2016年のオリックス・バファローズ

2016年のオリックス・バファローズ
成績
	パシフィック・リーグ6位
	57勝83敗3分勝率.407
本拠地
都市	大阪府大阪市西区
球場	京セラドーム大阪
球団組織
オーナー	宮内義彦; （代行：西名弘明）
経営母体	オリックス
球団社長	西名弘明
監督	福良淳一
選手会長	伊藤光
キャッチフレーズ
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2016年の日本プロ野球 > 2016年のオリックス・バファローズ

2016年のオリックス・バファローズでは、2016年のオリックス・バファローズの動向についてまとめる。

この年のオリックス・バファローズは、福良淳一監督の1年目のシーズンである^{[注 1]}。ペナントレースにオープン戦、交流戦、ウエスタン・リーグ（2軍）を加えた4つ全てで最下位となる「完全最下位」を史上初めて記録した（2024年現在も唯一）^[1]。

開幕前

チーム成績

レギュラーシーズン

オーダー変遷
	開幕：3/25		5/1		6/1		7/2		8/2		9/1
1	指	吉田正尚	二	西野真弘	中	小島脩平	二	西野真弘	二	西野真弘	右	糸井嘉男
2	一	小谷野栄一	遊	安達了一	遊	安達了一	遊	安達了一	遊	安達了一	遊	安達了一
3	右	糸井嘉男	右	糸井嘉男	右	糸井嘉男	右	糸井嘉男	右	糸井嘉男	左	吉田正尚
4	三	モレル	一	T-岡田	一	モレル	三	モレル	三	中島宏之	指	T-岡田
5	中	ボグセビック	三	小谷野栄一	左	T-岡田	指	T-岡田	一	モレル	一	伊藤光
6	遊	中島宏之	指	中島宏之	三	小谷野栄一	一	クラーク	左	川端崇義	中	川端崇義
7	左	T-岡田	左	ボグセビック	指	ブランコ	左	大城滉二	指	伊藤光	三	大城滉二
8	捕	伊藤光	中	駿太	二	西野真弘	捕	若月健矢	捕	若月健矢	捕	若月健矢
9	二	西野真弘	捕	山崎勝己	捕	山崎勝己	中	駿太	中	駿太	二	西野真弘
	投	金子千尋	投	西勇輝	投	松葉貴大	投	松葉貴大	投	西勇輝	投	山田修義

2016年パシフィック・リーグ順位変動
順位	4月終了時		5月終了時		6月終了時		7月終了時		8月終了時		最終成績
1位	ソフトバンク	--	ソフトバンク	--	ソフトバンク	--	ソフトバンク	--	ソフトバンク	--	日本ハム	--
2位	ロッテ	-0.5	ロッテ	6.0	ロッテ	8.5	日本ハム	3.0	日本ハム	0.5	ソフトバンク	2.5
3位	日本ハム	4.0	日本ハム	8.5	日本ハム	9.5	ロッテ	10.0	ロッテ	10.0	ロッテ	15.0
4位	西武	4.0	西武	12.0	西武	18.5	楽天	21.0	楽天	16.5	西武	23.0
5位	楽天	4.5	オリックス	14.5	楽天	20.0	西武	23.0	西武	19.5	楽天	25.0
6位	オリックス	6.0	楽天	16.0	オリックス	24.0	オリックス	23.5	オリックス	25.0	オリックス	30.0
期間成績	10勝16敗勝率.385		9勝13敗勝率.409		6勝15敗勝率.286		12勝11敗勝率.522		9勝15敗1分勝率.375		11勝13敗2分勝率.458

^{[注 2]}

2016年パシフィック・リーグ最終成績
順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	北海道日本ハムファイターズ	87	53	3	.621	優勝
2位	福岡ソフトバンクホークス	83	54	6	.606	2.5
3位	千葉ロッテマリーンズ	72	68	3	.514	15.0
4位	埼玉西武ライオンズ	64	76	3	.457	23.0
5位	東北楽天ゴールデンイーグルス	62	78	3	.443	25.0
6位	オリックス・バファローズ	57	83	3	.407	30.0

