EDIFICE

日本の電気会社カシオによって製造された高級時計の範囲

EDIFICE(エディフィス)は、カシオ計算機株式会社が販売している腕時計のブランドであり、ヨーロッパの時計市場においてカシオが腕時計メーカーであると認識されるようになったきっかけとなったブランドである[1]

EDIFICE ECB-800D-1A

基本的にステンレスのフルメタルケース、無機ガラス風防が採用され、日本では1万~7万円(実売5万円程度)の中価格帯で展開される。電波ソーラー時計とタフソーラー時計、電池式クォーツ時計がある。

カシオの腕時計において世界戦略ブランドとして位置づけされ、2000年から日本以外の北米、ヨーロッパ地域などで展開されている。日本では2009年2月から発売されている。日本においては電波ソーラー時計をメインに展開され、アナログメインのクロノグラフを主軸としている[2]。モータースポーツの躍動感をイメージした3D文字板構造を採用するなど凝ったデザインが特徴となっている[3]。また、オシアナスに続いてSmart Accessモデルが投入された。

2009年から、F1チームのレッドブル・レーシングをサポートし、セバスチャン・ベッテルをイメージキャラクターとし、2009年のみのベッテルEDIFICEモデルは限定品として世界中で人気を得た。

その後、レッドブル・レーシング公認のEDIFICEは多くのモデルを発売し、モータースポーツのイメージを活用したマーケティングを展開した。

2016年からScuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロ・ロッソ、2020年からスクーデリア・アルファタウリ)にサポートを変更し、フロントノーズにロゴマークが掲載されることになった。

2021年をもってアルファタウリのサポートを終了した。

脚注

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  1. ^ “バーゼルワールド2010:カシオ、バーゼルで特別仕様のG-SHOCKやOCEANUSを発表”. Business Media 誠 (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1003/26/news041_2.html 
  2. ^ タフムーブメント (TOUGH MVT.) が搭載されたモデルは永らく発売されていなかったが2011年10月にようやく一部モデルに搭載された。
  3. ^ “「時計は格好よくなくては駄目」――“エディフィス”日本投入の裏側”. Business Media 誠:+D Style News (ITmedia). (2009年2月13日). http://bizmakoto.jp/d-style/articles/0902/13/news049.html 

外部リンク

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