ever free (hide with Spread Beaverの曲)

hide with Spread Beaverの楽曲、3作目のシングル(1998年)

ever free」(エヴァー・フリー)は、日本アーティストhideのソロ10枚目、hide with Spread Beaver名義では3枚目となるシングル

「ever free」
hide with Spread Beaverシングル
初出アルバム『Ja,Zoo
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ユニバーサルビクター
作詞・作曲 hide
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 1位[1]オリコン
  • 1998年6月度月間1位(オリコン)
  • 1998年度年間23位(オリコン)
  • hide with Spread Beaver シングル 年表
    ピンク スパイダー
    (1998年)
    ever free
    (1998年)
    HURRY GO ROUND
    (1998年)
    Ja,Zoo 収録曲
    FISH SCRATCH FEVER
    (6)
    ever free
    (7)
    BREEDING
    (8)
    ミュージックビデオ
    「ever free」 - YouTube
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    概要

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    hideの急逝直後に発売されたシングル。オリコンシングルチャートでも2作連続の1位を記録した。また、前作「ピンク スパイダー」が2週連続で1位であったため、オリコンシングルチャートにおいては2作によって3週間、hide with Spread Beaverが1位を独占していたことになる。

    タイトルは直訳で「ずっと自由で」といった意味であるが、このような英語は存在せず、hideの造語である[要出典][注 1]。また、hideは「普遍的な自由」とも言っている。

    hideが生前に完成させていたシングルとしては、結果的に最後の作品となった。

    またhideは前作である「ROCKET DIVE」「ピンク スパイダー」からこの「ever free」に渡るまでの一連の楽曲を3部作の繋がった楽曲として制作しており、「ROCKET DIVE」には「若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう」というメッセージが込められており、「ピンク スパイダー」には「でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない」という「失敗と挫折」を歌った曲であり、「ever free」には「それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう」というメッセージが込められた楽曲であると生前語っていた。

    2007年5月2日マキシシングル化され、再発売された。

    2016年、TVアニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 希望編』の最終話で、エンディング曲として使用された[2]。hideのファンである原作者の希望によって実現した。

    ミュージックビデオのキャデラックはhideの愛車、通称「くじら」[3]

    収録曲

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    1. ever free
      (作詞・作曲:hide
    2. ever free (voiceless version)
      (作詞・作曲:hide)
    3. 隠しトラック(曲名記載なし)(5分13秒の無音のあとに「ピンク スパイダー」のサビが収録されている。この無音の長さは「ピンク スパイダー」の発売日である5月13日に因んでいる)

    収録アルバム

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    他のアーティストによるカバー

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 「一般的な主語+一般的な動詞」を略すのは普通の表現なので、「英語に存在せず」というのは言い過ぎなのは明らか。「慣用表現としてない」のと「英語に存在しない」のは全く意味が違うし、造語というほど珍しい表現でもない。 https://honmono-eigo.com/kyo-sho/syouryaku

    出典

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    1. ^ ever free”. Oricon. 2014年11月28日閲覧。
    2. ^ hide公式サイト「hide city」「【ダンガンロンパ】ストーリー内で「ever free」が流れます!」(2016.06.27)
    3. ^ メモリーズ『hideのいた風景』”. 大島暁美オフィシャルサイト
    4. ^ KNOCK OUT MONKEYがhide「ever free」カバー、オマージュたっぷりMV公開”. 音楽ナタリー. 2023年1月9日閲覧。