ジョン・シュワルツ

アメリカの理論物理学者
John H. Schwarzから転送)

ジョン・ヘンリー・シュワルツ(John Henry Schwarz、1941年11月22日 - )は、アメリカ理論物理学者。弦理論の黎明期において理論の構築に貢献した。特に、1984年にマイケル・グリーンとともにタイプI超弦理論がアノマリーのない無矛盾な理論であることを示したことは、第1次ストリング革命のきっかけとなった。

ジョン・ヘンリー・シュワルツ
John Henry Schwarz
生誕 (1941-11-22) 1941年11月22日(83歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ノースアダムズ
研究分野 理論物理学
博士課程
指導教員
ジェフリー・チュー英語版
博士課程
指導学生
ミナ・アガナジック英語版
三田一郎
コスマス・ザホス英語版
アウグスト・サニョッティ英語版
マイケル・R・ダグラス英語版
ジェラルド・B・クリーバー英語版
主な業績 ローレンツ共変性のある超弦の記述[1]
一貫した10次元超弦理論理論の分類[2]
グリーン・シュワルツ機構英語版
RNS形式英語版
GS形式英語版
ヌヴー代数英語版
ヌヴー・シュワルツB場
超弦理論D = 10 臨界次元英語版の発見[3]
プロジェクト:人物伝
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カリフォルニア工科大学教授[4]

受賞歴

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関連項目

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脚注

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  1. ^ Green, M. B.; Schwarz, J. H. (1984). “Covariant description of superstrings”. Physics Letters B 136 (5–6): 367. Bibcode1984PhLB..136..367G. doi:10.1016/0370-2693(84)92021-5. 
  2. ^ Green, M. B., Schwarz, J. H. (1982). "Supersymmetrical string theories." Physics Letters B, 109, 444–448.
  3. ^ Schwarz, J. H. (1972). "Physical states and pomeron poles in the dual pion model." Nuclear Physics, B46(1), 61–74.
  4. ^ 「大栗先生の超弦理論入門」刊行記念メッセージ - YouTube

外部リンク

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