2007年ユニバーサル技能五輪国際大会

2007年ユニバーサル技能五輪国際大会2007ねんユニバーサルぎのうごりんこくさいたいかいInternational Skills Festival for All,Japan 2007(英語))とは、2007年11月14日から11月21日にかけて静岡県静岡市及び沼津市で第39回技能五輪国際大会と第7回国際アビリンピックを同時開催した大会のこと。

両大会が同時開催されるのは初めてのことであり、日本での開催は技能五輪国際大会が22年ぶり、国際アビリンピックが26年ぶりとなる。

厳密には「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」とは第39回技能五輪国際大会と第7回国際アビリンピック及び併催するイベントの総称であり、ユニバーサル技能五輪国際大会という大会が存在するわけではない。また、東京大阪に続き、日本で3回目に開催した。 会場が沼津市のため、開催した場所は沼津市または、沼津と表記することが多い。また、初めて日本の大都市(東京、大阪など)以外で開催した。開催後に国道246号 ~ 宮下交差点(静岡県道22号三島富士線静岡県道405号足高三枚橋線交点)までの道路(市道)が開通した。

全体概要

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運営

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キャッチフレーズ(日本語)

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  • 個性輝く技能の祭典 ―見せよう、伝えよう、技能で輝く個と社会―

大会テーマ(英語)

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  • Thanks for the Skills

大会キャラクター

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第39回技能五輪国際大会

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開催国・都市 沼津市
参加国・地域数 48
参加人数 813人(714チーム)[1]
競技種目数 47(正式38、デモンストレーション4、ホストメンバー5)
開会式 2007年11月14日
閉会式 2007年11月21日
主競技場 門池地区特設会場
  Portal:オリンピック
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日程

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  • 11月14日 開会式(合同開会式)
  • 11月15日-11月18日 競技
  • 11月19日-11月20日 エクスカーション(視察研修)
  • 11月21日 閉会式

会場

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実施競技

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参加国・地域

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  • 48ヶ国・地域

主要選手

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選手村

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技能五輪としては初めての選手村御殿場市御殿場高原時之栖に開設された。また、同地では交流イベントが行なわれた。

第7回国際アビリンピック

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開催国・都市 静岡市
参加国・地域数 42
参加人数 360名
競技種目数 30(職業技能26、生活余暇技能4)
開会式 2007年11月14日
閉会式 2007年11月18日
主競技場 静岡産業支援センター
  Portal:オリンピック
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日程

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  • 11月14日 開会式(合同開会式)
  • 11月15日 競技・審査、デモンストレーション・展示
  • 11月16日 競技・審査、デモンストレーション・展示、国際会議
  • 11月17日 競技・審査、デモンストレーション・展示
  • 11月18日 芸術祭、閉会式

会場

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  • 開会式会場 静岡県コンベンションアーツセンター(静岡市)
  • 主競技場 静岡産業支援センター(静岡市)
  • 閉会式会場 静岡県コンベンションアーツセンター(静岡市)

実施競技

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  • 職業技能競技
    • コンピュータプログラミング、パソコン組立、ホームページ作成、洋裁(基礎)、洋裁(応用)、電子機器組立及びテスト、英文ワープロ、フラワーアレンジメント、写真撮影、紳士服仕立て、木彫、籠製作、家具製作(基礎)、家具製作(応用)、電子回路接続、機械組立、ポスターデザイン、貴金属装身具、英文DTP、機械CAD、建築CAD、データベース作成(基礎)、データベース作成(応用)、精密板金、義肢、歯科技工
  • 生活余暇技能競技
    • 絵画、陶磁器、刺繍、編物

この他にも、デモンストレーションとして喫茶サービス、パソコン操作、パン・クッキー、和裁の競技が行われた。

参加国・地域

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  • 42ヶ国・地域

主要選手

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出典・脚注

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  1. ^ オブザーバー参加選手(パン製造、ルクセンブルク)1名を含む

関連項目

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外部リンク

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