C.C.ガールズ
オスカープロモーション所属女性で構成される芸能ユニットである。平成期は4人組、2019年からは「C.C.ガールズ3」名義で5人組で活動した。
(シーシーガールズ)は、C.C.ガールズ C.C.GIRLS シーシーガールズ | |
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出身地 | 日本 |
活動期間 |
1991年- 2003年 2019年 - |
事務所 | オスカープロモーション |
メンバー | 竹内佐織 |
旧メンバー |
阿部桃子 豊田百佳 花岡なつみ 中川知香 河合ひかる 鈴木佳奈 森洋子 本杉美香 山田誉子 浜野裕子 青田典子 原田徳子 藤原理恵 藤森夕子 |
来歴
編集1990年、青田典子、原田徳子、藤原理恵、藤森夕子の4人で結成。リーダーは青田。同年開催された「第一回日本美人大賞」に出場し、準グランプリを獲得[注 1]。これを機にユニットでの活動を本格化する。『週刊プレイボーイ』1991年1月29日号のグラビアでメディア初登場。以後歌手やバラエティー番組などで活躍、後続のセクシーグループが次々に誕生するブームを呼んだ。ユニット名はクールで高貴なイメージを持つ美人たち(COOL & CLASSY)ということで付けられた。デビューと同時に「D.D.GAPS」(ディー・ディー・ギャップス)名義で歌手活動を行った。なお、1992年からは歌手活動も「C.C.ガールズ」名義に統一。
その後、1995年から1998年に掛けてメンバーの入れ替えが繰り返された。1995年の原田、藤原の脱退後、本杉美香、森洋子が加入。青田、藤森のソロ活動が活発になるにつれ、4人揃っての活動に支障をきたすようになり、1996年にスーパーサブ制度を導入して山田誉子が準メンバーとして加入。同年、藤森が脱退すると山田が正式メンバーに昇格。このメンバーの流動期もリーダーを青田が継続した。初代メンバーで最後まで残っていた青田も1998年に脱退、浜野裕子が加入してようやくメンバーが固定、2代目の「C.C.ガールズ」として再スタート。総入れ替え後のリーダーは森が務めた。セクシーさを誇示する路線だけでなくインターネットを連動させてコミュニケーションアイドルとして活動することを打ち出した。初代と異なり音楽活動は少なく、CDは青田リーダー期のシングル『Happy White』のみ。
2代目の4人は、平均年齢が30歳を超えたことなどから、2003年12月に活動終了(この時、浜野は結婚引退。グループは実質解散となったのは、ほかのメンバーが浜野の結婚報告を怠ったための懲罰という説がある)。2代目終了の際、オスカープロモーションは「C.C.ガールズ」の名前を残す意向を示し、3代目となる新たなメンバーを2004年春にも決め、同7月にも発表するとしていたが、この時は立ち消えとなった。
2019年9月18日、3代目グループとなる「C.C.ガールズ3」のお披露目が行われた[1]。しかし、10月19日にメンバーの河合ひかると鈴木佳奈が体調不良による休養を理由にグループを脱退、所属するオスカープロモーションを退社[2][3][注 2]。11月22日に新メンバーとして阿部桃子と竹内佐織が加入したものの[5][6]、結局グループとしての活動が不明瞭なまま自然消滅していき、2023年時点では竹内の単独での活動となっている[7]。
アニメ『クレヨンしんちゃん』にも「CCガールズを見るゾ」で出演している。
メンバー
編集初代
編集2代目
編集- 本杉美香 - 1995年8月加入、2003年12月脱退。
- 森洋子 - 1995年8月加入、2003年12月脱退。
- 山田誉子 - 1996年1月 スーパーサポートメンバーとして加入、藤森の脱退後正式メンバーに昇格。2003年12月脱退。
- 浜野裕子 - 1998年11月加入、2003年12月脱退。
C.C.ガールズ3
編集活動歴
編集バラエティ
編集- ものまね王座決定戦(フジテレビ)
- スターどっきり(秘)報告(フジテレビ) 寝起きどっきり
- スターどっきり大作戦(フジテレビ) セクシー水着泥クイズ(2代目)
- オールスター感謝祭(TBS)
- クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!(日本テレビ)
映画
編集- 魚からダイオキシン!! (1992年) - 女性アイドルグループ役
ドラマ
編集Vシネマ
編集- C.C.ガールズ ファーストラン〜風を抱きしめて〜(監督・脚本:大久保邦孝)(ポニーキャニオン VHS:PCVP30947 1992年9月18日発売、PCVG10012 1993年4月21日再発売、LD:PCLG-00002 1992年12月16日発売)
CM
編集以上、初代メンバー出演。
- KIRIN・北のきりん(1996年)、ポッカコーポレーション・キレートレモン(2001)2代目メンバー出演、共演は橋本マナミ。
ディスコグラフィ
編集シングル
編集# | 発売日 | 01 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
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D.D.GAPS 名義 | |||||||
ワーナー・パイオニア | |||||||
1 | 1991年 6月12日 |