日本生命セ・パ交流戦2016 最終成績
順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	福岡ソフトバンクホークス	13	4	1	.765	優勝
2位	千葉ロッテマリーンズ	12	6	0	.667	1.5
3位	広島東洋カープ	11	6	1	.647	2.0
4位	東北楽天ゴールデンイーグルス	11	7	0	.611	2.5
5位	北海道日本ハムファイターズ	10	8	0	.556	3.5
6位	埼玉西武ライオンズ	9	9	0	.500	4.5
7位	読売ジャイアンツ	9	9	0	.500	4.5
8位	中日ドラゴンズ	7	11	0	.389	6.5
9位	横浜DeNAベイスターズ	7	11	0	.389	6.5
10位	阪神タイガース	7	11	0	.389	6.5
11位	東京ヤクルトスワローズ	6	12	0	.333	7.5
12位	オリックス・バファローズ	5	13	0	.278	8.5

^{[注 3]}

マツダオールスター2016

→詳細は「2016年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照

※印は選手間投票でも選出

ファン投票

糸井嘉男※

監督推薦

塚原頌平

個人成績

投手成績

色付きは規定投球回数（143イニング）以上の選手

選手	登板	完投	完封	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
金子千尋	24	2	1	7	9	0	0	.438	162.0	143	13	59	125	71	69	3.83
西勇輝	26	2	1	10	12	0	0	.455	165.1	171	4	48	108	80	76	4.14
ディクソン	27	2	0	9	11	0	0	.450	171.1	183	17	71	139	86	83	4.26
松葉貴大	28	1	0	7	9	0	0	.438	132.2	128	10	41	82	52	48	3.26
東明大貴	24	0	0	1	10	0	1	.091	122.0	157	13	54	100	70	67	4.94
山﨑福也	17	0	0	3	2	0	0	.600	61.1	55	4	23	37	27	25	3.67
平野佳寿	58	0	0	4	4	31	8	.500	61.0	44	2	16	57	13	13	1.92
山田修義	12	0	0	2	7	0	0	.222	58.1	63	7	19	43	35	32	4.94
塚原頌平	54	0	0	4	1	0	13	.800	54.0	44	5	31	40	18	16	2.67
吉田一将	54	0	0	5	2	1	21	.714	50.2	37	4	16	36	17	15	2.66
海田智行	50	0	0	1	3	0	15	.250	45.1	40	1	12	31	14	14	2.78
佐藤達也	43	0	0	1	4	0	12	.200	41.1	31	6	36	53	24	23	5.01
赤間謙	24	0	0	0	1	0	1	.000	35.0	26	2	24	19	17	12	3.09
近藤一樹	5	0	0	2	2	0	0	.500	19.2	30	3	6	16	19	18	8.24
岸田護	16	0	0	0	0	0	6	----	13.2	20	4	6	11	13	12	7.90
コーディエ	13	0	0	0	2	2	0	.000	12.1	11	2	15	14	10	10	7.30
比嘉幹貴	16	0	0	1	1	0	5	.500	9.1	13	3	3	10	5	5	4.82
佐藤峻一	5	0	0	0	0	0	0	----	7.1	18	1	6	6	13	11	13.50
髙木伴	4	0	0	0	0	0	0	----	6.0	5	2	2	5	4	4	6.00
白仁田寛和	7	0	0	0	0	0	0	----	6.0	9	1	6	2	8	7	10.50
ミッシュ	3	0	0	0	1	0	0	.000	5.1	9	1	5	2	5	5	8.44
大山暁史	3	0	0	0	0	0	0	----	4.1	6	0	5	2	8	1	2.08
齋藤綱記	1	0	0	0	0	0	0	----	4.0	6	2	2	2	4	4	9.00
八木亮祐	1	0	0	0	0	0	0	----	4.0	7	1	1	2	2	2	4.50
青山大紀	1	0	0	0	1	0	0	.000	4.0	4	1	2	5	4	3	6.75
小松聖	4	0	0	0	1	0	0	.000	3.1	6	1	3	1	4	4	10.80
大田阿斗里	1	0	0	0	0	0	0	----	3.0	5	2	1	2	3	3	9.00
近藤大亮	1	0	0	0	0	0	0	----	3.0	4	0	1	2	1	0	0.00
角屋龍太	2	0	0	0	0	0	0	----	2.1	5	1	4	1	3	3	11.57
鈴木優	1	0	0	0	0	0	0	----	1.1	5	0	3	3	5	5	33.75

