1994年のワールドシリーズ(1994ねんのワールドシリーズ)では、1994年に行われるはずだったメジャーリーグワールドシリーズについて記述する。

1994年のワールドシリーズ
ゲームデータ
試合日程 中止
チームデータ
ニューヨーク・ヤンキース (NYY)/AL東首位
シーズン成績 70勝43敗
シカゴ・ホワイトソックス (CWS)/AL中首位
シーズン成績 67勝46敗
テキサス・レンジャーズ (TEX)/AL西首位
シーズン成績 52勝62敗
モントリオール・エクスポズ (MON)/NL東首位
シーズン成績 74勝40敗
シンシナティ・レッズ (CIN)/NL中首位
シーズン成績 66勝48敗
ロサンゼルス・ドジャース (LAD)/NL西首位
シーズン成績 58勝56敗
 < 1993 ワールドシリーズ 1995 > 
 < 1993 ALCS 1995 > 
 < 1993 NLCS 1995 > 
 < 1981 ALDS 1995 > 
 < 1981 NLDS 1995 > 

概要

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オーナーがチームの総年俸に上限を定める「サラリーキャップ制度」を導入しようとしたものの、MLB選手会側がこれに反発し1994年8月12日から長期ストライキを行った。ストライキは翌年のシーズン直前の1995年4月2日までに及び、この年は残りの公式戦やプレーオフはもちろん、第一次世界大戦第二次世界大戦中も中止にならなかったワールドシリーズも中止となった。ワールドシリーズの中止は1904年以来90年ぶりで2回目である(この年はナショナルリーグ覇者のニューヨーク・ジャイアンツが対戦を拒否)。

なお、この年から東中西3地区制が導入され、各地区の優勝チームに加え、各地区の2位チームの中で一番勝率が高かったチームをワイルドカードとして加え、各リーグ4チームによってプレーオフを行うシステムが導入される予定であったが、ストライキによってプレーオフそのものが立ち消えてしまったため、このシステムが行使されるのは翌年の1995年に持ち越しとなった。

参考文献

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