Path (SNS)
メッセンジャーアプリケーション
Path(パス)は、2010年に提供が開始されていたスマートフォン用の写真共有・メッセンジャーアプリケーション。
開発元 | カカオ |
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初版 | 2010年11月 |
プログラミング 言語 |
C言語、Objective-C(iOS版) Java(Android版) Python(バックエンド) |
対応OS | iOS、Android |
対応言語 | 英語、アラビア語、ノルウェー語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、インドネシア語、イタリア語、日本語、朝鮮語、マレーシア語、ポルトガル語、ロシア語、中国語(簡体、繁体)、スペイン語、スウェーデン語、タイ語 |
サポート状況 | 終了 |
種別 | インスタントメッセンジャー |
ライセンス | フリーウェア |
公式サイト | https://path.com |
ショーン・ファニングとFacebookの元幹部デイブ・モーリンが設立したソーシャル企業が開発。 2015年5月28日、韓国企業カカオによって買収された[1][2]。
概要
編集2010年11月に、大手SNSFacebookと類似した機能を、人数限定で公開する「クローズドSNS」として提供を開始した。
当初は、繋がることの出来る最大人数は50人だったが[4]、後に人間が安定的な社会関係を維持できる人数の上限とされている、150人に引き上げられた[5]。
特徴
編集利用状況
編集Path本社は、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコに位置するが、ソーシャルサービスは主に東南アジア、特にインドネシアで多く利用されていた[1][7]。
不祥事
編集2012年2月8日、Pathは利用者のiPhone内の連絡先データを、無断で同社のサーバーにアップロードしていたことを認めた[8]。
最高経営責任者のデイブ・モーリンは、これについて「ユーザーがPath上で知り合いを探すのを助けるためであり、それ以外の目的には使っていない」と説明した[8]。
同日、Pathはサーバーから収集した連絡先データを削除したと発表し、謝罪した。アプリは、アドレス帳へのアクセスの許諾を求めるダイアログを表示するようにアップデートがなされた[9]。
脚注
編集- ^ a b モバイルソーシャルアプリPathが韓国Daum Kakao傘下に - ITmedia NEWS
- ^ インドネシアでの可能性を追求すべく、PathがSNSアプリを韓国のネットサービス大手Daum Kakaoに売却 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
- ^ ソーシャルサービス「Path」終了へ - ITmedia NEWS
- ^ デジタルガレージ、50人しか登録できないクローズドなSNS「Path」運営会社に出資:MarkeZine(マーケジン)
- ^ Path turns at the fork: no limit on friends, separate messaging, business texts | VentureBeat
- ^ 話題のクローズドSNS、Pathを徹底解剖。 | Rex(レッキス)-ソーシャルメディア情報サイト-
- ^ インドネシア人のSNS・メッセンジャーアプリの利用実態調査 利用しているSNS1位は「Facebook」(36%)、2位は「Path」(32%)
- ^ a b ソーシャルサービスPathがユーザーに無断で連絡先データを収集 - ITmedia NEWS
- ^ iPhoneの連絡先データ無断収集のPathが謝罪 アプリをアップデート - ITmedia NEWS
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- Path (@path) - X(旧Twitter)