I 〜人に生まれて〜
『I 〜人に生まれて〜』(あい ひとにうまれて、原題:生而為人、英題:Born to be Human)は、2021年の台湾映画。 監督・脚本を務めたリリー・ニーは、本作が長編劇映画デビューとなった。
I 〜人に生まれて〜 | |
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生而為人 | |
監督 | リリー・ニー |
脚本 | リリー・ニー |
製作 | ドン・ディンアン |
製作総指揮 | イー・ジャヤン |
出演者 |
リー・リンウェイ ベラ・チェン イン・ジャオトー |
撮影 | リュウ・サンラン |
公開 |
2021年12月3日 2023年9月22日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | 台湾 |
言語 | 標準中国語 |
また、本作が映画初主演となったリリー・ニーは、少年から少女に変化するという難役を演じ抜き、第16回大阪アジアン映画祭で薬師真珠賞を受賞している。
日本では、2023年9月22日より東京・シネマート新宿ほか劇場にて全国公開された。
ストーリー
編集シーナン(リー・リンウェイ)はゲームが好きな14歳の少年。ある日の授業中、彼は激しい腹痛に襲われトイレに駆け込むと、尿が血のように赤く染まっていた。その後も症状が続き、膀胱がんなどの深刻な病気を恐れ、両親に病院に連れられるシーラン。そこで医師から両親に伝えられたのは、シーナンが「性分化疾患(インターセックス)」であること、そして、性転換手術を推奨するということだった。両親はシーナンに病気のことを隠したまま、性転換手術を受けることを決めてしまう。手術後、目を覚ましたシーナンは、自分の性別が変化していることに戸惑い、絶望を抱える。それでも前に進むために、シーナンは女性「シーラン」として、環境を変え生活を始める。
心では男性と認識していても体や周りからの目が女性となっていることへの葛藤、新しくできた女友達へ真実を隠し続ける難しさ、自身の運命を変えた両親への怒り…様々な困難に直面しながらも生きる少年を描いた社会派ドラマ。
キャスト
編集- シーラン/シーナン - リー・リンウェイ
- ベラ・チェン
- イン・ジャオトー
- リー・シュァン
- リー・シンウェン
- ボニー・リャン
- フランシス・ウー
- シュウ・シャオホン
- アンダーソン
- ボク・メイ
- イン・チョンミン
スタッフ
編集映画祭・受賞歴
編集- 2021年高雄電影節 - Taiwan Trans-border 正式出品
- 第16回大阪アジアン映画祭 - 薬師真珠賞(リー・リンウェイ)
- 2021年ファイブフレーバーズ映画祭 - 正式出品
- 2021年ハワイ国際映画祭 - 正式出品