L.A.大捜査線/狼たちの街
『L.A.大捜査線/狼たちの街』(エル・エーだいそうさせん/おおかみたちのまち 原題: To Live and Die in L.A.)は、1985年製作のアメリカ合衆国のサスペンス映画。ウィリアム・フリードキン監督。
L.A.大捜査線/狼たちの街 | |
---|---|
To Live and Die in L.A. | |
監督 | ウィリアム・フリードキン |
脚本 |
ウィリアム・フリードキン ジェラルド・ペティーヴィッチ |
原作 |
ジェラルド・ペティーヴィッチ 『L.A.大捜査線』 |
製作 | アーヴィング・H・レヴィン |
製作総指揮 | サミュエル・シュルマン |
出演者 |
ウィリアム・L・ピーターセン ウィレム・デフォー |
音楽 | ワン・チャン |
撮影 | ロビー・ミューラー |
編集 | スコット・スミス |
製作会社 |
ユナイテッド・アーティスツ ニュー・センチュリー・プロダクションズ SLMプロダクション・グループ |
配給 |
MGM/UA Entertainment Co. ユナイト映画=UIP |
公開 |
1985年11月1日 1986年11月8日 |
上映時間 | 116分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $17,307,019[1] |
あらすじ
編集シークレット・サービスのリチャード・チャンスは、7年も組んできた相棒のジミー・ハートから加齢を理由とした引退の意思を告げられる。しかし退職を2日後に控えた日、ジミーは以前から追い続けていた通貨偽造団の倉庫に単独で潜入し、ボスのエリック・マスターズに殺されてしまった。
復讐を誓ったチャンスは新たな相棒ジョン・ヴコヴィッチと共に捜査を再開、偽札の運び屋を手始めに、エリックの弁護士を辿って彼の行方を追う。やがて、チャンスのなりふり構わぬ強引な捜査は、FBIも巻き込んだ末にようやくエリックの居場所を突き止めるが…。
登場人物
編集- リチャード・チャンス
- 演 - ウィリアム・L・ピーターセン
- シークレット・サービス。バンジージャンプが趣味。エリックを追い詰めるために、あらゆる手段を講じるが段々と問題を引き寄せるようになる。
- エリック・マスターズ
- 演 - ウィレム・デフォー
- 偽札のプロ。犯罪者として高いカリスマ性を持ち、殺人も躊躇なく行う凶悪犯。
- ジョン・ヴコヴィッチ
- 演 - ジョン・パンコウ
- チャンスのジミーに次ぐ新しい相棒。
- ビアンカ・トーレス
- 演 - デブラ・フューアー
- エリックの愛人。
- カール・コーディ
- 演 - ジョン・タトゥーロ
- 運び屋。
- ルース・レーニエ
- 演 - ダーラン・フリューゲル
- 連邦捜査官。
- ボブ・グリムス
- 演 - ディーン・ストックウェル
- ヴコヴィッチの上司。
- ジミー・ハート
- 演 - マイケル・グリーン
- 捜査官。定年間近だった。チャンスのパートナーであったがエリックを追跡中に殺害される。
- マックス・ワックスマン
- 弁護士。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
TBS版 | ||
リチャード・チャンス | ウィリアム・L・ピーターセン | 石丸博也 |
エリック・マスターズ | ウィレム・デフォー | 千田光男 |
ジョン・ヴコヴィッチ | ジョン・パンコウ | 小室正幸 |
ビアンカ・トーレス | デブラ・フューアー | 高島雅羅 |
カール・コーディ | ジョン・タトゥーロ | 曽我部和恭 |
ルース・レーニエ | ダーラン・フリューゲル | 榊原良子 |
ボブ・グリムス | ディーン・ストックウェル | 納谷六朗 |
トーマス・ベイトマン | ロバート・ダウニー | 増岡弘 |
ジミー・ハート | マイケル・グリーン | |
その他 | 糸博 筈見純 稲葉実 田原アルノ 大塚明夫 秋元羊介 津田英三 辻親八 小関一 さとうあい 安永沙都子 | |
日本語版制作スタッフ | ||
演出 | 伊達康将 | |
翻訳 | 井場洋子 | |
調整 | オムニバス・ジャパン | |
効果 | リレーション | |
制作 | 東北新社 | |
初回放送 | 1990年5月30日 『水曜ロードショー』[2] 正味約94分 |
備考
編集本作について、『マイアミ・バイス』の「コンセプトの盗用」であるとしてマイケル・マンに訴訟を起こされたが、マンが敗訴した。
脚注
編集- ^ “To Live and Die in L.A. (1985)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年12月16日閲覧。
- ^ キングレコードから発売のBDに収録(レンタル版ブルーレイには未収録)