2024年の日本グランプリ (ロードレース)

2024年日本グランプリ(2024 Japanese motorcycle Grand Prix、正式名称:2024 Motul Grand Prix of Japan)は、ロードレース世界選手権2024年シーズン第16戦として、10月6日に栃木県モビリティリゾートもてぎで開催されたレースイベント。

日本の旗   2024年の日本グランプリ
レース詳細
2024年のロードレース世界選手権 全20戦中第16戦
決勝日 2024年10月6日
開催地 モビリティリゾートもてぎ
開催コース 常設サーキット
4.801km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
スペインの旗 ペドロ・アコスタ スペインの旗 ホルヘ・マルティン
1:43.018 1:44.461 on lap 5
表彰台
1. イタリアの旗 フランチェスコ・バニャイア
2. スペインの旗 ホルヘ・マルティン 3. スペインの旗 マルク・マルケス


Moto2
ポールポジション ファステストラップ
イギリスの旗 ジェイク・ディクソン スペインの旗 マヌエル・ゴンサレス
1:52.693 1:50.783 on lap 7
表彰台
1. スペインの旗 マヌエル・ゴンサレス
2. 日本の旗 小椋藍 3. チェコの旗 フィリプ・サラチュ
Moto3
ポールポジション ファステストラップ
スペインの旗 イバン・オルトラ コロンビアの旗 ダビド・アロンソ
1:54.761 1:55.675 on lap 9
表彰台
1. コロンビアの旗 ダビド・アロンソ
2. オランダの旗 コリン・ベイヤー 3. スペインの旗 エイドリアン・フェルナンデス


概要

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MotoGPクラスでは不安定な天候の中、スプリントレースではフランチェスコ・バニャイアがグランプリ3連勝をおさめた。予選ではマルク・マルケスがベストタイムを叩き出すも、トラックリミットにより取り消しとなり、ペドロ・アコスタがポールポジションを獲得した。中上は5周目でクラッシュを喫し、ピットに戻ったもののリタイアとなった[1]

決勝結果

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MotoGPクラス

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順位 No. ライダー チーム マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 1   フランチェスコ・バニャイア ドゥカティ・レノボ・チーム ドゥカティ 24 42:09.790 2 25
2 89   ホルヘ・マルティン プリマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 24 +1.189 11 20
3 93   マルク・マルケス グレシーニ・レーシングMotoGP ドゥカティ 24 +3.822 9 16
4 23   エネア・バスティアニーニ ドゥカティ・レノボ・チーム ドゥカティ 24 +4.358 4 13
5 21   フランコ・モルビデリ プリマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 24 +17.940 6 13
6 33   ブラッド・ビンダー レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング KTM 24 +18.502 5 10
7 72   マルコ・ベッツェッキ プルタミナ・VR46レーシングチーム ドゥカティ 24 +19.371 8 9
8 49   ファビオ・ディ・ジャンナントニオ プルタミナ・VR46レーシングチーム ドゥカティ 24 +20.199 7 8
9 41   アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング アプリリア 24 +30.442 15 7
10 43   ジャック・ミラー レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング KTM 24 +31.184 24 6
11 5   ヨハン・ザルコ LCRホンダカストロール ホンダ 24 +31.567 16 5
12 20   ファビオ・クアルタラロ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP ヤマハ 24 +32.299 12 4
13 30   中上貴晶 LCRホンダイデミツ ホンダ 24 +33.003 21 3
14 10   ルカ・マリーニ レプソル・ホンダ・チーム ホンダ 24 +35.974 20 2
15 25   ラウル・フェルナンデス トラックハウス・レーシング アプリリア 24 +39.321 13 1
16 42   アレックス・リンス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP ヤマハ 24 +40.839 19
Ret 31   ペドロ・アコスタ レッドブル・ガスガス・テック3 KTM 12 Retired 1
Ret 12   マーベリック・ビニャーレス アプリリア・レーシング アプリリア 11 Accident 3
Ret 37   アウグスト・フェルナンデス レッドブル・ガスガス・テック3 KTM 6 Accident 18
Ret 32   ロレンツォ・サヴァドーリ トラックハウス・レーシング アプリリア 1 Retired 22
Ret 73   アレックス・マルケス グレシーニ・レーシングMotoGP ドゥカティ 0 Collision 10
Ret 36   ジョアン・ミル レプソル・ホンダ・チーム ホンダ 0 Collision 17
ファステストラップ:   ホルヘ・マルティン (ドゥカティ) – 1:44.461 (5周目)
OFFICIAL MOTOGP RACE REPORT

