English Vocal Election
English Vocal Election (イングリッシュボーカルエレクション、EVE) は、インターネットを通じて、世界中の人々に「英語」の歌を発信する新しいイベント。
EVE(English Vocal Election) English Vocal Election | |
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イベントの種類 | 歌唱コンクール |
通称・略称 |
EVE SONG FOR THE WORLD |
正式名称 | English Vocal Election |
開催時期 | 毎年開催 |
初回開催 | 2016年12月 |
共催 |
朝日小学生新聞、 朝日中高生新聞、 Youth Theatre Japan(YTJ) |
後援 | 全国市町村教育委員会連合会 |
協賛 | スカイマーク、サニーサイドアップ、近畿日本ツーリスト、アサヒ飲料、レプトン[要曖昧さ回避]、キンダーキッズ等 |
公式サイト |
概要
編集English Vocal Election(EVE)は、22歳までの若者たちを対象とし、English(英語)とVocal(歌唱)を主なツールとして、世界中の人々に発信する新しい歌唱コンクールである。2016年初秋に第1回、EVE vol.Iを実施。全国21都道府県より5,000名超のエントリーを数えた。公式サイト「EVE HQ」内では、EVE vol.Iにおける数々の審査を勝ち抜いた全国の精鋭たち「Candidates」のパフォーマンスが公開されており、これらの中から当該回の代表者「EVE Representative」が選出される。
審査
編集大会への参加は、参加規程を満たす者、団体は原則自由であり、大学のアカペラサークル、高校生の合唱部など、様々な団体が参加している。[1]
本大会は、一次審査(音源審査)、二次審査、三次審査(ホール審査)、そして最終審査(全国大会)と分かれている。三次審査の開催場所は東京・名古屋・大阪・兵庫の各地で行われ、全国大会は名古屋で実施される。全国大会当日の審査員投票、及び会場の投票率をもとに各部門の優勝者を決定し、表彰する。「EVE」のコンセプトに基づき、一般視聴者からのWEB投票も行われる。上位入賞者のパフォーマンス映像がアップロードされた「特設サイト」からEVE全国大会での歌声を聴くことができる。 特設サイト上での投票結果の中間発表、最終集計後に全ての部門の中で、 本大会で最も支持を集めた「EVE Representative(レプリゼンタティブ)」が発表される。[2]
特徴
編集出演者への評価決定に、一般視聴者の投票による意思表示が大きな影響力を持っている。「Election=選挙」というサブタイトルが標榜するように、民主主義的な選出形式が採用されていることで、各パフォーマンスの評価が特定の人物の趣向に極端に左右されることなく、その判断はあくまで民意に委ねられている。より具体的には、ホールにて観客による投票を中心とした審査が行われている。Representative(代表、代理人) という称号には「パブリックオピニオン(思想・情感・観念etc)を適切にくみ取り、これを代弁する能力を有する人物」 というコノテーションがある。「EVE Representative」に選出された人物もしくはグループ代表者は、次回開催時までの一定期間、「EVE HQ」内で大規模なパブリシティキャンペーンを実施する権利が付与される。才能に溢れ人望に恵まれた若者たちにとって、社会的健全性を高いレベルで実現したキャリア形成に直結する「ステータス」として機能することが見込まれている。
歴史
編集2016年 EVE vol.I、関東大会(日本教育会館)、関西大会(アルカイックホール)、中部大会(千種文化小劇場)、全国大会(吹上ホール)を実施。全国21都道府県より5,000名超がエントリー。審査結果は公式サイト内にて発表。[3]
参加規程
編集ソロの部
部門 | Advanced | Intermediate | Novice |
年齢 | 16歳~22歳 | 13歳~15歳 | 6歳~12歳 |
人数 | 1名(デュエットは不可) | ||
演奏曲 | 英語のテキストで書かれた自由曲(入退場を含め5分以内)
*すべての審査は同一曲での参加とする。 | ||
応募費 | 無料(公開審査の観覧は有料チケット制) |
グループの部
部門 | Senior | Junior |
年齢 | 13歳~22歳 (校種は混合していても可) | 6歳~12歳 (小学生のみで構成) |
人数 | 10名以上50名以下(指揮者の参加は不可) | |
演奏曲 | 英語のテキストで書かれた自由曲(入退場を含め5分以内)
*すべての審査は同一曲での参加とする。 | |
応募費 | 無料 |
課題曲
編集全部門共通
- 自由曲は、すべての歌詞が英語で歌われているものとする。
- 全ての審査は一次審査で演奏した楽曲を演奏することとし、曲目変更は認めない。
- 楽曲のアレンジや編成方法についても審査に含まれ、演奏者の独創性に任せることとする。アカペラ(無伴奏)での演奏も可。
- 演技・台詞・身体表現も審査対象に含まれるが、歌唱の表現力を重視したパフォーマンスとすること(著しく他の要素が強い場合には減点対象とすることがある)。
- すべての歌唱は暗譜に限る。
- 以下のような選曲を行った場合には、失格になる場合がある。
- 歌詞に日本語が含まれている。
- 青少年にふさわしくない表現や単語が歌詞に含まれている。
- 前奏や間奏が長く、歌のパートが少ない。
審査員
編集脚注
編集- ^ 子どもの自信も育つ! ”英語ソング“を楽しむコンクールが初開催!(ウーマンエキサイト 2017年1月18日掲載)
- ^ 英語ソングを世界に発信!「English Vocal Election」 (グローリア 2017年1月31日掲載)
- ^ English Vocal Election REPORT(EVEHQ 2017年12月17日閲覧)