1964年オーストラリア選手権 (テニス)
1964年 オーストラリア選手権(1964ねんオーストラリアせんしゅけん、1964 Australian Championships)に関する記事。オーストラリア・ブリスベン市内にある「ミルトン・テニスクラブ」にて開催。
大会の流れ
編集- 男子シングルスは「48名」の選手による6回戦制で行われ、シード選手12名と他の4人を加えた総計16名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。男子のシード選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- 女子シングルスは「27名」の選手による5回戦制で行われ、シード選手は8名であった。第1-第5シードの選手に「1回戦不戦勝」があり、下位シードと他の選手は1回戦から出場した。
シード選手
編集男子シングルス
編集- ロイ・エマーソン (優勝、2年連続3度目)
- フレッド・ストール (準優勝)
- ジョン・ニューカム (ベスト8)
- ケン・フレッチャー (ベスト4)
- ボブ・ヒューイット (3回戦)
- マーティン・マリガン (ベスト4)
- トニー・ローチ (ベスト8)
- オーウェン・デビッドソン (ベスト8)
- マイケル・サングスター (ベスト8)
- ロジャー・テーラー (3回戦)
- ユージン・スコット (2回戦=初戦)
- グラハム・スティルウェル (3回戦)
女子シングルス
編集大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- ロイ・エマーソン vs. トニー・ローチ 7-5, 6-2, 6-2
- マーティン・マリガン vs. ジョン・ニューカム 3-6, 6-4, 6-3, 6-8, 8-6
- ケン・フレッチャー vs. マイケル・サングスター 17-15, 4-6, 6-0, 6-1
- フレッド・ストール vs. オーウェン・デビッドソン 1-6, 7-5, 6-3, 6-2
準決勝
- ロイ・エマーソン vs. マーティン・マリガン 6-2, 9-7, 6-4
- フレッド・ストール vs. ケン・フレッチャー 6-4, 3-6, 6-3, 3-6, 6-3
女子シングルス
編集準々決勝
- マーガレット・スミス vs. マドンナ・シャクト 4-6, 6-1, 6-1
- ジャン・レヘイン vs. ヘレン・グーレイ 6-2, 6-0
- ロビン・エバーン vs. ジュディ・テガート 6-2, 6-4
- レスリー・ターナー vs. ジル・ブラックマン 6-1, 6-3
準決勝
- マーガレット・スミス vs. ジャン・レヘイン 6-4, 6-2
- レスリー・ターナー vs. ロビン・エバーン 6-3, 6-1
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス: ロイ・エマーソン vs. フレッド・ストール 6-3, 6-4, 6-2
- 女子シングルス: マーガレット・スミス vs. レスリー・ターナー 6-3, 6-2
- 男子ダブルス: ボブ・ヒューイット& フレッド・ストール vs. ロイ・エマーソン& ケン・フレッチャー 6-4, 7-5, 3-6, 4-6, 14-12
- 女子ダブルス: レスリー・ターナー& ジュディ・テガート vs. マーガレット・スミス& ロビン・エバーン 6-4, 6-4
- 混合ダブルス: ケン・フレッチャー& マーガレット・スミス vs. マイケル・サングスター& ジャン・レヘイン 6-3, 6-2
外部リンク
編集参考文献
編集- “Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
- Bruce Matthews, “Game, Set and Glory: A History of the Australian Tennis Championships” (ゲーム・セット・栄冠-オーストラリア・テニス選手権の歴史) The Five Mile Press, Victoria, Australia (1985) ISBN 0-86788-078-3
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