Realme

中国に本社を置く家電メーカー

Realme(リアルミー、realmeとも表記、: 真我)は、中国深圳市に本社を置く家電メーカー。

гeɑlme
現地語社名
真我(Zhēn wǒ)
業種 家電
設立 2018年5月4日 (6年前) (2018-05-04)
創業者 スカイ・リー
本社
事業地域
グローバル
主要人物
  • Sky Li (CEO) (Global)
  • Madhav Sheth (SVP) (CEO) (インドとヨーロッパ)
  • Xu Qi (徐起) (CMO)
  • Yao Kun (姚坤) (CTO)
  • Wang Wei (王伟) (CPO)
製品 スマートフォン
イヤホン
モバイルバッテリー
realme UI
スマホケース
AIoT製品
バッグ
スマートテレビ
親会社 OPPO
ウェブサイト www.realme.com/cn/

沿革

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Realmeは、2010年に「OPPO Real」という名前で中国で設立した[1]。 2018年5月4日にRealmeとして設立されるまで、OPPOのサブブランドという名目であった[2][3][4]

2018年5月、最初のスマートフォンであるRealme 1をリリースした。

2018年7月30日、元OPPO副社長兼OPPO海外部門の責任者であるスカイリーはOPPOを辞任し、Realmeを微博の独立ブランドとして確立すると発表した。同社のスローガン「Dare to Leap」で、意味は「臆することなく飛び越える」。Realmeブランドは将来、スマートフォンに確かなパフォーマンスとスタイリッシュなデザインを追求し、若者に手頃な価格で「優れたテクノロジー」と「美しいデザイン」で楽しい生活を提供することに焦点を当てると表明した。

2018年11月15日、Realmeは新しいロゴに刷新した。

2018年11月22日、Realmeはインド市場で最も巨大な新興ブランドとなった。この時点で、インドでのRealmeデバイスの売上高は、親会社の売上高を大幅に超えた。Realmeは、Xiaomiサムスン電子Vivoに次ぐ、2019年以来インドで4番目に大きなスマートフォンブランドとなっている。Realmeは、インド初の64MP(6400万画素)スマートフォン、インドで最も充電の速いスマートフォン、インド初の5Gスマートフォンなど、インドで多くの記録を獲得した。

2019年5月15日、Realmeは北京で最初の会議を開催し、中国国内市場に正式に参入し、realme X、realme X Lite、realme X MasterEditionを発表した。

2019年6月、Realmeはヨーロッパ市場への参入を正式に発表した。

2019年6月26日、Realmeは、64MP(6400万画素)カメラで撮影した最初の写真を公開した。

2019年7月までに、Realmeは中国、南アジア、東南アジア、ヨーロッパを含む20の市場に参入することに成功した。

2019年の第2四半期において、Realmeは全世界で470万台の出荷を記録した。これは、世界市場レベルで、前年比848%の増加である。

2019年8月までに、Realmeは世界中で1,000万人のユーザーを突破した。

2019年8月、Realmeは、中国とインドで4台の64MPカメラを搭載したプロトタイプデバイスを展示した。

シンガ・ジャパン株式会社
種類 株式会社
本社所在地   日本
140-0001
東京都品川区北品川1丁目8番12号
設立 2020年11月30日
業種 電気機器
法人番号 7010701040171
代表者 賀 夢瀟(取締役社長)
外部リンク www.realme.com/jp/
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2021年4月8日、Realmeは日本市場への参入を発表。日本市場における製品展開の第一弾として「ワイヤレスイヤホン」、「スマートウォッチ」、「モバイルバッテリー」の製品を展開する[5]

製品

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Realme Q2 Pro

realmeでは、ブランドのビジュアルデザインにエディー・オパラを、プロダクトデザインディレクターとして深澤 直人を起用。また、realmeデザインスタジオでは、エルメスのデザインにも関わった経験を持つジョゼ・レヴィをアートディレクターに迎え入れている。

また、realme GT Master editionでは上記のデザイナー深澤直人によるスーツケースがモチーフのデザインを施すなど、realmeではデザインにこだわりがあると言える。


RAMとストレージについては、いずれも最上位構成のものを記載している。

GTシリーズ

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ゲーミング性能に重きを置いた、Realmeの主力シリーズ。

数字シリーズ

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  • Realme 1
Helio P60・RAM 6GB・ストレージ 128GB
Realmeの初スマホ。この時はサブブランドの位置づけであったため、OPPOの名を冠していた。
  • Realme C1
450 2 16
  • Realme U1
P70 4 64
  • Realme 2
450 4 64
  • Realme 2 Pro
660 8 128
  • Realme C2
P22 3 32
  • Realme 3
P70 4 64
  • Realme 3 Pro
710 6 128
  • 3i
P60 4 64
  • 4は忌み数のため欠番。
  • 5
665 4 128
  • 5 Pro / Q
712 8 128
  • 5s
665 4 128
  • 6
H90T 4 64
この頃から企業の「Realme」としての販売がスタートする。

Xシリーズ

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  • Realme X
710 8 128
  • Realme X Lite
710 6 128
  • XT
712 8 128
  • XT 730G
730g 4 128
  • X2
730g 6 64
  • X2 Pro
855+ 10 256
  • X50
765G 12 256

脚注

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  1. ^ Vivo ships 5.8 million smartphones to India in Q2 2019; breaks its own record”. www.canaly.coms (2019年7月29日). 2019年7月29日閲覧。
  2. ^ Hit the road again | Realme on Facebook”. 2018年7月30日閲覧。
  3. ^ Artashyan, Argam (2018年7月30日). “Realme Seperates〔ママ〕 From OPPO: Another OnePlus?”. GizChina. Gizchina Media. 2018年7月30日閲覧。
  4. ^ Realme 2 Pro and Realme 5/5s/5i Android 10 kernel source code now available”. xda-developers (29 July 2020). 15 August 2020閲覧。
  5. ^ realme Brand - 世界で最も急成長※1するスマートデバイスブランド『realme』が日本上陸、 第一弾として、ワイヤレスイヤホンとスマートウォッチの5製品を発売 | realme Japan”. www.realme.com. 2021年8月29日閲覧。

外部リンク

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