Moto2クラス

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順位 No. ライダー チーム マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 18   マヌエル・ゴンサレス QJモーター・グレシーニMoto2 カレックス 12 22'52"521 14 25
2 79   小椋藍 MTヘルメッツ - MSi ボスコスクーロ 12 +2.535 9 20
3 12   フィリプ・サラチュ エルフ・マルクVDSレーシングチーム カレックス 12 +9.103 18 16
4 52   ジェレミー・アルコバ ヤマハ・VR46・マスターキャンプ・チーム カレックス 12 +9.240 22º 13
5 84   ゾンタ・ファン・デン・グールべルフ RW-イドロフォリア・レーシングGP カレックス 12 +14.758 2 11
6 43   シャビエル・アルティガス クリント・フォワード・ファクトリーチーム フォワード 12 +35.812 27 10
7 13   チェレスティーノ・ヴィエッティ レッドブル・KTM・アジョ カレックス 12 +53.847 11 9
10   ディオゴ・モレイラ イタルトランス・レーシングチーム カレックス 12 +54.359 6 8
9 21   アロンソ・ロペス スピードアップ・レーシング ボスコスクーロ 12 +56.883 8 7
10 28   イサン・ゲバラ CFモト・インデ・アスパル・チーム カレックス 12 +58.933 5 6
11 14   トニー・アルボリーノ エルフ・マルクVDSレーシングチーム カレックス 12 +59.920 10 5
12 54   フェルミン・アルデゲル スピードアップ・レーシング ボスコスクーロ 12 +59.692 15 4
13 96   ジェイク・ディクソン CFモト・インデ・アスパル・チーム カレックス 12 +59.952 1 3
14 3   セルジオ・ガルシア MTヘルメッツ - MSi ボスコスクーロ 12 +63.215 17 2
15 15   ダリン・ビンダー リキモリ・ハスクバーナ・インタクトGP カレックス 12 +63.495 21 1
16 44   アロン・カネト ファンティック・レーシング カレックス 12 +69.180 3
17 51   デニス・オンジュ レッドブル・KTM・アジョ カレックス 12 +68.863[2] 13
18 7   バリー・バルタス RW-イドロフォリア・レーシングGP カレックス 12 +69.446 7
19 24   マルコス・ラミレス オンリーファンズ・アメリカン・レーシング カレックス 12 +70.153 12
20 81   セナ・アギウス リキモリ・ハスクバーナ・インタクトGP カレックス 12 +70.296 20
21 22   佐々木歩夢 ヤマハ・VR46・マスターキャンプ・チーム カレックス 12 +79.507 24
22 75   アルベルト・アレナス QJモーター・グレシーニMoto2 カレックス 12 +85.458 16
23 11   アレックス・エスクリチ クリント・フォワード・ファクトリーチーム フォワード 12 +86.203 25
24 5   ジャウマ・マシア Preicanos Racing Team カレックス 12 +88.788 23
25 20   シャビエル・カルデラス ファンティック・レーシング カレックス 12 +105.709 28
26 71   デニス・フォッジア イタルトランス・レーシングチーム カレックス 12 +108.403 19
27 16   ジョー・ロバーツ オンリーファンズ・アメリカン・レーシング カレックス 12 +1 Lap 4
ファステストラップ:   マヌエル・ゴンサレス (カレックス) – 1:50.783 (7周目)
OFFICIAL MOTOGP RACE REPORT

Moto3クラス

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順位 No. ライダー チーム マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 80   ダビド・アロンソ CFモト・ガビオタ・アスパル・チーム CFモト 17 33'03"606 3 25
2 95   コリン・ベイヤー リキモリ・ハスクバーナ・インタクトGP ハスクバーナ 17 +0.524 2 20
3 31   エイドリアン・フェルナンデス レオパード・レーシング ホンダ 17 +0.766 7 16
4 96   ダニエル・オルガド レッドブル・ガスガス・テック3 KTM 17 +1.168 9 13
5 99   ホセ・アントニオ・ルエダ レッドブル・KTM・アジョ KTM 17 +1.209 14 11
6 6   山中琉聖 MTヘルメッツ - MSi KTM 17 +1.389 5 10
7 24   鈴木竜生 リキモリ・ハスクバーナ・インタクトGP ハスクバーナ 17 +2.336 17 9
8 64   ダビド・ムニョス ボー・モータースポーツ KTM 17 +3.890 8 8
9 72   古里太陽 ホンダ・チーム・アジア ホンダ 17 +3.953 13 7
10 82   ステファノ・ネパ レベルアップ - MTA KTM 17 +7.993 11 6
11 18   マッテオ・ベルテッレ コプロン・リヴァコルド・スナイパーズ・チーム ホンダ 17 +8.042 15 5
12 22   ダビド・アルマンサ コプロン・リヴァコルド・スナイパーズ・チーム ホンダ 17 +10.238 10 4
13 7   フィリッポ・ファリオリ SIC58スクアドラ・コルセ ホンダ 17 +11.797 18 3
14 54   リカルド・ロッシ CIPグリーンパワー KTM 17 +13.252 16 2
15 78   ジョエル・エステバン CFモト・ガビオタ・アスパル・チーム CFモト 17 +13.294 19 1
16 48   イバン・オルトラ MTヘルメッツ - MSi KTM 17 +22.395 1
17 12   ジェイコブ・ロールストーン レッドブル・ガスガス・テック3 KTM 17 +22.452 21
18 85   シャビ・スルトゥサ レッドブル・KTM・アジョ KTM 17 +22.539 22
19 19   スコット・オグデン フリートセーフ・ホンダ - MLavレーシング ホンダ 17 +24.828 20
20 32   若松怜 フリートセーフ・ホンダ - MLavレーシング ホンダ 17 +45.762 26
21 66   ジョエル・ケルソ ボー・モータースポーツ KTM 17 +1 Lap
ファステストラップ:   ダビド・アロンソ (CFモト) – 1:55.675 (9周目)
OFFICIAL MOTOGP RACE REPORT

参考文献

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参照

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  1. ^ アコスタ痛恨の転倒でバニャイアがスプリント3連勝。中上は接触により無念のリタイア/第16戦日本GP”. オートスポーツ (2024年10月5日). 2024年10月6日閲覧。
  2. ^ Penalizzato di 1 posizione al termine della gara a causa dei track limits nel corso dell'ultimo giro.


前戦
2024年インドネシアグランプリ
ロードレース世界選手権
2024年シーズン
次戦
2024年オーストラリアグランプリ
前回開催
2023年日本グランプリ
  日本グランプリ 次回開催
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