Disinfectant (ソフトウェア)
Disinfectant(ディスインフェクタント)は680x0時代のMacintoshでよく使われた、フリーのアンチウイルスソフトウェア。Classic Mac OSのアプリケーションおよび機能拡張として使用できた[5]。
開発元 | ジョン・ノースタッド(ノースウェスタン大学) |
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初版 | 1989年3月18日[1] |
最新版 | |
対応OS | Classic Mac OS |
サポート状況 | 終了[3][4] |
ライセンス | フリーウェア[3] |
概要
編集1989年、ジョン・ノースタッド(英: John Norstad)がフリーウェアとして一般公開した[3]。開発にはC言語が使用され、バージョン1.0で対応したウイルスは5種だった[6]。その後もバージョンアップされ、新種のウイルスに対応していった[5]。Disinfectantには隠し機能があり、メニューから「About Disinfectant」を選び、しばらく待っていると、自由の鐘の演奏と共に、Disinfectantが対応しているウイルスの一覧が表示され、それらが足で踏みつぶされるアニメーションが再生される[7]。1992年、「ドクターマッキントッシュ」などの著作で知られるボブ・レヴィタスがDisinfectantを称賛する文を書いている[8]。
1998年5月、ノースタッドは急増するマクロウイルスに一個人では対応できなくなったとして、バージョンアップの継続を断念した[3][4]。
出典
編集- ^ Norstad, John (1998年10月11日). “Disinfectant Retired”. 2016年4月6日閲覧。
- ^ a b Ducan, Geoff (1997年7月14日). “Disinfectant 3.7.1”. TidBITS. 2016年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e Anbinder, Mark H. (1998年5月11日). “John Norstad Retires Disinfectant”. TidBITS. 2016年4月6日閲覧。
- ^ a b Borrell, Jerry (1991-01-01). Macworld Read Me First Book. IDG Books. p. 219
- ^ Norstad, John (2012年7月14日). “John Norstad's Autobiography”. 2016年5月4日閲覧。
- ^ Brian Kendig (1993年1月). “The Macintosh Secret Trick List”. 2016年5月4日閲覧。
- ^ LeVitus, Bob (1992). Dr. Macintosh's Guide to the On-Line Universe. Addison-Wesley. p. 270