AGM-76 (ミサイル)
AGM-76 ファルコン (英: Falcon)は、核弾頭搭載可能の空対地ミサイルである。
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センターに展示されているAGM-76Aの空力試験モデル | |
種類 | 空対地ミサイル |
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製造国 | アメリカ合衆国 |
設計 | ヒューズ・エアクラフト |
性能諸元 | |
ミサイル直径 | 0.335 m |
ミサイル全長 | 3.20 m |
ミサイル全幅 | 0.838 m |
ミサイル重量 | 431 kg |
弾頭 | 250 kt熱核弾頭/113 kg(250ポンド)高性能爆薬 |
射程 | 160 km以上 |
推進方式 | 固体燃料ロケット |
飛翔速度 | マッハ 4+ |
概要
編集AIM-47 ファルコン空対空ミサイルの空対地ミサイル型として開発された。ノースアメリカンF-108 レイピア戦闘機に装備予定だったが、実機が制作されないまま開発中止になったため、ロッキードF-12Bへ変更された。F-12Bでは、高速をいかした対地核攻撃任務を想定していた。YF-12Aから発射試験も行われたが、YF-12シリーズのキャンセルにより、AGM-76の開発も中止された。
関連項目
編集- AIM-4 ファルコン:AIM-47 ファルコンの原型となった空対空ミサイル。
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