01 | D.D.GAPS HERE | 吉澤久美子 | D.Sanders | 船山基紀 | WPDL-4236 |
02 | D.C. | 真名杏樹 | 西司 | ||||
2 | 1991年 8月10日 |
01 | ESCAPE! | 只野菜摘 | 関根安里 | WPDL-4250 | |
02 | WORD | 枯堂夏子 | 前田克樹 | ||||
3 | 1991年 11月28日 |
01 | WILL POWER | Wisteria | Joey Carbone Jeff Carruthers |
WPDL-4270 | |
02 | I'LL KNOCK ON YOU | 吉澤久美子 | |||||
C.C.ガールズ 名義 | |||||||
4 | 1992年 5月10日 |
01 | NO天気な恋の島 | 吉澤久美子 | 夢野真音 | Joey Carbone Jeff Carruthers |
WPDL-4287 |
02 | マリーの選択 | 戸沢暢美 | Joey Carbone Dennis Belfield | ||||
5 | 1993年 3月10日 |
01 | 涙なしじゃ言えない | 松井五郎 | 馬飼野康二 | 中村哲 | WPDL-4337 |
02 | エピキュリアン・ブルー | 田久保真見 | 羽田一郎 | 新川博 | |||
6 | 1993年 4月25日 |
01 | 世界で一番せつない夜に[8] | 林哲司 | WPDL-4345 | ||
7 | 1993年 9月25日 |
01 | 恋するために生まれてきたの | 鮎川めぐみ | 井上ヨシマサ | ATOM | WPDL-4349 |
02 | 白状しちゃおうかな | 松井五郎 | 羽田一郎 | 新川博 | |||
8 | 1994年 4月25日 |
01 | PARTY TIME | 田久保真見 | WPDL-4385 | ||
02 | 25時のヴィーナス | ||||||
9 | 1995年 4月25日 |
01 | ちいさな気絶 | 小山明 | 野見祐二 | WPD6-9041 | |
02 | CHANCE | 松井五郎 | 羽田一郎 | 新川博 | |||
東芝EMI | |||||||
10 | 1999年 5月1日 |
01 | Happy White | 森浩美 | 寺田一郎 | 田辺恵二 | PCDZ-1658 |
アルバム
編集すべてワーナーミュージック・ジャパンから発売。
D.D.GAPS名義
- We are D.D.GAPS(1991年7月10日)
- HERE IS D.D.GAPS(1991年12月21日)
C.C.ガールズ名義
- Comin'(1992年5月25日)
- ANIMALS(1992年11月28日)
- Woman From Tokyo(1993年7月25日)(「世界で一番せつない夜に」のみ、林哲司&C.C.ガールズ名義)
- C.C.ガールズがうたうおねえたまどうよう(ウゴウゴルーガ)(1993年9月25日)
- COOL&CLASSY(1993年12月10日)
- SO WHAT ~だからナニ~(1995年6月25日)
ビデオ・DVD
編集ミュージック・ビデオ
編集すべてワーナーミュージック・ジャパンから発売。
D.D.GAPS名義
- D.D.GAPS HERE(1991年7月10日)VHS/シングルビデオ
- ANTI ABORTION(1991年11月)VHS/シングルビデオ
C.C.ガールズ名義
- NO天気な恋の島(1992年5月10日)VHS/シングルビデオ
- JOY(1993年4月10日)VHS、LD/ビデオ・クリップ集
- COOL&CLASSY(1993年12月)VHS、LD/ビデオ・クリップ集
- COOL&CLASSY LIVE(1994年4月)VHS、LD/ライブビデオ
ライブ
編集- C.C.GIRLS LIVE【Comin'】(1992年、名古屋クラブクアトロ)
- C.C.GIRLS LIVE【Comin'】(1992年6月17日、大阪クラブクアトロ)
- C.C.GIRLS LIVE【Comin'】(1992年6月19日、渋谷クラブクアトロ)
- C.C.GIRLS LIVE【C.C.ガールズHERE】(1992年12月17日、渋谷ON AIR)
- C.C.GIRLS LIVE【COOL&CLASSY】(1993年12月16日、大阪厚生年金会館 中ホール)
- C.C.GIRLS LIVE【COOL&CLASSY】(1993年12年19日、渋谷公会堂)
- RISING SUN ROCK FESTIVAL2015 in EZO(2015年8月15日)安全地帯 with C.C.ガールズとしてバックコーラス、ダンス/青田典子・藤原理恵
- FREEDOM aozora 2015 淡路島(2015年8月29日)安全地帯 with C.C.ガールズとしてバックコーラス、ダンス/青田典子・藤原理恵・藤森夕子
イメージビデオ
編集版元の記述の無い物はすべてポニーキャニオンから発売。
- TEMPTATION(1991年7月)VHS
- BODY LANGUAGE 1991(1991年8月︰VHS、1992年5月21日:LD)VHS、LD
- Swinging Body(1992年4月)VHS
- Talking Body(1992年6月)VHS
- Swinging&Talking Body(1992年10月21日)LD/上記2作品のカップリング。
