スズキ・インドモービル・モーター
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P.T.スズキ・インドモービル・モーター(P.T. SUZUKI INDOMOBIL MOTOR)は、インドネシアにある自動車、オートバイの製造販売会社。社名が示すように、日本のスズキとインドモービル・グループとの合弁会社であり、スズキの出資比率は2015年時点で93.4%である[1]。
概要
編集1991年、前身のP.T.インドモービル・スズキ・インターナショナルが発足。2008年に現在の社名に変更した。ジャカルタ市内に本社を置き、ジャカルタ近郊に二輪・四輪組み立て、エンジン製造を行う工場を有する。2000年代の自動車の生産台数は8万台前後、オートバイの生産台数は80万台前後となっている。生産車は、国内での販売のほか、一部は海外へ輸出される。
2015年5月29日、西ジャワ州ブカシ県のグリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センター(GIIC) 内に建設されたチカラン工場の四輪車体組立工場が完成し、操業を開始した[1][2]。なお、開所式に出席したスズキの鈴木修会長兼社長は2~3年後をめどに四輪車の生産拠点をチカラン工場に集約する意向を示している[3]。
生産拠点
編集- 生産車種:エルティガ(タンブンII工場から移管)
取扱車種
編集※2015年5月時点
自動車
編集オートバイ
編集- Satria
- Shooter FI
- Shogun
- アドレス
- Nex Fi
- Hayate
- Inazuma 250 ※日本ではGSR250として販売
- Thunder
- Burgman 200
- Hayabusa
- V-Strom650
- GSR750
脚注
編集- ^ a b “スズキ、インドネシア四輪車新工場の開所式を実施”. スズキ株式会社 (2015年5月29日). 2015年5月29日閲覧。
- ^ “Suzuki holds opening ceremony of the new automobile plant in Indonesia”. スズキ株式会社 (2015年5月29日). 2015年5月29日閲覧。
- ^ “スズキ、四輪生産をチカラン工場に集約[車両]”. エヌ・エヌ・エー (2015年6月1日). 2015年6月11日閲覧。