野手成績

色付きは規定打席（443打席）以上の選手

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	三振	打率	出塁率
糸井嘉男	143	616	532	79	163	24	1	17	70	53	0	2	75	84	.306	.398
T-岡田	123	513	454	56	129	25	0	20	76	5	0	5	47	105	.284	.357
安達了一	118	488	403	51	110	15	1	1	34	6	35	4	42	53	.273	.344
西野真弘	143	610	538	63	142	16	7	2	33	16	13	1	56	55	.264	.335
モレル	94	348	308	29	75	13	0	8	38	2	0	4	30	88	.244	.319
中島宏之	96	347	314	24	91	23	0	8	47	1	0	4	26	54	.290	.346
若月健矢	85	262	229	22	52	13	0	0	20	0	23	0	4	42	.227	.259
吉田正尚	63	258	231	35	67	17	0	10	34	0	0	1	25	34	.290	.360
駿太	105	239	214	17	41	5	0	1	9	3	12	0	11	40	.192	.238
小島脩平	79	219	199	17	49	10	1	0	9	6	8	0	9	29	.246	.289
伊藤光	80	203	187	18	45	7	0	3	15	1	12	0	3	36	.241	.257
ボグセビック	60	193	171	19	32	12	1	3	18	3	0	0	15	48	.187	.280
小谷野栄一	50	189	177	14	44	6	0	4	13	1	8	0	3	30	.249	.265
大城滉二	64	177	161	11	36	4	1	0	7	1	10	1	5	38	.224	.246
ブランコ	27	94	78	6	17	2	0	3	13	0	0	1	14	26	.218	.340
山崎勝己	43	80	66	2	10	1	0	0	0	0	11	0	3	16	.152	.188
川端崇義	28	71	62	3	12	2	0	0	5	1	7	1	0	11	.194	.203
小田裕也	78	58	51	9	7	0	0	0	3	4	1	1	5	19	.137	.211
園部聡	16	57	54	3	11	3	0	1	6	0	0	0	2	24	.204	.246
宮﨑祐樹	23	49	42	3	10	1	0	0	0	0	3	0	3	8	.238	.304
縞田拓弥	31	46	42	4	7	1	0	1	3	0	2	0	2	8	.167	.205
鈴木昂平	45	43	38	2	7	0	0	0	4	0	4	0	1	8	.184	.205
原拓也	36	43	37	1	7	1	0	0	4	0	1	0	5	7	.189	.286
奥浪鏡	15	42	34	3	9	2	0	0	1	1	0	0	7	11	.265	.405
伏見寅威	17	35	33	2	8	0	0	0	1	0	0	0	0	6	.242	.286
クラーク	11	34	29	3	5	1	0	2	4	0	0	0	5	11	.172	.294
武田健吾	10	20	20	1	2	2	0	0	1	0	0	0	0	3	.100	.100
岩﨑恭平	9	15	14	0	3	0	0	0	0	0	0	0	1	5	.214	.267
中村一生	7	5	5	1	1	1	0	0	1	0	0	0	0	1	.200	.200
宗佑磨	3	4	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3	.000	.000
杉本裕太郎	1	3	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	.000	.000
堤裕貴	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	----	----

