中村ゆうひ
日本のイラストレーター、漫画家
(N村から転送)
中村 ゆうひ(なかむら ゆうひ、1985年[2] - )は、日本のイラストレーター、漫画家。他にN村(エヌむら)、N村 雄飛(エヌむら ゆうひ)という名前でも活動していた[3]。
中村ゆうひ | |
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別名義 |
N村 N村雄飛 |
生誕 |
1985年(38 - 39歳) 日本・千葉県印西市[1] |
職業 |
イラストレーター 漫画家 |
受賞 | 2008年:第3回 講談社BOX新人賞“流水大賞”あしたの賞 |
経歴・人物
編集2008年1月、N村名義で講談社BOX主催の第3回講談社BOX新人賞“流水大賞”であしたの賞を受賞し、以後講談社BOXの刊行作品や文芸誌『パンドラ』などでイラストレーターとして活躍するようになる。
『パンドラ』の執筆者紹介では、キャッチコピーとして「ザ・リビドー・クリエーター」と書かれている。
2012年、N村雄飛名義で『ノワール・レヴナント』の挿絵を手掛ける[5]。また、2013年に『フラッガーの方程式』の挿絵を担当してからは、中村ゆうひ名義で活動するようになる[3]。同年、『マガジンSPECIAL』掲載の『週刊少年ガール』で漫画家として連載デビュー。
2019年からは、千葉県印西市のPRサイト「MAKE INZAI ORIGINAL」にて『印西“あるある”4コマ』の連載を開始。同作は2022年にWEBアニメ化された。
「得意なことはぼうっとすること、苦手なことは自己紹介」とのこと。好きな作家はスピッツ、ムンク、歌川広重。声優の井ノ上奈々とは、幼馴染[6]。
作品リスト
編集イラスト
編集- 小説表紙イラスト・挿絵
- マッドドリーム・アンド・マジカルワールド(著:黒乃翔) パンドラVol.2 SIDE-Bに掲載 ※N村名義
- ビデオ・デイドリーム・ガール(著:黒乃翔) パンドラVol.3に掲載 ※N村名義
- 『マッドドリーム・アンド・マジカルワールド』(著:黒乃翔、講談社BOX、2009年5月、ISBN 978-4-06-283714-9) ※N村名義
- 『428 〜封鎖された渋谷で〜』シリーズ(著:北島行徳、講談社BOX、2009年9月、ISBN 978-4-06-283720-0) ※N村名義
- 『ノワール・レヴナント』(著:浅倉秋成、講談社BOX、2012年12月、ISBN 978-4-06-283820-7) ※N村雄飛名義
- 『フラッガーの方程式』(著:浅倉秋成、講談社BOX、2013年3月、ISBN 978-4-06-283833-7)
- 『アンフェアトレード』(著:浅倉秋成) BOX-AiR36号に掲載
- 『失恋覚悟のラウンドアバウト』(著:浅倉秋成、講談社BOX、2016年7月、ISBN 978-4-06-220173-5)
- その他
- ファンクラブ「KOBO」2009年分入会者へのポストカード ※N村名義
- 講談社BOX新人賞“流水大賞” 原稿募集挿絵 ※N村名義
- 『パンドラ Vol.4 2009 SUMMER』 表紙 イラスト ※N村名義
- 「鳥美人(トリビート)」(パンドラVol.4、2009年8月)イラスト、全8ページ ※N村名義
漫画
編集- 月の夜だけ(N村名義、『パンドラ』Vol.2 SIDE-A)※ 下剋上ボックスに掲載 8ページ
- Fade Out Syndrome(N村名義、『パンドラ』Vol.2 SIDE-B)※ 下剋上ボックスに掲載 20ページ
- 週刊少年ガール(『マガジンSPECIAL』連載、2013年6月号 -2015年10月号、全3巻)
- 印西“あるある”4コマ(Webサイト「MAKE INZAI ORIGINAL」掲載)
- イーブルガール/ジャスティスボーイ(『comipo』2024年5月27日 - )
- 変わり刃奇譚(『コミック乱』2024年6月号[7]) - 読み切り
エピソード
編集脚注
編集- ^ 『千葉県印西市がマンガに!市民の間で語られる“印西あるある“連載開始。』(プレスリリース)、株式会社ポニーキャニオン、2019年10月18日。2024年3月13日閲覧。
- ^ 「428 1 / 北島 行徳【著】/チュンソフト【原作】/N村【絵】」『紀伊國屋書店ウェブストア』。2024年3月11日閲覧。
- ^ a b “『フラッガーの方程式』(浅倉 秋成,中村 ゆうひ)”. 2024年3月9日閲覧。
- ^ 中村ゆうひ「進化する街で変わらぬ景色に安心/中村ゆうひさんの地元「千葉県印西市」【私がここに住み続ける理由】」『SUUMOタウン』(インタビュー)(インタビュアー:小野洋平(やじろべえ))、リクルート、2021年11月30日。2024年3月13日閲覧。
- ^ 「『ノワール・レヴナント』(浅倉 秋成,N村 雄飛)」『講談社BOOK倶楽部』。2024年3月11日閲覧。
- ^ “印西の作品に関われて、皆さんとご一緒できて、幼なじみ的な存在である中村ゆうひくんの作品に出れて、本当に幸せです。”. 井ノ上奈々 @inouenana (2022年1月14日). 2024年3月9日閲覧。
- ^ “「週刊少年ガール」の中村ゆうひがコミック乱初登場、江戸の刀に起きた異変描く読み切り”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月25日). 2024年4月26日閲覧。
外部リンク
編集- 中村ゆうひ (@nxxxmura) - X(旧Twitter)