APAV40 ライフルグレネード

AP/AV 40 ("Anti-Personnel/Anti-Véhicule, 40mm") とはフランスのGIAT(現在のNexter)が開発した22mmライフルグレネードフランス陸軍で採用されている。

Anti-Personnel/Anti-Véhicule, 40mm
種類 22mmライフルグレネード
原開発国 フランスの旗 フランス
運用史
配備先 フランス陸軍
諸元
重量 500グラム
直径 40 mm

有効射程 100メートル(直接照準)
320メートル(間接照準)
弾頭 ヘキソーゲン-トリニトロトルエン
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概要

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APAV 40は、弾頭直径40mmの対人・対物ライフルグレネードである。弾頭部分の外殻は鋳鉄製であり、弾頭の炸薬が爆発した時に破片となって周囲の敵兵を殺傷する。また、後端部には飛翔姿勢安定用の安定翼が設けられている。信管は着発信管が用いられており、FA-MASの銃口に装填する際には安全ピンを取り外す。

APAV 40には以下の派生型が存在する:

F1型
発射薬筒方式を採用しており、空砲で発射される。
F2型
弾丸トラップ方式を採用しており、通常の弾薬で発射される。

使用法

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FA-MASに装着された、アリダード式照準器。直接射撃時に用いられる。

対車両・対物任務時には、APAV 40は直接照準で射撃する。FA-MASにはアリダード式の直接照準用照準器(AC 58と共用)が供給されており、75m〜100mの間で照準を合わせることが可能である。直接射撃時には、120mmの鉄板もしくは360mmのコンクリートを貫通可能である。

対人任務時には、間接照準で射撃する。FA-MASを仰角45度にして射撃した場合は、射程を170mから320mまで20m間隔で調節可能であり、仰角75度で射撃した場合は、射程を60mから120mまで10m間隔で調整可能である。

爆発時の対人致死半径は10m、破片が飛翔する危険距離は100mとされている。

関連項目

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Sources and references

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