1996年アトランタオリンピックのサッカー競技・男子
1996年アトランタオリンピックのサッカー競技・男子（1996ねんアトランタオリンピックのサッカーきょうぎ だんし）は7月20日から8月3日まで開催された。開催国のアメリカと各大陸予選を通過した23歳以下の代表15チーム、合わせて16チームが争う。また、24歳以上の選手(オーバーエイジ)を最大3名加えることが出来る。
| 1996年アトランタオリンピックのサッカー競技・男子 | |
|---|---|
 | |
| 大会概要 | |
| 日程 | 7月20日 - 8月3日 |
| チーム数 | 16 （6連盟） |
| 開催地数 | 5 （5都市） |
| 大会結果 | |
| 優勝 |
 ナイジェリア （1回目） |
| 準優勝 |
 アルゼンチン |
| 3位 |
 ブラジル |
| 4位 |
 ポルトガル |
| 大会統計 | |
| 試合数 | 32試合 |
| ゴール数 |
92点 （1試合平均 2.88点） |
| 総入場者数 |
1,222,604人 （1試合平均 38,206人） |
| 得点王 |
 エルナン・クレスポ ベベット（6点） |
← 1992 2000 → | |
| 1996 アトランタオリンピック サッカー競技 
|
|---|
| 大会詳細 |
| 男子 女子 |
| 選手 |
| 男子 女子 |
大会方式
編集16ヶ国が出場。各大陸連盟ごとに出場枠が以下のとおり割り振られ、各地区予選の結果により本大会に進出した。
本大会に進出した16ヶ国を4チームずつ、A-Dの4つのグループに分けグループリーグを行った。グループリーグ上位2チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーションであった。
選手の出場資格は1996年1月1日の時点で23歳以下の者とし、それ以外に3人までのオーバーエイジを認めた。しかし、日本五輪代表の西野朗監督はこの制度を一切利用しなかった。
出場枠
編集- 開催国(アメリカ)
- ヨーロッパ 5
- アフリカ 3
- アジア 3
- 南米 2
- 北中米カリブ海 1.5
- オセアニア 0.5
（オセアニア予選1位と北中米カリブ海予選2位が大陸間プレーオフで最後の1枠を争う）
参加国
編集試合結果
編集グループA
編集| 位 | 国 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. | アルゼンチン |
1 | 2 | 0 | 5 | 3 | +2 | 5 |
| 2. |  ポルトガル |
1 | 2 | 0 | 4 | 2 | +2 | 5 |
| 3. |  アメリカ合衆国 |
1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 0 | 4 |
| 4. |  チュニジア |
0 | 1 | 2 | 1 | 5 | -4 | 1 |
.svg){kind=small}
グループB
編集| 位 | 国 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. |  フランス |
2 | 1 | 0 | 5 | 2 | +3 | 7 |
| 2. |  スペイン |
2 | 1 | 0 | 5 | 3 | +2 | 7 |
| 3. |  オーストラリア |
1 | 0 | 2 | 4 | 6 | -2 | 3 |
| 4. |  サウジアラビア |
0 | 0 | 3 | 2 | 5 | -3 | 0 |
グループC
編集| 位 | 国 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. |  メキシコ |
1 | 2 | 0 | 2 | 1 | +1 | 5 |
| 2. |  ガーナ |
1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 0 | 4 |
| 3. |  韓国 |
1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 | 4 |
| 4. |  イタリア |
1 | 0 | 2 | 4 | 5 | -1 | 3 |
グループD
編集| 位 | 国 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. | ブラジル |
2 | 0 | 1 | 4 | 2 | +2 | 6 |
| 2. |  ナイジェリア |
2 | 0 | 1 | 3 | 1 | +2 | 6 |
| 3. | .svg){kind=small} 日本 |
2 | 0 | 1 | 4 | 4 | 0 | 6 |
| 4. |  ハンガリー |
0 | 0 | 3 | 3 | 7 | -4 | 0 |
7月21日の日本対ブラジルの試合はマイアミの奇跡を参照。
決勝トーナメント
編集※決勝トーナメントの延長戦はゴールデンゴール方式
| 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
| 7月27日 - マイアミ | ||||||||||
| ポルトガル (ASDET) | 2 | |||||||||
| 7月30日 - アセンズ | ||||||||||
 フランス | 1 | |||||||||
| ポルトガル | 0 | |||||||||
| 7月27日 - バーミンガム | ||||||||||
| アルゼンチン | 2 | |||||||||
| アルゼンチン | 4 | |||||||||
| 8月3日 - アセンズ | ||||||||||
 スペイン | 0 | |||||||||
| アルゼンチン | 2 | |||||||||
| 7月28日 - バーミンガム | ||||||||||
| ナイジェリア | 3 | |||||||||
 メキシコ | 0 | |||||||||
| 7月31日 - アセンズ | ||||||||||
| ナイジェリア | 2 | |||||||||
| ナイジェリア (ASDET) | 4 | |||||||||
| 7月28日 - マイアミ | ||||||||||
| ブラジル | 3 | 3位決定戦 | ||||||||
| ブラジル | 4 | |||||||||
| 8月2日 - アセンズ | ||||||||||
 ガーナ | 2 | |||||||||
| ポルトガル | 0 | |||||||||
| ブラジル | 5 | |||||||||
準々決勝
編集準決勝
編集
| #30 | 1996年7月31日
18:00 |
|---|
| ナイジェリア
|
4 - 3 (延長) |
ブラジル
|
|---|---|---|
ロベルト・カルロス  20分 (o.g.)イクペバ 78分カヌ 90分,  94分
|
レポート | フラビオ・コンセイソン 1分, 38分 ベベット 28分
|
3位決定戦
編集決勝
編集最終結果
編集| 順位 | 国・地域 |
|---|---|
| 1 | ナイジェリア
|
| 2 | アルゼンチン
|
| 3 | ブラジル
|
| 4 | ポルトガル
|
脚注
編集- ^ “Daylight saving time dates for U.S.A. – Georgia – Atlanta between 1990 and 1999” (英語). timeanddate.com. 2014年2月14日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- アトランタオリンピック男子サッカー競技 - FIFA.com