Mr.Children 1996-2000
『Mr.Children 1996-2000』(ミスター・チルドレン 1996-2000)は、日本のバンド・Mr.Childrenのベスト・アルバムである。2001年7月11日にトイズファクトリーより『Mr.Children 1992-1995』と2枚同時発売された。
『Mr.Children 1996-2000』 | ||||
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Mr.Children の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
J-POP ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | トイズファクトリー | |||
プロデュース |
小林武史 Mr.Children | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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Mr.Children アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988061881812 (TFCC-88181) |
概要
編集『Mr.Children 1992-1995』が通称「肉」だったのに対して、本作は通称「骨」である。ジャケットは『Mr.Children 1992-1995』と同じサイだが、こちらは白骨化している状態となっている。2作のベストアルバムのCMではそれぞれのミュージック・ビデオを流す2バージョンと、白木みのるがMr.Childrenの5人目のメンバーとして出演するバージョンが3つあった。アートディレクターは信藤三雄。全曲リマスタリング音源で収録。
『Mr.Children 1992-1995』同様にそれまでに発売されたシングル・アルバムから偏らないように選曲されており、収録曲は基本的に初出の順番に並んでいるが、15thシングル『終わりなき旅』と16thシングル『光の射す方へ』の部分、9thアルバム『Q』に収録されている「つよがり」と18thシングル『口笛』の部分は順番が入れ替わっている(これは制作時期の順番に並んでいるため)。また、シングルでリリースされた曲のうち17thシングル『I'LL BE』、12thシングル『マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-』は未収録となっている。ちなみにどちらもシングルカットの作品だったため、当時の他のシングルと比べると売り上げは伸び悩んだ。
2017年9月時点でTSUTAYAにおいて累計297万回以上レンタルされ、同時点でTSUTAYAにおけるベスト盤のレンタル回数では歴代7位である[2]。
また、台湾版ではボーナストラックとして『奇跡の地球』が Halleljahの後に入っている。
チャート成績
編集今作は初動100.4万枚を記録し、累計売上は182.5万枚となった。『Mr.Children 1992-1995』と共にオリコン週間アルバムチャートでと1位・2位を独占。2作合わせた初動売上は200万枚を超え、L'Arc〜en〜Cielの『ark』、『ray』以来2度目となる同一アーティストによる初登場での2作100万枚突破となった[3]。
発売から約11年後の2012年に発売されたベスト・アルバム『Mr.Children 2001-2005 <micro>』『Mr.Children 2005-2010 <macro>』が1位・2位を独占した2012年5月21日付オリコンチャートで本作は前週59位から急上昇しオリコンチャートで12位まで上昇した[4][注釈 1]。
収録内容
編集全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「名もなき詩」 | |
2. | 「花 -Mémento-Mori-」 | |
3. | 「Mirror」 | |
4. | 「Everything (It's you)」 | |
5. | 「ALIVE」 | |
6. | 「ニシエヒガシエ」 | |
7. | 「光の射す方へ」 | |
8. | 「終わりなき旅」 | |
9. | 「ラララ」 | |
10. | 「つよがり」 | |
11. | 「口笛」 | |
12. | 「NOT FOUND」 | |
13. | 「Hallelujah」 | |
合計時間: |
楽曲解説
編集演奏
編集- Mr.Children
- 小林武史:Keyboards (#1 - #13)
- 松本賢:Computer Programming
- 吉田誠:Computer Programming
- 高安錬太郎:Computer Programming
- 山本拓夫:Sax (#1)
- 村田陽一:Tronbone (#1)
- 小幡英之:Sax (#9)
- 長田功:Trumpet (#9)
- 鶴来正基:Accordion (#1)
- 四家卯大ストリングス:Strings (#8)
- Sandra Park Strings:Strings (#10, #12)
- 坪倉唯子:Chorus (#4)
- Catherine Russell:Chorus (#13)
- Ada Dyer:Chorus (#13)
脚注
編集注釈
編集- ^ なお、『1992-1995』は9位にランクインし、10年7ヶ月ぶりにオリコンチャートTOP10返り咲きを果たしている。
出典
編集- ^ “Mr.Children 1996-2000 Mr.Children”. ORICON NEWS. 2020年4月19日閲覧。
- ^ TSUTAYA_TAMADEのツイート(910692749078290432)
- ^ “ミスチル 初ベスト盤ワンツー独占”. スポーツ報知. 株式会社報知新聞社. 2001年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月7日閲覧。
- ^ 【オリコン】ミスチル、ベスト2作で144.7万枚 旧作もTOP10返り咲き - オリコン・2012年5月15日