アッピアノス
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アッピアノス(Ἀππιανός、95年頃 - 165年頃)は、2世紀の古代ローマの歴史家。エジプトのアレクサンドリアに生まれたギリシャ人である。
Ἀππιανός | |
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ピア・カンディド・ディセンブリオ によるアッピアの『ローマの歴史』のラテン語訳のページ。歴史家の想像上の肖像画が掲載されている。 | |
生誕 |
アレクサンドリアのアッピアヌス c. 95 アエギュプトゥス、アレクサンドリア |
死没 |
c. 165 (70歳前後?) 古代ローマ |
職業 | 歴史家、弁護士 |
若年のとき、116年に同市で起きたユダヤ人反乱を実見した。エジプトで高位につき、ローマ公民権と騎士の身分を与えられた後にローマで皇帝の知遇を得て国庫補佐官、元首属吏 (procurator) に指名された。アントニヌス・ピウス帝の頃と推測される。ギリシャ語で全24巻からなる主著『ローマ史』(Ῥωμαϊκά)を著した。この著作は、ローマ初期の時代からウェスパシアヌス帝まで、ローマと諸民族の戦いを各地域ごとに記し、次にローマの内乱をその指導者ごとに記す。『内乱記』(Guerre Civili)など多くが残るが、一部は部分的な引用でしか知られておらず12巻しか現存していない。