Google Guice
Google社によりApache Licenseでリリースされた、Javaプラットフォーム向けのオープンソースなソフトウェアフレームワーク
Google Guice(グーグルジュース[1])は、コンピュータのソフトウェア技術の1つであり、Google社によりApache Licenseでリリースされた、Javaプラットフォーム向けのオープンソースのソフトウェアフレームワークである。アノテーションを使用したJavaオブジェクトへの依存性の注入 (DI) をサポートしている[2]。
開発元 | |
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初版 | 2007年 |
最新版 |
7.0.0
/ 2023年5月13日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Java |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | DIフレームワーク |
ライセンス | Apache License 2.0 |
公式サイト | github.com/google/guice |
Guiceではインタフェースと実装クラスをプログラム上で紐付け、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドに @Inject
アノテーションを使用して注入することができる。あるインタフェースに対して1つ以上の実装が必要な場合、実装を識別するためのカスタム・アノテーションを作成し、それを用いて注入を行う。
アノテーションを用いるDIフレームワークとしては早期に登場したGuiceは、2008年の第18回Jolt AwardsにおいてLibraries, Frameworks and Components部門の勝者に上げられている[2][3]。また2011年にリリースされたGuice 3.0は、Jakarta EEのDI仕様の一つであるJSR 330のリファレンス実装とされている[4]。
関連項目
編集参考文献
編集- ^ “第6回 DIフレームワークGuiceで,さらばXML!”. 注目のJavaフレームワーク詳細解説. ITPro (2007年7月20日). 2011年1月11日閲覧。
- ^ a b Guice (Google), Reviewed by Michael Yuan, retrieved 2010-04-09.
- ^ 18th Annual Jolt Award winners (Internet Archive)
- ^ “Google Guice 3.0を利用したアノテーション駆動による依存性注入”. InfoQ (2011年4月24日). 2014年2月28日閲覧。
- Vanbrabant, Robbie (April 21, 2008), Google Guice: Agile Lightweight Dependency Injection Framework (1st ed.), Apress, pp. 192, ISBN 978-1590599976