Nokia E71
スマートフォンの機種
Nokia E71(ノキア イー なないち)はノキアが開発した、第3世代携帯電話(W-CDMA)方式のスマートフォンである。
左:Nokia E71/右:BlackBerry Curve | |
製造 | ノキア |
---|---|
発売日 | 2008年7月 |
概要 | |
OS | Symbian OS S60 3.1 |
CPU | ARM11 369MHz |
音声通信方式 | 3G:W-CDMA 2G:GSM、 (W-CDMA:2100MHz GSM:850/900/1800/1900MHz) |
データ通信方式 | HSDPA、 EDGE、GPRS Wi-Fi (b/g) |
形状 | ストレート式 |
サイズ | 114 × 57 × 10 mm |
質量 | 127 g |
連続通話時間 | 約270分(W-CDMA) 約630分(GSM) |
連続待受時間 | 約480時間(W-CDMA) 約408時間(GSM) |
内部メモリ | Mobile DDR SDRAM 110MB |
外部メモリ | microSDHCメモリカード(8GBまで) |
日本語入力 | あり |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | Ver2.0 |
放送受信機能 | FMラジオ |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | 240×320ドット |
サイズ | 2.36インチ |
表示色数 | 約1600万色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約320万画素CMOS |
機能 | AF |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約30万画素CMOS |
カラーバリエーション | |
グレースティール | |
ホワイトスティール | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
概要
編集Nokia E61の後継モデル。ステンレスのストレート型ボディで、QWERTYキーボードを搭載する薄型コンパクトなスマートフォンである。2.8インチだったE61よりも小さな2.36インチの液晶画面[要曖昧さ回避]を搭載し、小型化されている。AF対応約320万画素CMOSカメラが追加されている。
仕事用とプライベート用を場面に応じて切り替えられる「ライフモード」を搭載。スマートフォンであるが、絵文字入力、YouTube動画再生にも対応している。また、日本ではナビタイム、海外ではNokia Mapsによる地図案内が可能である。
GSMクワッドバンドにも対応しており、世界の幅広い地域で使用可能である。
日本での発売
編集ソフトバンクモバイルが2008年10月30日に日本での発売を発表し、12月中旬以降に発売を、同じくNTTドコモも同年11月5日に日本での発売を発表し、翌2009年1月以降に発売を、それぞれ予定していたが、ノキアが日本市場から撤退を2008年11月27日に発表したのを受け、ドコモは12月1日に、ソフトバンクは12月5日に発売の中止を発表した。
歴史
編集日本語表記のE71
編集E71はNTTドコモ、ソフトバンクモバイルでの販売は中止となったが、イギリスやドイツなどで日本語対応携帯のMVNO事業者であるa2network社のベリーモバイルでは、日本語表記のE71を取り扱っている。[1] ただし、実際にはE71に搭載のS60 3rd Edition,Feature Pack 1に対応した日本語表示プラグイン「+J for S60」(管理工学研究所)のOEM版がセットアップされているに過ぎない。