- C.C.ガールズ ACTRESS(1992年8月)VHS/『ファーストラン〜風を抱きしめて〜』のメイキングビデオ。
- C.C.ガールズ in 香港 WANTED!(1992年11月)VHS
- Color Magic(1993年10月)VHS/ドラマ形式、同時に撮影した各ソロ作を『Four Color BOX』セットとして、またCD-ROM『NAKED COLOR』も発売。
- LOVE after the TENTH(2001年12月、エイベックス)DVD/10周年記念作品。2代目メンバーのイメージビデオ。青田典子と藤森夕子がコメント出演。
- C.C.ガールズ DVD BOX(2003年8月)/初代メンバーの『BODY LANGUAGE 1991』『Swinging Body』『Talking Body』『C.C.ガールズ in 香港 WANTED!』と各ソロ・イメージビデオを収録。
- Deeper than Deep…(2003年9月)DVD/2代目メンバー出演。
出版
編集写真集
編集- C.C.GIRLS Here(1991年7月、スコラ)ISBN 4-7962-0038-X 撮影:野村誠一 *初代メンバー
- Foundation(1992年2月、扶桑社)ISBN 4-594-00868-2 撮影:奥舜 *初代メンバー
- What's Happened?(1992年5月、近代映画社)ISBN 4-7648-1690-3 撮影:鯨井康雄 *初代メンバー
- 香港(1992年11月、扶桑社)ISBN 4-594-01074-1 撮影:斉藤清貴 *初代メンバー
- 浮世絵ロマン(1993年6月、扶桑社)ISBN 4-594-01157-8 撮影:山内順仁 *初代メンバー
- Les Caract`eres(1993年11月、講談社)ISBN 4-06-305024-6 撮影:野村誠一 *初代メンバー
- P(1995年12月、京恵出版) 撮影:大村克己 *青田・藤森・森・本杉・山田
- brand‐new girls!(1996年9月、ぶんか社)ISBN 4-8211-2107-7 撮影:西田幸樹 *青田・藤森・森・本杉・山田
- MODA(1998年3月、メディアファクトリー)ISBN 4-88991-518-4 撮影:森泉タダシ CD-ROM付属 *青田・森・本杉・山田
- COOL&CLASSY(1999年12月、音楽専科社)ISBN 4-87279-030-8 撮影:清水清太郎 *2代目メンバー
- FU・RI・N(2003年8月、ワニマガジン社)ISBN 4-89829-893-1 撮影:松本裕之 *2代目メンバー
その他
編集- ダイエットなしのボディーライン改造講座 - 体型の不満どんどん解決! (1993年7月、青春出版社)ISBN 4-413-06205-1
- クレヨンしんちゃん 1993年4月5日スペシャル番組放映 『CCガールズを見るゾ』
- まるごと1冊CR C.C.ガールズ攻略の帝王(1999年8月、宝島社)ISBN 4-7966-1531-8
- 株式会社京楽 「CR C.C.ガールズX1」(1999年3月)パチンコ台キャラクター
- 株式会社ラピア C.C.ガールズプロデュース「C.C.LINE」(2000年8月)
- J-PHONE C.C.ガールズ声日記(2000年10月)ボイスメッセージ
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “「三代目C.C.ガールズ」が結成 恋愛禁止で飛躍誓う「5年以内に人気になれるよう…」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年9月18日) 2019年9月18日閲覧。
- ^ a b c “「C.C.ガールズ3」河合ひかる&鈴木佳奈、体調不良で休養 グループからも脱退”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年10月19日) 2019年10月19日閲覧。
- ^ “ご報告”. c.cガールズオフィシャルウェブサイト (2019年10月19日). 2020年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月19日閲覧。
- ^ “C.C.ガールズ3、初イベントでまさかの船出 インフルで2人欠席…”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年10月2日) 2019年10月19日閲覧。
- ^ a b c “C.C.ガールズ3新メンバーに阿部桃子、竹内佐織”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年11月22日) 2019年11月22日閲覧。
- ^ a b c “【C.C.ガールズ3】新メンバー加入!”. オスカープロモーション (2019年11月22日). 2019年11月22日閲覧。
- ^ “「C.C.ガールズ3」25歳メンバー、衝撃の“ソロ活動”告白「4人音信不通で…」スタジオ騒然”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年9月14日) 2023年9月14日閲覧。
- ^ 林哲司&C.C.ガールズ名義。