1991年の政治
できごと
編集1月
編集2月
編集- 2月3日 - イタリア共産党(PCI)が、党名を左翼民主党(PDS)に改称し社会民主主義政党へ移行。西欧最大だった共産主義政党が消滅する。
- 2月23日 - 皇太子徳仁親王、立太子の礼。
- 2月27日 - 多国籍軍、クウェート解放。
3月
編集4月
編集- 4月1日 - 東京都庁が千代田区丸の内から新宿区西新宿に移転し、新東京都庁舎開庁。
- 4月6日 - イラク、国連安保理の停戦勧告を受諾(11日発効)。
- 4月9日 - グルジアが独立を宣言。
- 4月16日 - ミハイル・ゴルバチョフソ連大統領訪日(~4月19日)。
- 4月26日 - 海上自衛隊のペルシャ湾掃海派遣部隊が出発(自衛隊初の海外派遣)。
- 第12回統一地方選挙
5月
編集- 5月14日 - 毛沢東夫人・江青が自殺。
- 5月17日 - タイ王国で軍部が民主化デモを鎮圧(暗黒の5月事件)。
- 5月18日 - ソマリア北部がソマリランドとして独立を宣言。
- 5月21日 - ラジーヴ・ガンディー元インド首相暗殺。
6月
編集- 6月10日 - ポルトガル共和国議会選挙、与党である中道右派政党の社会民主党が大勝。
- 6月17日 - 南アフリカ共和国議会で人口登録法廃止法案が可決。アパルトヘイトが終結。
- 6月20日 - ドイツ、ベルリンへの首都移転決定。
- 6月25日 - スロベニアとクロアチア、ユーゴスラビアより独立宣言(9月8日、マケドニア共和国独立宣言)。
- 6月27日 - スロベニア、十日間戦争勃発(7月8日終結、スロベニア勝利宣言)。
- 6月28日 - 経済相互援助会議(コメコン)解散。
7月
編集- 7月1日 - ワルシャワ条約機構解体。
- 7月15日 - ロンドンサミット開幕(~7月17日)。
- 7月31日 - ジョージ・H・W・ブッシュ米国大統領とミハイル・ゴルバチョフソ連大統領、第一次戦略兵器削減条約(START I)に調印。
- 7月31日 - この年の統一地方選挙で日本社会党が敗北した責任をとり、土井たか子委員長・山口鶴男書記長の社会党執行部は敗北の責任により退陣。同日、後任の社会党委員長に田邊誠衆議院議員が就任。
8月
編集- 8月15日 - ソ連共産党、アレクサンドル・ヤコブレフ前大統領上級顧問の党からの除名を決定。
- 8月16日 - ヤコブレフ、ソ連共産党離党を表明。
- 8月19日 - ソ連8月クーデター発生。ゴルバチョフ大統領軟禁(21日、クーデター失敗)。
- 8月25日 - 白ロシア共和国独立承認。
9月
編集- 9月1日 - 埼玉県入間郡鶴ヶ島町が市制施行、鶴ヶ島市に。
- 9月6日 - ソビエト連邦、バルト三国の独立承認。
- 9月9日 - タジキスタンがソビエト連邦から独立。
- 9月11日 - アメリカ海軍の空母インディペンデンス、横須賀港に入港。
- 9月15日 - 白ロシア共和国、国名を正式にベラルーシ共和国に改称。
- 9月17日 - 韓国、北朝鮮が国連に同時加盟、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国も国連に加盟。
- 9月22日 - クロアチア、ユーゴスラビア軍と衝突(クロアチア紛争、1995年まで続く)。
10月
編集- 10月3日 - 海部俊樹首相、退陣表明。
- 10月14日 - ミャンマーのアウンサンスーチーにノーベル平和賞。
- 10月23日 - カンボジア和平に関するパリ協定調印。
- 10月27日 - ポーランド議会選挙。
11月
編集12月
編集脚注
編集参考文献
編集- 『世界を震撼させた三日間』(ミハイル・ゴルバチョフ著、福田素子訳、和田春樹解説、徳間書店、1991年、ISBN 4-19-354721-3)