FCファマリカン
FCファマリカン(Futebol Clube de Famalicão)は、ポルトガル・ノルテ地方ヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンに本拠地を置くサッカークラブ[2]。1931年8月21日に設立され[3]、トップチームは、ポルトガル1部リーグのプリメイラ・リーガに所属している。
FCファマリカン | ||||
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原語表記 | Futebol Clube de Famalicão | |||
愛称 | Famalicenses, Vila Nova, Azuis e Brancos | |||
クラブカラー | 紺・ 白 | |||
創設年 | 1931年 | |||
所属リーグ | プリメイラ・リーガ | |||
所属ディビジョン | 1部 | |||
ホームタウン | ヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカン | |||
ホームスタジアム | エスタディオ・ムニシパル・デ・ファマリカン | |||
収容人数 | 5,307人 | |||
代表者 | イダン・オフェル (85%) [1] | |||
監督 | ジョアン・ペドロ・ソウザ | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
概要
編集1952年より、収容人数5,307人のエスタディオ・ムニシパル22・デ・ジューニョにてホームゲームを開催している[4]。クラブが最も成功を収めたのは、1990年代である。1990年から1994年にかけてプリメイラ・リーガに4シーズン連続して在籍し、現在では通算7シーズンをプリメイラ・リーガで過ごしている。また、このクラブはクアントゥム・パシフィック・グループという、主にアジアや北米を中心に展開する大規模投資会社の代表者イダン・オフェルが全権保有しており、オフェルはスペイン・アトレティコ・マドリードの保有権30%も保持している[5]。
歴史
編集FCファマリカンは、1931年8月21日に6人のサッカー愛好家によって設立された。クラブ初の試合は1932年にFCポルトを招待して行われたファマリカン最初のホームスタジアム、カンポ・デ・ベルベリアのこけら落としだった。クラブ最初期のユニフォームは緑と白が基調のスタイルだったが、この試合でポルトのユニフォームカラーに影響され、後に青と白に変更された。1932-33シーズンから地域リーグに参加し始め、1945-46シーズンにはハンガリー人監督ヤノス・シャボに率いられ、タッサ・デ・ポルトガルの準決勝にまで進出した。しかし、準決勝でスポルティングCPと対戦し、0-11で大敗した[6]。
1990年代までにファマリカンは計6シーズン (1946-47シーズン,1978-79シーズンそして1990-91からの4シーズン) をプリメイラ・リーガで過ごした。2000年代を迎えるとクラブは低迷し、一時は地域リーグにまで足を踏み入れた。2008-09シーズンには、ブラガ地域のクラブが参加する5部リーグにまで降格するが、それ以降は次第に回復し、2015年5月、テルセイラ・リーガ (3部)優勝を果たして実に19年ぶりのリーガプロ復帰を決めた[7]。
2018-19シーズン開幕前、大手投資会社クアントゥム・パシフィック・グループの代表イダン・オフェルが後に100パーセントを保有することになるが、開幕前にファマリカンの保有権50パーセントを購入した[5]。2019年4月28日、オフェルの豊富な資金に支えられ、ファマリカンはプリメイラ昇格プレーオフを制して、1994年以来となるプリメイラ・リーガ復帰を果たした[8]。2019-20シーズン、開幕から好調を維持し、10月時点ではリーグ首位に立っていた。その後は11月終わりからのリーグ戦3連敗を喫して失速するも、最終的には20年ぶりのプリメイラ・リーガを5位という好成績で締めくくった[9]。
タイトル
編集国内タイトル
編集- リーガプロ : 2回
- 1977-78, 1987-88
国際タイトル
編集- なし
過去の成績
編集シーズン | ディビジョン | カップ | リーグカップ | ||||||||
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リーグ | 順位 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | |||
2015-16 | リーガプロ | 6位 | 46 | 18 | 18 | 10 | 64 | 51 | 64 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 |
2016-17 | 17位 | 42 | 14 | 11 | 17 | 47 | 50 | 53 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | |
2017-18 | 12位 | 38 | 13 | 9 | 16 | 46 | 49 | 48 | 4回戦敗退 | 1回戦敗退 | |
2018-19 | 2位 | 34 | 21 | 6 | 7 | 57 | 34 | 69 | 2回戦敗退 | 1回戦敗退 | |
2019-20 | プリメイラ・リーガ | 12位 | 34 | 14 | 12 | 8 | 53 | 51 | 54 | ベスト4 | 2回戦敗退 |
2020-21 | 9位 | 34 | 10 | 10 | 14 | 40 | 48 | 40 | 4回戦敗退 | ||
2021-22 | 8位 | 34 | 9 | 12 | 13 | 45 | 51 | 39 | ベスト16 | グループステージ敗退 |
現所属メンバー
編集- 2022年7月11日現在[10]
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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レンタル選手
編集- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代所属選手
編集- フェルナンド・コウト 1988-1989
- カルロス・セクレタリオ 1991-1992
- ウロシュ・ラチッチ 2019-2020
- ニコラス・スキアッパカッセ 2019-2021
- アレクサンドレ・ゲデス 2021
脚注
編集- ^ “Israeli Billionaire Idan Ofer Acquires Portuguese Second League Soccer Club” (1 July 2018). 17 July 2022閲覧。
- ^ “Vila Nova de Famalicão” (ポルトガル語). ZeroZero 25 June 2015閲覧。
- ^ “Historial [History]” (ポルトガル語). FC Famalicão 25 June 2015閲覧。
- ^ “Municipal 22 de Junho” (ポルトガル語). ZeroZero 25 June 2015閲覧。
- ^ a b “Una empresa israelí compró un club de fútbol portugués [An Israeli business bought a Portuguese football club]”. AJN. (2 July 2018) 18 September 2019閲覧。
- ^ “Famalicão na meia-final da Taça para recordar o passado [Famalicão in the semi-final of the Taça to remember the past]”. Rádio e Televisão de Portugal. (16 January 2020) 16 January 2020閲覧。
- ^ “Famalicão confirma subida à Segunda Liga [Famalicão confirm promotion to Segunda Liga]” (ポルトガル語). Record. (10 September 2015) 18 September 2019閲覧。
- ^ “Famalicão volta à I Liga 25 anos depois [Famalicão return to the I Liga 25 years later]” (ポルトガル語). Diário de Notícias. (28 April 2019) 18 September 2019閲覧。
- ^ “QUANTUM PACIFIC GROUP REFORÇA POSIÇÃO NA SAD DO FC FAMALICÃO” (ポルトガル語). F.C. Famalicão (2019年10月11日). 2021年3月5日閲覧。
- ^ “Plantel” [Squad] (ポルトガル語). FC Famalicão. 2 March 2020閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- FCファマリカン (FCFamalicao) - Facebook
- FCファマリカン (@fcf1931_oficial) - X(旧Twitter)
- FCファマリカン (@futebolclubefamalicao) - Instagram
- FCファマリカン (@fcfamalicao) - TikTok
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