PowerGRES Plus
PowerGres Plus(パワーグレスプラス)は、富士通とSRA OSS, Inc が開発した、PostgreSQLをベースにした関係データベース管理システムのハイエンド製品。姉妹製品であるPowerGres とは主にストレージ管理エンジン部分が異なる。
開発元 | 富士通、SRA OSS, Inc |
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初版 | 2003年9月[1] |
最新版 | |
対応OS | Linux / Windows[2] |
プラットフォーム | x64[2] |
種別 | 関係データベース管理システム |
公式サイト |
富士通 PowerGRES Plus 公式サイト SRA OSS, Inc PowerGRES Plus 公式サイト |
特徴
編集PostgreSQL Plusは、PostgreSQLの先進的なSQLエンジン部分と、富士通製ストレージ管理エンジンSymfoware Serverのデータ入出力処理部分を組み合わせた関係データベース管理システム。外からのインターフェイスはPostgreSQLのように見えるが、システム内部処理はSympowareが実行する[1]。
これは、PostgreSQLのストレージ管理の実装レベルが他の商用RDBMSに劣るため運用に不安が生じることをフォローすることを目的としている。ユーザは、従来のPostgreSQLそのままの開発効率と、運用の可用性向上を得ることができる。
歴史
編集2003年5月19日に富士通はPostgreSQL7.3.2と同社のDBMS SymfoWareのエンジン部分を組み合わせた新製品の開発を明らかにした。6月中に開発者向けの評価版、9月末までに日本国内の主要なPostgreSQL流通業者を通じて販売すると発表した[1]。
2019年5月17日にPowerGres Plus V10の販売が開始された[3]。
関連項目
編集脚注
編集- ^ a b c “富士通,オープンソースDBのPostgreSQLと同社DBのSymfoWareを融合”. 日経XTECH (2003年5月20日). 2021年4月8日閲覧。
- ^ a b c “富士通 PowerGres Plus 公式ページ”. 富士通. 2021年4月8日閲覧。
- ^ a b “SRA OSS、PostgreSQL 10ベースのDB製品「PowerGres Plus V10」を提供”. クラウドWatch (2019年4月17日). 2021年4月8日閲覧。