Being at home with Claude 〜クロードと一緒に〜
『Being at home with Claude〜クロードと一緒に〜』は、ルネ=ダニエル・デュポワ(英語: René-Daniel Dubois)によるカナダの戯曲。1992年にはカナダで映画化もされている。
概要
編集1967年のカナダ・モントリオールを舞台に、殺人事件で自首してきた若い男娼の取り調べを描く。1986年の初演に始まり、フランス語から英語に翻訳されてカナダ国内、イギリスなどで長年にわたって再演が繰り返されている。
日本での初演は2014年、企画プロデュースはZu々主宰・三宅優[1]。以降、ダブルキャストやスウィッチキャスト、Lecture-Spectacle(読み聞かせ)など、趣向を変えたアプローチで繰り返し上演されている。日本上演の翻訳はイザベル・ビロドー / 三宅優。
上演記録(日本のみ)
編集2014年
編集2014年5月14日 - 5月18日(青山円形劇場)
- 上演台本・演出 - 古川貴義(箱庭円舞曲)
出演者
編集2015年
編集2015年4月17日 - 4月23日(シアタートラム)
- 上演台本・演出:古川貴義
出演者
編集2016年
編集2016年7月4日 - 5日(新国立劇場 小劇場 THE PIT)
- 上演台本・演出 - 杉本凌士
- 公演形態:Lecture-Spectacle(読み聞かせ)
出演者
編集2019年
編集2019年4月13日 - 28日[3](横浜赤レンガ倉庫 1号館3階ホール)
田尾下哲演出のBlanc、保科由里子演出のCyanの2チームで上演された。
- 総合演出 - 田尾下哲
- 上演台本・演出 - 保科由里子
出演者
編集- Blanc
- 彼(イーブ) - 松田凌
- 刑事(ロバート) - 石橋祐
- 速記者(ギィ) - 福澤重文
- 警護官(ラトレイユ) - 鈴木ハルニ
- Cyan
2021年
編集2021年7月3日 - 11日(東京芸術劇場シアターウエスト)
日本上演初のセリフノーカット版[4]。
- 上演台本・演出 - 田尾下哲
出演者
編集2023年
編集2023年7月1日 - 9日(横浜赤レンガ倉庫 1号館3階ホール)
2023年7月20日 - 23日(京都文化博物館 別館ホール)
- 上演台本・演出 - 小山ゆうな
出演者
編集脚注
編集- ^ 初演パンフレットの中で三宅優は、1991年4月のロンドンのパブ“キングス・ヘッド(King’s Head)”の上にある小さな劇場で上演されたこの舞台を「英国滞在中の1990年代に見た舞台で最も衝撃的な観劇経験」と語っている。
- ^ 初演より音楽を担当。
- ^ 13日 - 14日はプレビュー公演
- ^ “溝口琢矢主演・舞台「Being at home with Claude ~クロードと一緒に~」初のノーカット公演が開幕!”. スマートボーイズ (2021年7月3日). 2022年7月29日閲覧。
外部リンク
編集- 2014年 http://www.zuu24.com/withclaude/
- 2015年 http://zuu24.com/withclaude2015/
- 2016年 http://www.zuu24.com/withclaude2016/
- 2019年 https://www.zuu24.com/withclaude2019/
- 2021年 https://www.zuu24.com/withclaude2021/
- 2023年 https://zuu24.com/withclaude2023/
- 舞台『クロードと一緒に』 (@withClaude) (@withClaude) - X(旧Twitter)