N中等部
概要
編集2018年9月13日に設立が発表された[1]。従来、不登校の児童を対象としたフリースクールや教育支援センターは学校への復帰支援を行うことが目的とされていたが、N中等部は実践的なスキルを身につける場を目指すとされている[2]。また、N高等学校.S高等学校と連携した中高一貫教育も提供される[3]。
ただし、N高等学校.S高等学校と異なり、学校教育法に該当する一条校ではないため、既存の中学校に在籍しながら通うフリースクールの形態となる[1]。また、現行の教育課程下で学ぶ小学校卒業者が進学できる通信制中学校が法律[4]で認められていないことから、通学制で開設される[1]。さらに、学校法人角川ドワンゴ学園という学校法人が経営する施設ではあるが、学校教育法に基づく学校・専修学校・各種学校の何れにも該当しないため無認可校である。
2019年10月にネットコースの開設をプレスリリースした。[5]リリースの際、「中には九州や東北から飛行機や夜行バスで通学する生徒もいるため、場所にとらわれないコースとしてネットコースの開設に踏み切った。」と発表した。
沿革
編集キャンパス
編集- 新宿キャンパス(東京都)
- 秋葉原キャンパス(東京都)
- 池袋キャンパス(東京都)
- 江坂キャンパス(大阪府)
- 横浜キャンパス(神奈川県)
- 大宮キャンパス(埼玉県)
- 名古屋栄キャンパス(愛知県)
- 町田キャンパス(東京都)
- 神戸三宮キャンパス(兵庫県)
- 天王寺キャンパス(大阪府)
- 蒲田西口キャンパス(東京都)
- 相模原橋本キャンパス(神奈川県)
- 松戸キャンパス(千葉県)
- 奈良西大寺キャンパス(奈良県)
- 錦糸町駅北口キャンパス(東京都)
今後開設予定のキャンパス
編集脚注
編集- ^ a b c d 「N高」作った角川ドワンゴ学園がN中等部を設立 創造性や自主性伸ばせるカリキュラム提供 ITmedia 2018年09月26日
- ^ 期待集まる「N中等部」 従来のフリースクールにはない魅力とは? AERA dot. 2018年12月10日
- ^ 理念 | N中等部
- ^ 中学校通信教育規程(昭和二十二年文部省令第二十五号)なお、千代田区立神田一橋中学校通信制課程が「別科」として65歳以上の募集を行っている。
- ^ “2020年4月、N中等部・ネットコースを開設~インターネットを活用し、全国どこでも受講できる~”. N中等部. 2020年5月22日閲覧。
- ^ 「N高校」に続き「N中等部」が誕生--通信制ではなく通学制 CNET Japan
- ^ N中等部 まもなくキャンパス開校 N中ブログ
- ^ “ネットコース開設 笑顔満開!「N中等部 ネットコース入学ガイダンス」”. N中等部. 2020年5月22日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- N中等部 (学校法人角川ドワンゴ学園) (@njrjp1) - X(旧Twitter)
- 学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部 (nnn.jr.f) - Facebook