Magic Cap
Magic Cap(マジック・キャップ)とは、かつて開発されていたPersonal Intelligent Communicator(PIC, 携帯情報端末)用のオブジェクト指向モバイルオペレーティングシステムの一つである[1]。エージェント技術を採用している。General Magic社により1990年代初頭から開発され、ソニーのMagic Link[2]やモトローラのEnvoy[3]、パナソニックのNeoNet[4]等の端末に利用された。
MagicLink上のMagic Capデスクトップ画面 | |
開発者 | General Magic |
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開発状況 | 終了 |
ソースモデル | クローズドソース |
初版 | 1994年9月28日 |
最終版 | 3.1.2j / 2001年 |
対象市場 | 携帯情報端末 |
影響を受けたOS | Palm OS, Android, iOS |
影響を与えたOS | Classic Mac OS |
ライセンス | プロプライエタリ |
参考
編集- ^ ASCII. “今では当たり前の通信機能を20年前に構想したオブジェクト指向型のモバイルOS「Magic Cap」 - 業界に痕跡を残して消えたメーカー 最先端PDAに時代がついてこなかった不運のGeneral Magic (2/4)”. ASCII.jp. 2021年6月22日閲覧。
- ^ ASCII. “ソニーから最初の製品が登場 携帯通信端末の夜明け - 業界に痕跡を残して消えたメーカー 最先端PDAに時代がついてこなかった不運のGeneral Magic (3/4)”. ASCII.jp. 2021年6月22日閲覧。
- ^ Google の概要 - 経営陣 - アンディ ルービン エンジニアリング担当副社長
- ^ Magic Mirror PIC Reviews - The Panasonic NeoNet