DMMドリームクラブ
(DMMバヌーシーから転送)
DMMドリームクラブ株式会社(DMM Dream Club Co. Ltd.)は、日本中央競馬会に馬主登録をしているクラブ法人である。株式会社DMM.com証券が2017年8月より運営を開始した「DMMバヌーシー」より匿名組合契約に基づく競走馬の現物出資を受けて、中央競馬などの競走に出走させている。
DMNドリームクラブの勝負服 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー26階 |
設立 | 2016年6月17日 |
法人番号 | 3011001111534 |
事業内容 |
競走用馬の保有、育成、管理、販売及び競走に出走させること 競走用馬関連投資業務 |
代表者 | 亀山敬司(代表取締役) |
資本金 | 1,000万円 |
主要株主 | 亀山敬司[1] |
特記事項:関東財務局長(金商)第1629号 第二種金融商品取引業者[2] |
概要
編集DMM.comは2017年夏季に開催されたセリ「セレクトセール」にて、3頭を総額6億7500万円(外税)で法人馬主として購入したが、単に法人馬主の所有とするのではなく、DMM.com証券(インターネット取引専業証券会社)の口座会員を対象とした一口馬主になれるシステム「DMMバヌーシー(馬主=ばぬし)」なるアプリを開発し、その対象とした。
利用者はDMM.com証券の口座を開設したうえで、簡単な入会審査(身分証明用の書類=免許証、保険証、マイナンバーカードその他の提出必要)を行い、通常で申し込み後から2-3日程度で入会キット(ログイン用パスワード他)が送付される。入会金は無料で、1つの競走馬に対して、1万口を募集する。購入も一般の一口馬主よりも少額(※”割安”ではない。)の3-4万円程度に設定する。これには育成預託金も込みとなっているため、追加の預託金を支払うことも原則としてない。アプリも無料ダウンロードができることになっており、馬主会員でなくても、DMMドリームクラブが保有する競走馬についても知ることができる[3]。
主な所有馬
編集現役馬
編集- エブリワンブラック
- ディープモンスター
- タイムトゥヘヴン(2022年ダービー卿チャレンジトロフィー)
馬主変更による移籍
編集- オグリクロノス(サラブレッドオークションを経て伊藤彰敏に馬主変更となり、地方の名古屋競馬場に移籍)
引退馬
編集- バヌーシーノキボウ
- ディープシャイン
- アイワナシーユー
- ゴッドトール
- ファイナルドリーム
- レーヴナイト
- ランヴォール
- キタノコマンドール
- ラヴズオンリーユー(2019年優駿牝馬、2021年京都記念・クイーンエリザベス2世カップ・ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ・香港カップ優勝)
- キタノインパクト
- アイスブラスト
- アイワナビリーヴ
- シンハリング
- ゴールデンレシオ
- トップオブメジャー
- ドリームインパクト
出典
編集- ^ “2017年度募集馬競走用馬ファンド(DMM バヌーシー)” (PDF). 株式会社 DMM.com 証券. 2018年2月24日閲覧。
- ^ “金融商品取引業者登録一覧” (PDF). 金融庁. 2018年2月24日閲覧。
- ^ “一口馬主向け「DMMバヌーシー」8月5日サービス開始発表!事業責任者の野本巧氏インタビュー”. スポーツ報知. 2018年2月24日閲覧。