OHaNAS
OHaNAS(発音はオハナス)はNTTドコモとタカラトミーが共同開発したコミュニケーショントイ・オムニボット。ドコモの「しゃべってコンシェル」の技術を応用した「自然対話プラットフォーム」を世界で初めて採用している。会話専用のため自走機能は無い。定価は19,800円(税抜き)で10月1日発売、年間販売目標は10万個。[1]
概要
編集OHaNASは略称であり正式名称Organized Human interface and Network Artificial intelligence Systemを略したものとされている。 このネーミングには「みんなとお話して、話に花が咲くように」というスタッフの思いが込められている。[2]デザインモチーフは羊で「ひつじのしつじ君」を意識している。
OHaNASと会話を楽しむには専用アプリをインストールしたスマートフォンかタブレット(iOS 8.3またはAndroid OS 4.2以降)をBluetoothでペアリングして行なう。ドコモクラウドを利用しているがインターネット接続環境さえあればドコモと通信契約する必要はない。ユーザープロフィールを設定することで名前で呼んでくれるようになる。[3]
月額料金は2年間無料、3年目以降は有料を検討している。[4]現在は日本語のみサポートされているが1年以内に英語の対応を予定している。 [5]
2016年5月27日NTTドコモはOHaNASなどに会話を追加できる法人向けサービス「おしゃべりロボット for Biz」の提供を発表。OHaNASの場合は従来の2万パターンから商品紹介や業界向けの50パターンを追加可能予定。費用は1万9800円の本体購入とは別に初期登録料50万円、1台あたり月額3万5000円を予定している。[6]
沿革
編集仕様
編集テクニカル・スペック | |
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サイズ | 高さ160 mm×奥行160 mm×幅160 mm |
重量 | 590 g(電池込) |
バッテリー | アルカリ単2乾電池3本(別売り) 外部電源(タカラトミー玩具用ACアダプタType5・別売り) |
稼働時間 | 1日20~30分の使用で約2~3週間、連続使用で10時間 |
通信方式 | Bluetooth 2.0 |
脚注
編集- ^ 共同通信PRワイヤー (2015年6月4日). “NTTドコモと共同開発 クラウド型おはなしロボット「OHaNAS(オハナス)」10月1日新発売!” 2015年10月2日閲覧。
- ^ SHINGI HASHIMOTO (2015年6月4日). “タカラトミー、会話ロボOHaNAS(オハナス)発表。ドコモのクラウドで自然な会話を実現”. engadget. オリジナルの2020年2月22日時点におけるアーカイブ。 2015年10月2日閲覧。
- ^ ロボットスタート (2015年10月1日). “【速報レポート!】OHaNAS(オハナス)がキター!!【写真いっぱい】” 2015年10月2日閲覧。
- ^ ITmedia (2015年6月5日). “羊の皮をかぶったひつじ? 「オハナス」と「しゃべってコンシェル」の+dな関係”. engadget 2015年10月2日閲覧。
- ^ ケータイWatch (2015年6月4日). “ドコモとタカラトミーからクラウド型のお話しロボ「OHaNAS」”. インプレス 2015年10月2日閲覧。
- ^ 大畑滋生 (2016年5月27日). “ロボット「オハナス」が接客します ドコモが新サービス”. 朝日新聞デジタル 2016年5月27日閲覧。
- ^ ITmedia ニュース (2016年5月27日). “ロボットが店頭で商品説明――NTTドコモ、企業向け「おしゃべりロボット for Biz」”. ITmedia 2016年5月27日閲覧。