タイトル・表彰

糸井嘉男
- 盗塁王
- ゴールデングラブ賞（外野手）
- ベストナイン（外野手）

できごと

→「2016年の日本プロ野球」を参照

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

入団				退団
No.	選手名	前所属	入団区分	選手名	退団区分	去就
投手
13	佐藤峻一	育成選手	支配下再契約	井川慶	自由契約
20	近藤大亮	パナソニック	ドラフト2位	馬原孝浩	自由契約	野球解説者
25	ミッシュ	台湾・モンキーズ	新外国人	バリントン	自由契約	米・ロイヤルズ傘下マイナー
27	青山大紀	トヨタ自動車	ドラフト4位	マエストリ	自由契約	韓国・イーグルス
52	コーディエ	米・マーリンズ	新外国人	古川秀一	自由契約	打撃投手
58	角屋龍太	ジェイプロジェクト	ドラフト8位	中山慎也	自由契約	社会人・JR東海
60	赤間謙	鷺宮製作所	ドラフト9位	榊原諒	自由契約	社会人・大森石油（軟式）
66	吉田凌	東海大相模高	ドラフト5位	戸田亮	自由契約	育成再契約
67	佐藤世那	仙台育英高	ドラフト6位	前田祐二	自由契約
				柴田健斗	自由契約	四国IL・愛媛
内野手
4	モレル	米・パイレーツ	新外国人	平野恵一	自由契約	阪神コーチ
10	大城滉二	立大	ドラフト3位	山本和作	自由契約	大阪経済大監督
40	鈴木昂平	三菱重工名古屋	ドラフト7位
外野手
29	ボグセビック	米・フィリーズ	新外国人	鉄平	自由契約	楽天球団職員
34	吉田正尚	青学大	ドラフト1位	坂口智隆	自由契約	ヤクルト
99	杉本裕太郎	JR西日本	ドラフト10位	谷佳知	自由契約	野球解説者
				竹原直隆	自由契約	西武
				チャベス	自由契約	BC・群馬
				カラバイヨ	自由契約	BC・群馬
育成選手
120	塚田貴之	白鷗大	育成ドラフト1位	佐藤峻一	自由契約	支配下再契約
121	赤松幸輔	四国IL・香川	育成ドラフト2位	原大輝	自由契約
129	大田阿斗里	DeNA	自由契約
育成選手（再契約）^{[注 4]}
124	園部聡	育成選手	再契約	園部聡	自由契約	再契約
125	戸田亮	支配下選手	再契約

シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

入団				退団
投手
	選手名	前所属	備考	選手名	去就	備考
65	八木亮祐	東京ヤクルトスワローズ	7月17日、トレード	近藤一樹	東京ヤクルトスワローズ	7月17日、トレード
内野手
44	クラーク	メキシコ・カウボーイズ	5月入団

選手・スタッフ

ドラフト

→詳細は「2016年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照

新人選手選択会議
順位	選手名	守備	所属
1位	山岡泰輔	投手	東京ガス
2位	黒木優太	投手	立正大学
3位	岡﨑大輔	内野手	花咲徳栄高
4位	山本由伸	投手	都城高
5位	小林慶祐	投手	日本生命
6位	山﨑颯一郎	投手	敦賀気比高
7位	飯田大祐	捕手	Honda鈴鹿
8位	澤田圭佑	投手	立教大学
9位	根本薫	投手	霞ヶ浦高
育成選手選択会議
順位	選手名	守備	所属
1位	張奕	外野手	日本経済大学
2位	榊原翼	投手	浦和学院高
3位	神戸文也	投手	立正大学
4位	坂本一将	内野手	石川ミリオンスターズ
5位	中道勝士	捕手	明治大学

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ 代行した2015年シーズンを含まず
^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)当該球団間の対戦勝率(2)交流戦を除くリーグ戦勝率(3)前年度順位で順位が決定される
^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績（3チーム以上並んだ場合は省略）(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。
^ 支配下選手登録経験者は1年間、未経験者は3年間支配下登録されない場合、自動的に自由契約となる

出典

^ オリプロ野球史上初の“完全最下位” OP戦、交流戦、2軍も全部スポニチ（2016年9月30日）

[1] 代行した2015年シーズンを含まず

[3] 勝率が同率で並んだ場合、(1)当該球団間の対戦勝率(2)交流戦を除くリーグ戦勝率(3)前年度順位で順位が決定される

[4] 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績（3チーム以上並んだ場合は省略）(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。

[5] 支配下選手登録経験者は1年間、未経験者は3年間支配下登録されない場合、自動的に自由契約となる

[2] オリプロ野球史上初の“完全最下位” OP戦、交流戦、2軍も全部スポニチ（2016年9月30日）

[注 1]

[1]

[注 2]

[注 3]

[注 4]

2016年のオリックス・バファローズ
成績
パシフィック・リーグ6位
57勝83敗3分勝率.407
本拠地
都市	大阪府大阪市西区
球場	京セラドーム大阪

球団組織
オーナー	宮内義彦（代行：西名弘明）
経営母体	オリックス
球団社長	西名弘明
監督	福良淳一
選手会長	伊藤光
キャッチフレーズ
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