GLORIOUS!! -栄光の瞬間-
(GLORIOUS!!から転送)
『GLORIOUS!!』 -栄光の瞬間(とき)-(グロリアス えいこうのとき)は宝塚歌劇団の舞台作品。宙組[1][2][3]公演。形式名は「スペシャル・レビュー[1][2][3]」。24場[1][2][3]。
作・演出は藤井大介[1][2][3]。併演作品は宝塚・東京における併演作品は『砂漠の黒薔薇[1][2]』、全国ツアーは『うたかたの恋[3]』。
解説
編集※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]参考。
2000年という節目の年に、この100年間に作られた数々の曲の中から、音楽シーンを常にリードしてきたアメリカ合衆国の音楽を振り返り、様々なジャンルの名曲に乗せて、21世紀へ向かうエネルギーを表現したレビュー。アカペラのコーラスが聞こえ、オーケストラがこれに追随する幕開けや、宙組全員がゴスペル風に歌いあげる「栄光の時」など、新しい感覚が盛り込まれた作品。
藤井大介の大劇場における演出家デビュー作品。
大劇場公演は宙組トップスター・姿月あさとの退団公演。
公演期間と公演場所
編集- 2000年1月1日 - 2月8日 宝塚大劇場[1]
- 2000年3月24日 - 5月7日 TAKARAZUKA1000days劇場(東京)[2]
- 2000年6月10日 - 7月2日 全国ツアー[3]
全国ツアーの日程
編集スタッフ(宝塚・東京)
編集※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲[1]・編曲[1]:高橋城/宮原透/鞍富真一
- 音楽指揮:岡田良機[1]
- 振付[1]:羽山紀代美/ケンジ中尾/御織ゆみ乃/若央りさ/飯田聡子
- 装置:新宮有紀[1]
- 衣装:任田幾英[1]
- 照明:勝柴次朗[1]
- 音響:加門清邦[1]
- 小道具:伊集院撤也[1]
- 効果:切江勝[1]
- 演出助手[1]:植田景子/小柳奈穂子
- 音楽助手:木川田新[1]
- 衣装補:河底美由紀[1]
- 舞台進行:西原徳充[1]
- 舞台監督[2]:藤村信一(東京)/宮脇学(東京)/香取克英(東京)/林田勇吾(東京)
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台[1]
- 演奏:宝塚管弦楽団(宝塚)[1]
- 録音演奏:宝塚管弦楽団(東京)[2]
- 制作:木場健之[1]
宝塚における休演者
編集主な配役
編集宝塚・東京
編集※下記のデータは宝塚・東京共通。
- サッチモ、グレゴリー、アメリカンシンボル、ネオ、アメリカの星、GLORIOUS - 姿月あさと[1]
- リル、ザザ、ロックンロールエイジの女S、ルンナ、淑女S、白い星、グロリアス女S - 花總まり[1]
- オリバー、ディーク・エリントン、ベニー・グッドマン、ロックンロールエイジの男S、ディスティニー、レクイエムの歌手、白い星、グロリアス男S - 和央ようか[1]
- キッド、グレン・ミラー、歌手男、ウエストコーストの男A、ジャネッツ、白い星、グロリアス男S - 湖月わたる[1]
- 友人、歌手男、ジャネッツ - 樹里咲穂[1]
- ヘレン - 月船さらら[1]
全国ツアー
編集脚注
編集参考文献
編集- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。