ UMPlayer: New Cross-Platform MPlayer GUI Based on SMPlayer, WebUpd8, (01-04-2011), http://www.webupd8.org/2011/04/umplayer-new-cross-platform-mplayer-gui.html 16-08-2011閲覧。 
  12. ^ UMPlayer: my favourite media player for Ubuntu, OMG! Ubuntu, (01-06-2011), http://www.omgubuntu.co.uk/2011/06/umplayer-my-favourite-media-player-for-ubuntu/ 16-08-2011閲覧。 
  13. ^ UMPlayer - Get the latest version with a fix for Youtube”. smplayer.info. 2020年3月26日閲覧。

外部リンク

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