IdeaPad
IdeaPad(アイデアパッド)とは、レノボ社が製造・販売する、消費者向けのノートパソコンのシリーズである。
IdeaPad S12 | |
開発元 | レノボ |
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種別 | ノートパソコン |
発売日 | 2008年1月(S10は10月) |
名称
編集「Idea」は、2008年1月に発表されたレノボのコンシューマー(消費者)向けパーソナルコンピュータの新しいブランドである[1]。
従来のビジネス向けであるノートブックPCのThinkPad、デスクトップPCのThinkCentreなどに対して、コンシューマ向けとしてノートブックPCのIdeaPad、タブレットPCのIdeaPad Tablet、デスクトップPCのIdeaCentreが設定されている。
概要
編集IdeaPadはレノボの消費者向けノートブックPCのシリーズで、現在はワイドノートのYシリーズ、モバイルノートのUシリーズ、超軽量ノート(いわゆるネットブック)のSシリーズに、タブレットPCのKシリーズとAシリーズを加えた計5シリーズで構成されている。
2008年1月にIdeaPadおよびIdeaCentreのブランド発表と同時に、IdeaPad Y510、Y710、U110が発表された。2008年8月にはネットブックであるIdeaPad S10が399ドルで発表され、10月に発売された(日本では12月にS10eが発売された)[2] [3]。2009年7月11日にはS10-2(エステンダッシュツー)が発売された。そして、Sシリーズ以外のラインナップは2009年8月19日にY及びUシリーズの一部モデルの導入を発表し、9月5日から発売が開始された。
特徴として、セキュリティチップを搭載しないなどビジネス用途における高度なセキュリティ管理を必要としない一般ユーザーに向けた製品である。認証システムとしては指紋認証を採用しているThinkPadに対し内蔵のWebカメラによる顔認識システムのVeriFaceがを標準装備しており、登録すればパスワードの代わりに顔認証でWindowsへのログインができる。
なおIdeaPadは、Lenovo 3000などと同様にレノボ社が独自開発したシリーズである。IBMから買収したThinkPadとは異なりトラックポイントは搭載されていない。また「ACCESS IBM」、「TninkVantage」に似たボタンが存在するが起動時のリカバリーには使えないという違いもある。それ以外に関してはThinkPad同様ハードディスク、光学ドライブ、キーボードの取り外しが容易に行えるようビス穴付近にマークが掘り込まれているなどメンテナンス性(自己責任にて)など継承されている部分も多い。
また、タブレットPCは、2011年8月にK1[4]、続いて10月にA1[5]が発表・発売されている。
ネットブックは光学ドライブ非搭載のため他の海外メーカー製ネットブック同様リカバリーディスク作成は出来ないが、レノボにて注文することが可能である。
モデル
編集参照
編集関連項目
編集- レノボ
- ノートパソコン
- ネットブック
- OLPC
- ソフトバンクモバイル
- ThinkPad i Series - IBM時代の一般消費者向けノートパソコン
外部リンク
編集- レノボ(日本本法人)
- Lenovo(英語)
- その他